浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

自殺した「報道ステーション」の代わりに

2015-05-01 22:16:56 | メディア
 自民党、政治権力の圧迫に屈した「報道ステーション」を見るのをやめてラジオを聴こう。

 それは荻上チキの“session22”である。22時からTBSラジオでやっている。もちろん、TBSラジオはふつうのラジオでは聴けない。しかしネットでは聴くことができる。

 まずTBSラジオのホームページに行く。

http://www.tbs.co.jp/radio/

 そして、荻上チキのその番組をクリックする。

 すると、次のサイトに入る。

http://www.tbsradio.jp/ss954/

 そこの右側にある「ストリーミング放送を聴く」をクリックする。

 今日は、労基法改悪に関する討論である。

 ただし、ストリーミング放送はCMのときには聞こえなくなるので注意。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015-05-01 19:33:12 | 
 今日、4冊の本が来た。近くの本屋がなくなり、仕方なく最近は通販で購入している。今日来たのは次の本だ。

マイケル・ハワード『ヨーロッパ史における戦争』(中公文庫)
ウィリアム・マクニール『戦争の世界史』上(中公文庫)
川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)
マリー・マニク・ロバン『モンサント』(作品社)

 某所で行う講座のテーマに関わる勉強のために、購入したのが上三冊。『砂糖の世界史』は、書庫のどこかにある筈だけど見当たらないので再度購入。

 某所で行う講座の第一回のテーマ。「ヨーロッパの起源は戦争という鉄床の上でたたき出されたのだ」という中世史家のことばにあるように、ヨーロッパは戦争に明け暮れていた歴史をもつが、「鎖国」は、そうした戦争や侵略を旨とする欧米諸国と断絶する手段であったのではないか、あるいは結果的に好戦的なヨーロッパ諸国と関係を絶つことになったのではないか、と考え始めたのである。
 日本の「戦争と平和」の歴史を、グローバルな視点から見直すというのが、講座を通じてのテーマである。

 ひたすらその関係の本を読みふけっているが、なるほど、ヨーロッパは他民族の侵入、宗教間の対立、教皇と皇帝・国王との対立、傭兵のなかでの抗争・・・・・・など、ひたすら戦いに耽っている。ヨーロッパの現代が希有な時代ではないかと思ってしまう。

 今まで考えたことのないテーマをもって、いろいろな本を読むと、新しい発見が次々とある。みずからの脳の活性化を図るためでもある。

 『モンサント』は、安倍首相がアメリカでアメリカに貢献することを約束したので、おそらくTPPも早期に妥結してモンサント社も一挙に日本支配を推進してくるだろうと思い、その結果がどうなるかを他国・他地域での経験から学んでおこうと買ったものだ。読めるかどうかはわからないが、とにかく買った。もう4刷である。

 活字を追いかけないと、頭脳は劣化してしまう。現代をどうするかという問題意識を持って、とにかく学ぶのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする