病院で起こる事件を描く濱嘉之著「院内刑事 ブラック・メディスン」講談社文庫、病院を舞台にしていることから、地域包括ケアシステムも触れている。例えば「川崎殿町病院さんは地域との関係が希薄であることが最大のネックかと思いました。でも、それはこの病院の立ち位置を考えれば至極当然のことで、神奈川県北東部に位置する総合病院の中で、羽田空港という重要な交通拠点を抱える立場としては仕方がないのかもしれません」「そうですね、地域包括ケアシステムというのは近隣住民だけでなく、周囲の環境に応じた包括的なものですから、空港だけでなく、近隣の企業従業員に対するケアシステムと考えればいいのかもしれません」と述べる。
介護の発想では地域にとらわれるが、こうした見方、考えもある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます