都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」 森美術館
森美術館(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」
3/20-7/4
「日本のアートシーンの明日を見定めます。」(チラシより引用。一部改変。)森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」へ行ってきました。
毎年、それこそ「今」(チラシより引用。)のアーティストが多様な表現を繰り広げる、半ば都内でも随一の現代美術のグループショーとでも言えるのかもしれません。なお今年は、先だっての「アイ・ウェイウェイ」展と同様、会場内の写真撮影が可能でした。と言うことで、以下、印象に残った作家などを写真メインで挙げてみたいと思います。
作家:照屋勇賢
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照屋というと最近では上野の森の個展も印象に残りましたが、私の中でのベストはやはり吾妻橋の「水に浮かぶ島展」です。今回はお馴染みのペーパークラフトがメインでした。
作家:志賀理江子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の「オン・ユア・ボディ:でちらしの表紙を飾った作家です。実はその時の記憶は殆どありませんが、今回は作品でスペースをぐるりと取り囲んだような展示方法に感心させられました。
作家:加藤翼
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
いきなり登場する巨大な箱が意表を突きます。千葉・柏のメインストリートを転がしている映像を見て面白さが伝わってきました。一度、実際に見てみたいものです。
作家:鈴木ヒラク
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
まるで宝石が散りばめられたかのような輝きを放っていますが、良く目をこらして見るとその素材は何と道路の反射板でした。
作家:青山悟
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
ミヅマであった個展の森美術館バージョンと呼んでも差し支えないかもしれません。暗室に浮かび上がる刺繍の美しさは何度見ても格別でした。
作家:米田知子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
原美の個展を見損ねてしまった私にとっては嬉しい展示でした。米田知子の写真作品が展覧会全体を引き締めています。
作家:森村泰昌
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の個展にも同様の作品があったかもしれません。最後に森村の力強いこぶしに叩きつぶされて会場を後にしました。
なおブログには感想を書き損ねてしまいましたが、今回のクロッシングは国立新美術館で開催されていたアーティストファイルと同じ日に観覧しました。グループ展という同じ体裁をとりながらも、コンセプトは全く異なる両展覧会でしたが、今年ばかりは新美の方が何となく楽しめたような気がします。クロッシング特有の熱気は嫌いではありませんが、私の理解のなさを差し置いても、何か全体として貫く軸を得ることは出来ませんでした。
なおオーディエンス賞の締め切りが6月8日と迫っています。(発表は6月13日。)私は迷うことなくパフォーマンスの雨宮庸介に投票しました。
ロングランの展覧会です。7月4日まで開催されています。
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」
3/20-7/4
「日本のアートシーンの明日を見定めます。」(チラシより引用。一部改変。)森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」へ行ってきました。
毎年、それこそ「今」(チラシより引用。)のアーティストが多様な表現を繰り広げる、半ば都内でも随一の現代美術のグループショーとでも言えるのかもしれません。なお今年は、先だっての「アイ・ウェイウェイ」展と同様、会場内の写真撮影が可能でした。と言うことで、以下、印象に残った作家などを写真メインで挙げてみたいと思います。
作家:照屋勇賢
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照屋というと最近では上野の森の個展も印象に残りましたが、私の中でのベストはやはり吾妻橋の「水に浮かぶ島展」です。今回はお馴染みのペーパークラフトがメインでした。
作家:志賀理江子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の「オン・ユア・ボディ:でちらしの表紙を飾った作家です。実はその時の記憶は殆どありませんが、今回は作品でスペースをぐるりと取り囲んだような展示方法に感心させられました。
作家:加藤翼
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
いきなり登場する巨大な箱が意表を突きます。千葉・柏のメインストリートを転がしている映像を見て面白さが伝わってきました。一度、実際に見てみたいものです。
作家:鈴木ヒラク
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
まるで宝石が散りばめられたかのような輝きを放っていますが、良く目をこらして見るとその素材は何と道路の反射板でした。
作家:青山悟
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
ミヅマであった個展の森美術館バージョンと呼んでも差し支えないかもしれません。暗室に浮かび上がる刺繍の美しさは何度見ても格別でした。
作家:米田知子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
原美の個展を見損ねてしまった私にとっては嬉しい展示でした。米田知子の写真作品が展覧会全体を引き締めています。
作家:森村泰昌
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の個展にも同様の作品があったかもしれません。最後に森村の力強いこぶしに叩きつぶされて会場を後にしました。
なおブログには感想を書き損ねてしまいましたが、今回のクロッシングは国立新美術館で開催されていたアーティストファイルと同じ日に観覧しました。グループ展という同じ体裁をとりながらも、コンセプトは全く異なる両展覧会でしたが、今年ばかりは新美の方が何となく楽しめたような気がします。クロッシング特有の熱気は嫌いではありませんが、私の理解のなさを差し置いても、何か全体として貫く軸を得ることは出来ませんでした。
なおオーディエンス賞の締め切りが6月8日と迫っています。(発表は6月13日。)私は迷うことなくパフォーマンスの雨宮庸介に投票しました。
ロングランの展覧会です。7月4日まで開催されています。
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