NHKの番組のなかには、よいものも少しはあるが、政治ニュースに関しては、ほぼ完全に国営放送、安倍政権のプロパガンダとなっている。
今日の『東京新聞』の「ホンネのコラム」。これは『東京新聞』の「特報」欄に掲載されているコラムだ。毎日執筆者は異なるが、『中日新聞』は佐藤優氏のときだけ掲載している。
今日は齋藤美奈子氏。「ニュースのしくみ」というテーマで、NHKのニュースを扱っている。
2006年から3年間、統合幕僚長を務めた齋藤隆氏が、「これまでの活動で戦死者が出なかったのはラッキーだったが、そのことに甘えてはいけないのではないか。国家や国民は戦死者にどのように向き合うか、そろそろ考えておく必要がある」と語ったそうだ。昨日の21時過ぎのことだ。
自衛隊の元幹部は、「参戦法案」により戦死者がでることを予想しているのだ。
さてNHKはこの後、菅官房長官の「わが国をめぐる安全保障環境が極めて厳しい中で今回の法制は不可欠だ」の談話を紹介し、次いで中国の「国防白書」の南シナ海問題でアメリカを非難し、中国政府は「この問題で妥協しない姿勢を明確にした」と報じ、その後にアメリカの有力議員の「中国のやり方は非常に攻撃的だ。大きな脅威で見過ごすことはできない」という声を報じたそうだ。
NHKは、「参戦法案」を成立させようと、「巧みな洗脳」をしようとしていると、齋藤美奈子氏は指摘する。
NHKは、もう「公共放送」ではなく、「国営放送」なのである。