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浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

政治家の本質

2011-07-05 08:35:45 | 日記
 日本の政治家のほとんどは、自己の欲望(権力欲、名誉欲・・・)などきわめて個人的な欲望のために政治家を志す。この地域からでている政治家も同様だ。とくに松下政経塾出身の政治家には、そういうものが多い。

 ところで、松本復興大臣が岩手や宮城で、みずからの本質を端的に表現する言動を行った。これが日本の政治家の姿だ。「おれは偉いんだ」という虚構の自画像に依拠して、知事をはじめ国民、県民を見下す。こういう人物が大臣となる、いや政治家となって国会に入り込む。そして首相は、こういう人物を大臣にする。

 こういう政治家を選出したのは、国民である。とくに福岡県の選挙民は人を見る目がないようだ。解放運動のリーダーであった松本治一郎。その後継らしいが、その志ではなく、地位だけを後継したようだ。

 「世のため人のため」ということばがある。自己のためではなく、「世のため人のため」に身を捨てる覚悟をもった、そういう政治家はいないのである。
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