浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「ちむぐりさ」

2020-06-17 14:50:32 | 社会
 沖縄には「ちむぐりさ」いう言葉があるという。『週刊金曜日』6月12日号の渡瀬夏彦氏の文に書かれていた。
 沖縄の言葉には「悲しい」という日本語にあたるような言葉がないのだそうだ。そのかわりに、「ちむぐりさ」、漢字で書けば「肝苦さ」がある。心が苦しいという意味だが、「人の痛みを自らの痛みとして感じる心」だそうだ。

 「人の痛みを自らの痛みとして感じる心」、共感かな。人間にとって必要な感覚である。

 『週刊金曜日』のこの号には、伊藤詩織さんがはすみとしこというマンガ家らを名誉毀損で提訴した記事もある。はすみ某が伊藤さんについてかいたマンガやそれに附随することばは、共感も何もない。あるのは攻撃と揶揄だ。

 伊藤さんがはすみ某のマンガを見て、ショックを受けたことは容易に想像できる。

 ネット空間には、「ちむぐりさ」がないものが多い。

 
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「記者たちが権力者に迎合しすぎています」

2020-06-17 14:32:25 | 政治
 私は東京都民ではないので、都知事選にほとんど関心はない。というのも、今まで東京都民は、石原慎太郎らネームバリューで投票しているからだ。

 以前森嶋通夫氏が「選挙民は、政策が何であるかをほとんど知らずに投票するのである」(『サッチャー時代のイギリス』岩波新書で、日本汚染きょんに関して記したこと)と指摘していたが、今でもまったく変わらない。要するにネームバリューとかテレビへの露出度をもとに投票活動をしている。

 タイトルのことばは、『女帝 小池百合子』の著者がインタビューで語った一節である。

『女帝 小池百合子』著者に聞く、小池都知事に賛同できない理由

 そして最後に語ったのは、

「日本では残念ながら女性側の人材の裾野の小ささもあり、メルケル氏や蔡氏のような、能力があって実務ができ、真摯な言葉で人を感動させることができる女性リーダーがなかなか出てきません。日本でも早く出てきてほしいと思います。」

 なるほど、実感!!
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ピンハネ国家

2020-06-17 14:29:55 | 政治

ピンハネ国家・日本の現実…持続化給付金「再委託」の圧倒的なヤバさ
不透明なところだらけです
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