Amazon primeで「ワン・サニーデイ One Sunny Day」を見た。韓流である。
婚約者のいる女性と別れたひとりの男が、ソウルから済州島にやってくる。男性が安宿で宿泊中、財布などを盗まれる。同じ飛行機で、取材にきた女性も、携帯電話を盗まれる。同じ時に警察署に被害届を出す。
そして同じ民宿に泊まり、それぞれがそれぞれの仕事をする。離れたり合流したり・・・・。最後は、めでたし、めでたしとなる。
若い男性と若い女性の出会い。そしていつのまにか好意を持ち、しかしそれが本当なのかどうかを自らの心に問いながら、また相手の気持ちもわからないから相手の顔色をうかがい、おっかなびっくり会話をする。
その動きが、済州島の美しい景色と、そして音楽をバックに展開する。
韓流が中高年の間で流行る理由もわかる。
ノスタルジア。若かった頃、そういう恋愛の体験、あるいは疑似体験をしながら現在に至った中高年。もうあの時代に戻ることはない。
もう現実化することのない夢が、ドラマとして美しく描かれる。
私も見入ってしまった。女優のキム・ジウォンさん、とても美しい女性である。残念ながら私の周囲にはいなかったなあ。