介護につかれた介護者への支援ができたというケアマネジャーが多くいるというインターネットインフィニティ毎日新聞の報告と、介護サービスに不満を持つ介護者も多くいるという日本政策金融公庫調査がある。両方とも多分、事実。問題とするのはケアマネジャーと利用者家族との間にすれ違いがあることだ。
インターネットインフィニティと毎日新聞の共同調査は、ケアマネジャーが接した介護者で追い詰められていると感じた割合は93%にのぼると報告している。介護者のほとんどが介護に疲弊しているといえるだろう。その時ケアマネジャーのほとんどが何らかの対応ができたと思っている。

日本政策金融公庫総合研究所の調査レポートは介護者の意向から見たが、介護職特に介護支援専門員から見た介護者の様子をインターネットインフィニティと毎日新聞が共同で調査した。
http://www.caremanagement.jp/?action_enq_user=true&page=cmnr160301
2つの調査結果を見比べることで、新しい発見がある。
介護サービスを利用した介護者の意向調査をした日本政策金融公庫総合研究所の調査レポートは、エンドユーザーのさらなる満足を得るために介護サービス事業者のインターネットを活用した情報提供、経営のガバナンス確立そして収益確保のために保険外サービスへの取組を提案している。

日本政策金融公庫総合研究所が2月9日にインターネットで20歳以上の男女1,059人に介護サービス中でも訪問介護と通所介護の利用者側の意向調査を行った報告がある。抑えた表現だが、中身は読み方によっては刺激的なレポートだ。

