浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ETV特集

2011-07-31 23:22:14 | 日記
 テレビを見ない私が、とにかく見るのはNHK教育の日曜日、夜10時からのETV特集である。NHKの7時のニュースなど、多くの人が見る時間の番組は、問題があることが多い。

 しかし、ETV特集だけは、安心してみていられるし、また大いに心を動かされる。

 今日は、「失われた3万冊のカルテ~陸前高田市・ゼロからの医療再生~」である。

http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0731.html

 高齢者の多い陸前高田市の県立高田病院の震災後の取り組みをとりあげたものだ。

 石木院長はじめ、病院スタッフによる高齢者の多い地域医療はどうあるべきかを追求しているときに、大震災に見舞われ、巨大津波が病院を襲った。病院は壊滅状態になった。今までの病院では診療はできない。

 病院を失った後、石木院長はじめ病院スタッフらが(石木院長らスタッフにも家族を失った人がいる、その悲しみを乗り越えて)、困難な状況の中、一丸となって地域医療に取り組む姿が描かれていた。交通困難なところであっても、病院がないから、医療機関に行く手段がないからといって、病院スタッフがそれぞれの家庭に足を運ぶ。そして高齢者の現状を知り、医療スタッフだけでなく福祉関係の人、保健師などと連携して、地域の人々の命と健康を守ろうとする。

 本当に頭が下がる。世の中には、このように立派な人がたくさんいる。彼らは当たり前のことをしていると思っているのだろうが、その生き方そのものが、感動を呼び起こす。ありがとう。

 こういう人々を取材するETV特集のスタッフにも感謝したい。

 今では死語に近いが、「世のため人のため」という言葉が、私は好きだ。 
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東京の道路

2011-07-31 07:43:22 | 日記
 昨日、家人の退院のために東京に車で行った。東名では事故による短い渋滞が2ヶ所あったが、そんなに時間はかからなかった。しかし横浜町田インターから、反対車線は用賀料金所の先までずっと渋滞であった。都内から出ていく車の渋滞が20キロ以上だという。
 東名をでて環状八号線を北上したが、ここも渋滞。7~8年かまえにも環8を通って東北自動車道に出たことがあったが、そのときもひどく渋滞していた。

 家人を乗せて帰ろうとしたが、東名の渋滞状況は改善されていなかったので、所沢の親戚に行った。その後、関越、圏央、中央の自動車道を使い御殿場に出て、東名に入って帰宅した。このコースではまったく渋滞はなかったが、中央道の上りは渋滞。

 東京都内で自動車を持っていた場合、蔓延する渋滞により都内では普通には走れない、だから休日に東京を離れて行くのだろうかと思った。

 いつもいつも、東京は車だけではなく、人も多い。どこからこんなに湧いてくるのだろうかと思うくらいいつでも大勢の人がいる。東京に学生時代住んだこともあるし、子ども二人は東京で生活している。しかし今の私は、こんなに混雑した東京では生活できない。

 東京一極集中が、新自由主義の台頭によりさらに進んだとも言われている。東京一極のために、僻遠の地に原発をつくり送電し、事故を起こして国土の一部を住めなくした。都内の道路を渋滞で覆い尽くした。これによる経済的損失は莫大であろう。

 均衡ある国土の発展という方針は、いつのまにか政策から消えてしまっている。地方は、東京を支える構造、東京の植民地のようになっている。地方で育まれた人材は、東京へ、東京へと集まる。関西の大学を卒業した者ですら、就職は東京だ。

 地方は若い人が東京などに出て行くため人口が減り、さらに高齢化も進む。労働人口が減り、地方財政も厳しい状態だ。

 日本には地方発展の政策がなくなっている。

 
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