福島の子どもたちに甲状腺ガンになる人が多い。しかし福島県や県の甲状腺ガン検査に関わる者たちは、なぜか福島原発事故と甲状腺ガンとが結びつかないように必死に努力しているように見える。
私は今迄生きてきて、甲状腺ガンにかかった子どもなんて一人も知らない。
原発事故により大量の放射能が放出された→多くの人々が被曝した→子どもたちの中に甲状腺癌の患者がでてきた。
もうこれだけで、子どもたちの甲状腺ガンの原因は、福島原発事故と推定できる。しかし、そうではない、過剰診療の結果だ、だからこれからは検査はやらないほうがよい、などと、福島県とそれに関わる医者たちは、学校に話しにいっているそうだ。
残念ながら、というか、幸運にもというか、放射能の被曝によりすべての子どもがガンにかかるわけではないから、福島県やそれに関わる医者たちは、そういうことを言えるわけだが、しかしガンになってしまった子どもたちは今後厳しい日々を送らなければならない。
今日届いた『世界』(岩波書店)四月号には、白石草さんの「小児甲状腺がん 何が起きているか」というルポが載っている。
福島県も、甲状腺ガン検診に関わる医者たちは、ほんとにひどい人たちだ。
ついでに記しておけば、私は県をなくして道州制にする、という案に今迄反対していたが、今は考えを変えている。県はいらない。なぜか。県は国策の督励機関であるからだ。これは戦前から始まっているが、戦後の改革でも何も変わっていない。原発事故が起きた時の福島県の対応をふりかえれば、それははっきりと示されている。また地方自治体の施策を調べると、それが顕著にわかる。
昔も今も、政府→都道府県→市町村という上意下達の命令系統は健在であるということだ。
私は今迄生きてきて、甲状腺ガンにかかった子どもなんて一人も知らない。
原発事故により大量の放射能が放出された→多くの人々が被曝した→子どもたちの中に甲状腺癌の患者がでてきた。
もうこれだけで、子どもたちの甲状腺ガンの原因は、福島原発事故と推定できる。しかし、そうではない、過剰診療の結果だ、だからこれからは検査はやらないほうがよい、などと、福島県とそれに関わる医者たちは、学校に話しにいっているそうだ。
残念ながら、というか、幸運にもというか、放射能の被曝によりすべての子どもがガンにかかるわけではないから、福島県やそれに関わる医者たちは、そういうことを言えるわけだが、しかしガンになってしまった子どもたちは今後厳しい日々を送らなければならない。
今日届いた『世界』(岩波書店)四月号には、白石草さんの「小児甲状腺がん 何が起きているか」というルポが載っている。
福島県も、甲状腺ガン検診に関わる医者たちは、ほんとにひどい人たちだ。
ついでに記しておけば、私は県をなくして道州制にする、という案に今迄反対していたが、今は考えを変えている。県はいらない。なぜか。県は国策の督励機関であるからだ。これは戦前から始まっているが、戦後の改革でも何も変わっていない。原発事故が起きた時の福島県の対応をふりかえれば、それははっきりと示されている。また地方自治体の施策を調べると、それが顕著にわかる。
昔も今も、政府→都道府県→市町村という上意下達の命令系統は健在であるということだ。