5月15日に早稲田大学で行われた集会の模様を撮影した動画を見た。
http://www.news-pj.net/movie/21230
最後のシンポジウムは、中身が濃いものだった。特に作家・浅田次郎氏の発言は考えさせるものであった。
ボクなりに要約すると、こういうことだ。
現在の問題は、日本人が近現代史についての歴史知識がないということからきている、歴史的な知識のうえに構築される歴史認識、それがないと歴史を情緒的にしか捉えられなくなる。
たとえば、歴史小説とか、テレビの歴史物とか、そこから形成されるイメージをあたかも歴史的事実であるかのように思い込む。
きちんとした歴史認識がないと、自己認識すら危うくなる。
今生きている人は、自らの幸不幸の由来を尋ねるべきだ。今の幸せ(不幸せ)は、どこから生じてきたのかを、家族の歴史のなかに見つけ出す。それは日本の近現代史をさかのぼることになる。
浅田次郎の小説はいくつか読んだが、ハッピーな結末になる、優しい小説だと思ったことがある。今度は、彼の歴史小説に挑戦してみよう。
http://www.news-pj.net/movie/21230
最後のシンポジウムは、中身が濃いものだった。特に作家・浅田次郎氏の発言は考えさせるものであった。
ボクなりに要約すると、こういうことだ。
現在の問題は、日本人が近現代史についての歴史知識がないということからきている、歴史的な知識のうえに構築される歴史認識、それがないと歴史を情緒的にしか捉えられなくなる。
たとえば、歴史小説とか、テレビの歴史物とか、そこから形成されるイメージをあたかも歴史的事実であるかのように思い込む。
きちんとした歴史認識がないと、自己認識すら危うくなる。
今生きている人は、自らの幸不幸の由来を尋ねるべきだ。今の幸せ(不幸せ)は、どこから生じてきたのかを、家族の歴史のなかに見つけ出す。それは日本の近現代史をさかのぼることになる。
浅田次郎の小説はいくつか読んだが、ハッピーな結末になる、優しい小説だと思ったことがある。今度は、彼の歴史小説に挑戦してみよう。