重要事項説明書と運営規程の改定

今回の制度改定を受けて居宅介護支援事業所の重要事項説明書と運営規程の改定を考えるに際しては、改定された「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」をもとに行う。改定された基準は「基本方針」「内容及び手続きの説明及び同意」「指定居宅介護支援の具体的取扱い方針」「運営規程「勤務体制の確保」「業務継続計画の策定等」「感染症の予防及びまん延の防止のための措置」「虐待の防止」「電磁的記録等」と多岐。
この改定項目すべては運営規程に記載し、そのなかから利用者に説明をしなければならない部分は重要事項説明書を改定する。

運営規程、重要事項説明書をかえる

今回の改定では介護報酬だけでなく運営基準も改定された。それに伴い運営規程と重要事項説明書も変える必要があるが、改定内容が多いので何をどう変えていいかわからない、どうしたいいかと相談が多く寄せられている。

LIFEマイスター

令和３年度にはLIFEマイスターというLIFEのデータ活用を事業所にで出向いて支援する体制を拡充するという。
データの意味するところを汲み取れないと活用もできない。

報酬改定実務者向けセミナー

日本在宅介護協会神奈川県支部主催の「令和３年度報酬改定に伴う実務者向けセミナー」に参加、バイアスのかからない厚労省職員からの話は大事だ。

人事

社会保険診療報酬支払基金審議役から老人保健課長への人事が４月６日発令された。
社会保険診療報酬支払基金はKDBを運用しているのでこの人事はLIFEを重視する表れかと思う。

懐話ふだ、いいぞ！

大学生が考案、パッケージ印刷会社（明成孝橋美術）が作った「懐話（かいわ）ふだ」、神経衰弱のような使い方でめくった裏に書いてあることを話題にするというゲーム。
ディや施設でも使えるがやはり家で年寄りが孫と一緒に遊ぶと会話が弾む方がいい。

院内クラスターの教訓と対策

多くの院内クラスターが発生した病院医師が感染した経験をもとに教訓と対策を説明している。老健はもちろん介護施設での対策に参考になる。
https://navi.carenet.com/c1/ex/5O-m5Agy_X3mIBxgNa2EuCi4U-6avVrUTQU1UdeSSV4/carenetv.carenet.com/series.php?series_id=388
４月７日まで公開。

多頭飼育パンフレット

複数飼育・多頭飼育することで一頭では問題にならない災害時の避難の困難さ、動物間の関係への配慮、健康管理と餌の管理が複雑になり近隣への配慮などのリスクを啓発するパンフレットもある。
動物を飼っている利用者には伝えておいた方がいいかもしれない。

多頭飼育探知チェックシート

環境庁が出した「多頭飼育対策ガイドライン」には探知チェックシートもある。項目には正確、意思疎通、飼い主の生活状況と飼い主にも焦点を当てている。

ケアマネジャーもかかわる多頭飼育対策

環境庁が出した「多頭飼育対策ガイドライン」には、解決を図るには３つの影響「飼い主の生活状況の悪化」「動物の状態の悪化」「周辺の生活環境の悪化」を把握することをあげ、「飼い主の生活状況の悪化」では高齢者福祉、精神保健福祉、生活困窮等飼い主の社会福祉にかかる問題が潜んでいる事例もあると、ケアマネジャーの役割もあげている。