都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」 森美術館
森美術館(港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」
3/20-7/4
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/cd/a46b1a3f3905e2e416c2e0936b760e36.jpg)
「日本のアートシーンの明日を見定めます。」(チラシより引用。一部改変。)森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」へ行ってきました。
毎年、それこそ「今」(チラシより引用。)のアーティストが多様な表現を繰り広げる、半ば都内でも随一の現代美術のグループショーとでも言えるのかもしれません。なお今年は、先だっての「アイ・ウェイウェイ」展と同様、会場内の写真撮影が可能でした。と言うことで、以下、印象に残った作家などを写真メインで挙げてみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/83/279ea57d788d40ed07a5e11e136ee5a6.jpg)
作家:照屋勇賢
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照屋というと最近では上野の森の個展も印象に残りましたが、私の中でのベストはやはり吾妻橋の「水に浮かぶ島展」です。今回はお馴染みのペーパークラフトがメインでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c8/892ec4d9204b43a348242febe806fb24.jpg)
作家:志賀理江子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の「オン・ユア・ボディ:でちらしの表紙を飾った作家です。実はその時の記憶は殆どありませんが、今回は作品でスペースをぐるりと取り囲んだような展示方法に感心させられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/77/cccea52d5d526191d517f885c64c178a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/58/14a7afa20c303feb30ea6ca5478e984b.jpg)
作家:加藤翼
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
いきなり登場する巨大な箱が意表を突きます。千葉・柏のメインストリートを転がしている映像を見て面白さが伝わってきました。一度、実際に見てみたいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ed/f487ac6db144ec098988895fa02bf3f1.jpg)
作家:鈴木ヒラク
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
まるで宝石が散りばめられたかのような輝きを放っていますが、良く目をこらして見るとその素材は何と道路の反射板でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0e/1b430e2b124ec999ab36a0a5427685b5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b4/667876741ea8e2e8c5967eeb5e5966ce.jpg)
作家:青山悟
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
ミヅマであった個展の森美術館バージョンと呼んでも差し支えないかもしれません。暗室に浮かび上がる刺繍の美しさは何度見ても格別でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/25/efa80ec27f1a0c7d46aa0db97918c335.jpg)
作家:米田知子
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
原美の個展を見損ねてしまった私にとっては嬉しい展示でした。米田知子の写真作品が展覧会全体を引き締めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c9/6ef437258b0d0f732f119d452b9b7ee7.jpg)
作家:森村泰昌
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の個展にも同様の作品があったかもしれません。最後に森村の力強いこぶしに叩きつぶされて会場を後にしました。
なおブログには感想を書き損ねてしまいましたが、今回のクロッシングは国立新美術館で開催されていたアーティストファイルと同じ日に観覧しました。グループ展という同じ体裁をとりながらも、コンセプトは全く異なる両展覧会でしたが、今年ばかりは新美の方が何となく楽しめたような気がします。クロッシング特有の熱気は嫌いではありませんが、私の理解のなさを差し置いても、何か全体として貫く軸を得ることは出来ませんでした。
なおオーディエンス賞の締め切りが6月8日と迫っています。(発表は6月13日。)私は迷うことなくパフォーマンスの雨宮庸介に投票しました。
ロングランの展覧会です。7月4日まで開催されています。
「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」
3/20-7/4
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/cd/a46b1a3f3905e2e416c2e0936b760e36.jpg)
「日本のアートシーンの明日を見定めます。」(チラシより引用。一部改変。)森美術館で開催中の「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」へ行ってきました。
毎年、それこそ「今」(チラシより引用。)のアーティストが多様な表現を繰り広げる、半ば都内でも随一の現代美術のグループショーとでも言えるのかもしれません。なお今年は、先だっての「アイ・ウェイウェイ」展と同様、会場内の写真撮影が可能でした。と言うことで、以下、印象に残った作家などを写真メインで挙げてみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/83/279ea57d788d40ed07a5e11e136ee5a6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
照屋というと最近では上野の森の個展も印象に残りましたが、私の中でのベストはやはり吾妻橋の「水に浮かぶ島展」です。今回はお馴染みのペーパークラフトがメインでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c8/892ec4d9204b43a348242febe806fb24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の「オン・ユア・ボディ:でちらしの表紙を飾った作家です。実はその時の記憶は殆どありませんが、今回は作品でスペースをぐるりと取り囲んだような展示方法に感心させられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/77/cccea52d5d526191d517f885c64c178a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/58/14a7afa20c303feb30ea6ca5478e984b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
いきなり登場する巨大な箱が意表を突きます。千葉・柏のメインストリートを転がしている映像を見て面白さが伝わってきました。一度、実際に見てみたいものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ed/f487ac6db144ec098988895fa02bf3f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
まるで宝石が散りばめられたかのような輝きを放っていますが、良く目をこらして見るとその素材は何と道路の反射板でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0e/1b430e2b124ec999ab36a0a5427685b5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/b4/667876741ea8e2e8c5967eeb5e5966ce.jpg)
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この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
ミヅマであった個展の森美術館バージョンと呼んでも差し支えないかもしれません。暗室に浮かび上がる刺繍の美しさは何度見ても格別でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/25/efa80ec27f1a0c7d46aa0db97918c335.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
原美の個展を見損ねてしまった私にとっては嬉しい展示でした。米田知子の写真作品が展覧会全体を引き締めています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c9/6ef437258b0d0f732f119d452b9b7ee7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/6c/55b357155378a46432267f1d45301865.png)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止2.1日本」ライセンスでライセンスされています。
写美の個展にも同様の作品があったかもしれません。最後に森村の力強いこぶしに叩きつぶされて会場を後にしました。
なおブログには感想を書き損ねてしまいましたが、今回のクロッシングは国立新美術館で開催されていたアーティストファイルと同じ日に観覧しました。グループ展という同じ体裁をとりながらも、コンセプトは全く異なる両展覧会でしたが、今年ばかりは新美の方が何となく楽しめたような気がします。クロッシング特有の熱気は嫌いではありませんが、私の理解のなさを差し置いても、何か全体として貫く軸を得ることは出来ませんでした。
なおオーディエンス賞の締め切りが6月8日と迫っています。(発表は6月13日。)私は迷うことなくパフォーマンスの雨宮庸介に投票しました。
ロングランの展覧会です。7月4日まで開催されています。
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