浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

おかしな国・ニッポン

2018-03-28 20:10:26 | その他
 これが正論。

自民党、佐川氏証人喚問で「官僚に勝手に公文書を改ざんされる」というガバナンス能力の致命的な欠如を露呈するもなぜか喜んでしまう
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笑止千万

2018-03-28 12:35:55 | その他
 森友問題、加計問題、さらに下記の疑惑、安倍夫妻と関わる人びとが、皆国家から優遇されている。タダで国有地がもらえるのだ。

まだあるアンタッチャブルな昭恵夫人“案件”を徹底検証

 これほど、正義や真実がないがしろにされる時代はない。なにしろ、日本国家のトップ夫妻とその取り巻きがやっているのだから始末に負えない。

 しかしそういう者どものが、道徳に積極的なのには驚く。

 安倍の親衛隊の一人、八木秀次が、道徳教科書に関与したそうだ。

道徳教科書検定にヘイト本、児童レイプマンガ出版の「晋遊舎」の教科書が合格! “アベ友”八木秀次が仕掛人

 安倍一味が、道徳に関与するなんて笑止千万である。

 しかし、それが今の日本である。安倍が首相となって、よいことは何ひとつない。

 今や、日本の倫理道徳が地に堕ちているのだ。
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何処の国にも・・・・

2018-03-28 08:08:36 | その他
 何処の国にも、正義を汚す輩がいる。

銃撃を生き延び、沈黙スピーチで注目された高校生、ねつ造画像がネットで拡散
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紡績会社のこと

2018-03-28 07:02:51 | その他

 以前、このブログにひどい親ほど・・・を書いた。

 そのなかに、近藤紡績という単語を入れた(HPにアクセスしたら、Don`think,feelという文字を見つけた、Do not think,work.の間違いではないかと思った)。

 今日、そこで働いていた方からコメントが来ていた。

 近藤紡績浜松工場、今は「イオン市野」となっていて、昔、ここで少女たちが働いていたことを知る人は少なくなっているはずだ。

 私はこの工場の内部を知っている。

 当時の労働基準法は、女性の深夜労働が禁止されていた。午前5時から午後10時までは働かせることができるが、それ以外の時間は働かせてはいけない。

 少女たちは、朝5時から13時45分まで働く早番と、13時45分から夜10時30分まで働く後番とに分かれていた。おそらく10時からの30分は何らかの工作が行われていたのだろう(詳しくは、それを記した資料を見なければならないが、今それを調べる余裕はない)。

 ところが、この工場は、4時55分から機械を始動させていた。女子労働者は、したがって、4時55分には自分が任されている「台」の前に立たなければならない。しかしおそらくこの5分間は、ただ働きだ。それをずっと続けていた近藤紡績。

 浜松市には当時、近藤紡績の他に、東棉紡(その敷地はイトーヨーカドーとなり、イトーヨーカドーが撤退した後はコストコ等になっている)、東洋紡(雄踏街道拡張によりなくなった)があった。

 そのなかで、労働環境のもっとも悪いのが近藤紡績であった。

 そこで働く若年女子労働者は、4年制の定時制高校、昼間2交代制の高校に通っていた。そういう高校は、静岡県西部には、浜松城南高校、磐田南高校、新居高校があった。城南だけが単独校で、他は併設であった。いずれも2交代で働く繊維産業で働く女子労働者が通う高校であった。

 彼女たちは、概して貧しく、地元の高校に行けないから全寮制の紡績工場で働き、高校に通った。高校卒業の資格を取得したいために、過酷な労働に耐えながら、高校に通った。4年間、ある週は朝眠い目をこすりながら起床し、ある週は深夜まで働いた。

 4年間が終わり、彼女たちは卒業を迎える。ところが、高校卒業と同時に社会に旅立つことは阻止される。一度に退職したら、工場が困るからだ。だから、「会社、やめさせてくれない」という。

 退職の自由すらも、彼女たちにはなかった。退職させないために、彼女たちが貯金していた社内預金、それをおろさせない。労基法違反である。まだまだ労働法制を知らない彼女たちを、思う存分働かせていた。

 戦前の「女工哀史」は、戦後も存続していたのである。

 しかし、彼女たちが生活し、通っていた学校は、今は残っていない。彼女たちの青春の思い出は、繊維産業の衰退と共に消されていった。

 日本の支配層は、いらなくなったら消す、のだ。そういう社会に、私たちは生きている。

 【追記】 この問題については何度か書いている。ここをクリック

 

コメント (3)
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未来に期待できない時代

2018-03-28 06:43:49 | その他
 夢を見た。何故か私はバイクに乗っていた。坂を登った、しかしそこは不毛の大地がひろがっていた。

 坂を登る前、夢の中で、私には不快のことがあった。依頼されて講演に行った。私の前に一人が話した。しかしその人の話がなかなか終わらず、私の出番はなくなった。すいませんでもなく、また講師料をもらうことなく私は帰ることになった。バイクで走っていたとき、坂があったのだ。

 朝目ざめて、夢と知った。その時、思った。これは今の時代のことだと。

 昨日、森友問題で佐川前国税庁長官が国会で証人に立った。詳しい状況を私は知らないが、何も成果はなかったはずだ。彼が真実を話すわけがない。彼は現代の勝ち組であり、このあと仕事をしなくても、ばく大なカネが入ってくる人生が待っている。もちろん、体制にベッタリくっついていればの話しだが。

 しかし、社会における負け組の人たちには、希望はない。

 もう日本は階級社会となり、下層階級はこのままでいけば下層のまま、おそらく子孫も下層であるという、固定的な社会に入っている。ほぼ封建社会である。経済的格差が永続的な身分と化している。

 となると、努力しても、頑張って坂の上に登ろうとしても、その高さはさほどでもなく、下層は下層のままだ。

 また民主主義社会といいながら、政治が私物化され、首相と縁があり、また友人であり、また思想が同じであるというような人々に、カネや地位、様々な便宜が与えられる。そうでないものは、生活保護費が大胆に削られたように、棄てられる。

 民主主義社会、これが?

 森友問題や加計問題など、少しは権力側で自浄作用が働くかと思えば、昨日の自民党議員の質問のように、かばい合う。自浄作用は、権力側にはまったくない。

 要するに、良き社会、より民主的な社会や体制にする意思は皆無なのである。

 庶民がヤケになる、あるいは頑張らない、あるいはよりよいものを求めようとしない、つまり未来に期待できないから期待しない、という心性となるのもわかるような気がする。

 時代閉塞の状況。これを突破しない限り、未来はない。
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