日本の国会議員の歳費(報酬)は世界的に見ても、かなり高額である。それ以外にも、議員パスがあり、JRはタダだ。
しかしこういう輩がいる。
日本の国会議員の歳費(報酬)は世界的に見ても、かなり高額である。それ以外にも、議員パスがあり、JRはタダだ。
しかしこういう輩がいる。
軍隊は「運隊」ともいわれる。どういう指揮官のもとで戦闘に参加するのか、無能な指揮官の下では死者はもとより傷病者も格段に増加する。
15年戦争全体では、いまさら指摘するまでもなく、科学的な根拠に基づかない、あるいは正確な情報を獲得することもできないままに、無能な指揮官の指揮により敗退し、多くの死傷者がでた。精神論のみが幅をきかせ、敢闘精神があれば勝てるなどと、指導部は兵士を煽り多くを死なせ、それだけではなく兵站を軽視したがために、日本兵士の多くは餓死乃至は栄養失調で亡くなっている。
そういう戦いをした日本国で、自民党の政治家が「敵基地攻撃能力」をと叫んでいる。
しかし、である。日本の政治家や支配層は、戦争をほんとうに戦えるのか。私はまったくムリだと思う。「敵基地」への攻撃能力という場合、「敵基地」はどこにあるのかをきちんと把握しなければならない。最近は可動式の車両にのせてミサイルなどの位置をかえるから、「敵基地」を発見することは難しい。「敵基地攻撃」を叫ぶ前に、「敵」は位置を見破られないように措置をしているはずだ。
とにかく、日本の政治家は〇〇が多い。
さて新型コロナウイルスであるが、これもある種の「戦争」であろう。この場合も、「敵」であるウィルスとの戦いで勝利を得るためには、ウィルスがどこにいるのかを確定しなければならない。そのためには、ウィルスを隠し持っている者たちを発見しなければならない。発見したら直ちに彼らウィルス保持者がほかの者にウィルスを感染させないような対策をとらなければならない。まさに「敵基地攻撃能力」をもたなければならないのだ。
ところが、日本国家は、ウィルスとの戦いを放棄しているとしか考えられない。まず第一に、「敵」であるウィルスを探知しない。ウィルスを隠し持っているかどうかは検査しなければわからない。しかしそれをしない。「敵」が自由に動き回ることを許しているのだ。「敵」の動きを探知しないから、どこにウィルスが出てくるかは不明である。だから出たとこ勝負的な方法しかとれない。神出鬼没のウィルスの跳梁を許しているのだ。
戦っているようにみえても、実際は国内での「敵」の自由な攻撃を許しているのである。検査して「敵」を発見し、ほかに感染させないように隔離し、治療する。これが正しい戦闘の仕方である。
COVID-19に対して、闘おうとしない日本政府では、戦闘はできない。きちんとした作戦を立てられないからである。
韓国、中国、台湾、ニュージーランド、オーストラリアなどアジア・オセアニア地域で、もっとも死亡者を多数出しているのが日本である。
まちがった作戦、作戦ともいえない「敵」(ウィルス)任せでは、戦いには勝てるわけがない。
感染者が増えてくると、第何波だと騒ぎ、外出するな、飲食店は早く終われなどと、人びとの自由を奪うことだけをしている。自分たちは、「敵」をさがす努力もしない。
日本国家には戦争する資格がない。過去も今も、指揮官が無能だからである。無能な人間を指揮官にする日本という国は、もう終わっている。