僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

オオジュリンをパチリ!

2016-02-29 18:38:00 | 野鳥
 秋から春にかけてアシ原へやってくるオオジュリンですが、チラ見えはするもののアシ被りが多くスッキリと姿を見せてくれない鳥です。
しかしオオジュリンは春が近づいてくると、なぜか集団で見やすい場所に出てきてくれます。

北への国内旅行に出る前のご挨拶...ということではないでしょうけど、例年今頃の季節になると集団でその姿を見せてくれることがあるんですよね。
ここには狭い範囲にも関わらず20羽くらいのオオジュリンが集まっていました。



顔の黒いのが1羽や2羽いないかなぁと探してみるものの、まだ夏羽のやつはいないようでしたけどね。



様子をみていると枯れたアシをバリバリと剥がして何やら食事をしています。
なかなか器用なもんですね。中に何が居るのでしょうか。





オオジュリンは延々と食事をしてくれるので、こちらも途中からただ和みながら見ているだけになってしまいました。
数が多かったので声のにぎやかさに嬉しくなる。



この光景を見てしばらくするとオオジュリンの姿は消えてしまいます。
今シーズンのお別れになりそうですね。  


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シロハラをパチリ!~はるが来た!ウグイスの初鳴き(音声付き)~

2016-02-27 17:30:00 | 野鳥
 シーズンの始まった頃はツグミは多いけどシロハラが少ないなぁと思っていましたが、途中から数が激増してきましたね。
植え込みやブッシュの横にチョコンと出て来てエサ探しする鳥ですから見つけやすい鳥ではあるのですけどね。

ただ無防備な場所へ出てくる分、警戒心も強いのですぐに茂みに逃げ込まれてしまいます。
エサ探しに夢中になっているやつを選んでパチリしていますが、選べるほど数が出ているのはありがたいことですね。



数が出るから逆に人気のない野鳥なのかも知れませんが、エサを探す動作が可愛らしくて好きな鳥なんですけどね。



さて悩ましいのはシロハラとアカハラの違い。
腹を見れば一目瞭然なんですが、背中で見分けるにはどうすればよいか?


(アカハラの後ろ姿)


(シロハラの後ろ姿)

シロハラの方は腹が見えてしまっているので分かりやすいですが、アカハラは後ろ姿だけでお腹の色が見えないとアカハラだとは識別出来ませんよね。
羽の色が違って見えはしますが、参考にしてよいものかどうか...。

 おまけでアオジをUP!



冬の野鳥たちにはいつまで会えるのでしょう。
もうわずかな時間になってきているのかもしれませんね。


追記:今朝(2016年2月27日)今年初めてのウグイスの初鳴きを聞きましたよ。
いよいよ春がやってきましたね!


(8秒目のところで鳴きます)


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アカハラをパチリ!

2016-02-25 18:28:18 | 野鳥
 今シーズンは会えないのだろうか?と半ば諦めていたアカハラでしたが、今頃になってその姿を見ることが出来ました!
某所をウロウロと探鳥しながらシロハラ・ツグミ・ヒヨドリばっかりやなぁと諦めつつあった時に見えた鳥。
“アカハラが出てくれたぁ~!”と一気にテンションが上がりましたよ。



しかもこいつ愛想が良くって10分近くの間、目の前でエサ探しをしてくれたのです。
充分堪能したところへ人が歩いて来た時に驚いて飛んでしまいましたけど、ちょうど程良い観察時間だったかな。





 お腹の橙色の部分が分かりやすいようにパチリ!



♂のアカハラなのかと思われますが、しょっちゅう見かける鳥ではありませんのでイマイチ分かりません。



ツグミ属の鳥は今シーズンも“ツグミ・ハチジョウツグミ・トラツグミ・シロハラ・アカハラ”と出揃ってはくれましたが、+αがなかったね。
来年に期待するとしますか...。


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御朱印蒐集~彦根 五百羅漢天寧寺~

2016-02-23 08:26:15 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 高速道路の彦根インターへ行く途中の道路脇に“五百羅漢”の看板がかかっていて以前から気になっていたのですが、やっとお参りすることが出来ました。
曹洞宗のお寺で建立は1828年で彦根藩主の井伊直中(彦根藩13代藩主)によって建立されたとあります。幕末の時代が近づいてきた頃でしょうか。

ところで井伊直中って誰?と思って調べてみると“桜田門外の変”の井伊直弼の実父でした。
井伊直中が若竹という腰元の不義を咎めて罰しましたが、その相手が自分の長男直清であることがわかり、若竹と初孫を葬ったことに心を痛め、菩提を弔うために建立したとされています。



さて、五百羅漢像ですが、ちょっと怖いかもと思いつつ案内されて羅漢堂へ入るとその迫力に圧倒されてしまいました。
羅漢像が並んでいるけど雰囲気はすごく明るく感じます。



羅漢像を見て回っていると、お参りのご夫婦の方が来られ初老のご主人が“これは凄い”と当方と同じ言を言われていましたが、奥様は怖がって入るのを渋られておりました。
お寺の方に“ここに霊とかはいませんから”と説得されて入ってこられましたが、変な感じはしない場所だと思います。



中は2面に羅漢像が並び、本尊の左右にも羅漢像が並んでいますから寺内3面に羅漢像が並んでいます。
500はないだろうと思っていましたが、滋賀ガイドによると527体あるそうですよ。

寺院の裏にはキンキラ金の福の神の布袋尊(近江七福神)が祭られています。
手で触られて金が禿げている部分がありますが、果たして御利益はいかに?



境内には桜田門外の変で最期を遂げた井伊直弼の血ぞめの土や衣類を埋めた供養塔がありました。
その向こうには彦根城。高い建物がなかった時代には琵琶湖も見えたそうですよ。
 望遠MAXでパチリ!



彦根・長浜は米原市を挟んだ近隣市ですが、彦根市は井伊家ゆかりの寺社が多く、長浜市は豊臣家ゆかりの寺社が多い。
近隣市でも歴史的には文化が違っているのは面白いですね。


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御朱印蒐集~彦根市 龍潭寺~

2016-02-21 17:38:18 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 御朱印を続けていますが、今回は彦根市にある龍潭寺にお参りに行ってきました。
このお寺へ最初に訪れたのは随分前で、旅行で浜松市(静岡県)の龍潭寺に立ち寄った際にお庭が素晴らしく、その分寺が彦根にあると聞いて立ち寄って以来のことになります。

龍潭寺は“庭の寺”“だるま寺”とも呼ばれる臨済宗妙心寺派の名刹とされています。
彦根にある寺院ですから井伊家とのゆかりが深く、井伊直政の時代(1600年)に開山した井伊家の菩提寺だそうです。



立地は佐和山の山麓、佐和山城がかつてあったとされる場所の麓にあります。
佐和山城といえば、石田三成の名を思い起こしますが境内には石田三成公像の銅像もありましたよ。
井伊家の菩提寺に三成像があるのは不思議といえば不思議ですけどね。



さて表門を通って苔むした参道を歩いていくと石段の上に山門が見えてきます。
参道の苔に傷んだ様子が少ないので常時人が多数行き来している感じではなく、地域一体がとても静かなのには驚きます。



ところで、この山門は少し変わっていますね。
山門の屋根の上の部分と瓦の間に隙間が空いています。よく見ると波しぶきを上げて横たわる龍の姿がありましたよ。



寺の中へ入ると何となく寒くって薄暗く重たい感じのあるお寺です。
“だるま寺”と呼ばれるだけあって大きなダルマが置いてありますが、実際は結構暗い場所でした。



その横には祈願されたダルマが並んでいます。
マリオみたいな顔のダルマもありますが、4月にある“だるままつり”では大小3000体のダルマが並ぶそうですから、さぞや壮観だろうと思いますよ。



このお寺は森川許六という絵師の書いた襖絵が有名なんですが、ちょっと怖い感じの杉板絵もありました。

  

龍潭寺は浜名湖の近くと琵琶湖の近くに兄弟寺のようにしてありますが、湖継がりとなっているところに親近感を感じます。
戦国時代の日本で浜松や彦根は戦略的に要所で徳川幕府の譜代大名になった井伊家が配置されていたのかもしれませんね。


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ハチジョウツグミをパチリ!

2016-02-19 20:55:55 | 野鳥
 シーズンが終わってしまう前にハチジョウツグミを見ておこう!...ということで出没している場所まで行ってきました。
探鳥というよりも撮りに行っただけ~っぽいのですが、今シーズンは当方の巡回場所では見かけなかったのですよ。

行ってみると野鳥狙いのカメラマンが一人おられます。カメラが地面に向いていたのであっけなくハチジョウツグミを発見!
鳥を見つけるより先に“ハチジョウツグミを撮ってる人”を発見でした。



先客の方は大砲系ユーザーでしたので結構離れた場所から狙われています。
あと1~2mくらい寄りたかったけど人の前に出るわけにはいきませんよね。



その方が移動されたので少し前進してみたけど、だからといってうまく撮れはしないんだよね。



しばらく見ていたけど、今年も何とかハチジョウツグミを見られたなぁということで引き上げることにする。



ツグミの数は多かったんだけど、他のツグミ系の出は少し渋かった感じの今期。
今年は雪が降らなすぎたのかもね。


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カシラダカ・イカル・カケスをパチリ!

2016-02-18 07:48:25 | 野鳥
 鳥見をしている時に出てきた野鳥は取り合えず撮っておくようにしていますが、同じ鳥ばかりになってしまいますね。
年によって多いやつと少ないやつがいるので、その年に多いやつは何度も撮ってしまったりします。

イカルって今年多いのかな?場所を問わず何ヵ所かで姿を見かけます。
“あれっ?今のは何?”と見てみるとイカルってのが多いな。



林の中を歩いていてイカルの美声が聞こえてくる時はヒーリングに時間みたいなもの。
あわせて聞こえてくるカラ軍団の囀りやコゲラのノッキング。日常とはかけ離れた時間になりますね。



身近な場所に出没する冬の小鳥は数が減ってきたように思いますが、カシラダカやホオジロはよく見かけます。
定番の小鳥の何種かを見なくなってきたのはどうしたものですかね。





さて場所は変われども各シーズンに見られるカケスですが、警戒心が強いのが困りもの。
ダミ声は聞こえてくるものの、いつも遠くて証拠写真になってしまいます。

カケスの声といえば“鳴き真似上手”がありますが、何を目的にしているのでしょうか。
最初は何の声か分からなかったんですが、“あれはカケスの鳴き真似だよ”と教えてもらったことがあり、それ以来カケスの鳴き真似が気になって声を聞いています。





鳴き真似はカケスだけでなくモズも鳴き真似上手ですが、聞き分けの苦手な当方には“何の鳴き真似”をしているのかよく分らないのが困りものです。


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オオハクチョウをパチリ!~おまけは田圃のマガン(動画)~

2016-02-16 08:12:15 | 野鳥
 今更になりますが、オオハクチョウを見てきました。
今シーズンは湖西のオオハクチョウの家族は見たけど、湖北では今シーズン初になります。

オオハクチョウはコハクチョウの群れと行動を共にするようだけど、田圃では微妙に離れていますね。
この時は成鳥1・幼鳥3でしたが、群れを全部は確認しておりませんので他にもいたかもしれませんね。



 とりあえず家族が並んでくれはしたのですが、揃って顔を上げてはくれませんでした。



 成鳥1と幼鳥2。



 幼鳥たちは並んでお食事中。
揃っているか確認しているようにも見えました。



 幼鳥が羽ばたいてくれましたが、正面顔ではオオハクチョウかどうか分からんやんか。



おなけは別の田圃にいたマガンのグループです。
途中で羽ばたいてくれてラッキー!でもカメラは雨でびしょ濡れ...。 




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ミコアイサとコクマルガラス(淡色型)をパチリ!~パンダガモとパンダガラス~

2016-02-14 16:30:00 | 野鳥
 雨の日でも取り合えず鳥見に行ってしまう悲しい性。休日の朝の行事として習慣化してしまってるのかもしれませんね。
雨の日じゃ車の中から見られる鳥だけってことになりますが、この日はミコアイサが近かったですよ。



周辺に見えたのはマガモ・コガモ・オナガガモ・カルガモ・ヒドリガモ・(オオバン)といった面々。
飛んでしまうことはなかったけど、こちらの気配で揃ってスィ~と離れていきました。



ミコアイサのことを別名パンダガモと呼んだりしますが、パンダ柄になったのはなぜでしょうね。
冬羽のカモの♂は華やかな色彩になりますが、このカモだけは白・黒のツートンのシックな姿です。



鳥見の途中でミヤマガラスの大群に会いましたので、恒例のコクマル・チェック!
コクマルガラスの暗色型は数羽入っていましたが、淡色型は1羽のみ。

何度か飛んでも3羽のコクマルガラス(暗色2・淡色1)はいつも近くに集まっていましたので仲良しトリオなのですかね。
ところで、ミコアイサはパンダガモですが、コクマルガラスの淡色型をパンダガラスって呼んでもいいんでしょうか?



雨の中を鳥見に出かけるんだけど、いつも帰宅すると雨が上がって光が射してきます。
このパターンが多いということは実は雨男なのかもしれませんね。


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ミヤマホオジロとルリビタキ♀をパチリ!

2016-02-12 08:15:15 | 野鳥
 本来ならまだ雪が降っていてもおかしくはない季節ですが、今年は湖北らしからぬ温暖な冬でした。
例年の毎日毎日が曇り空で鬱陶しくて寒々とした湖北特有の気候はどこへやらで、晴れの日が多くすごしやすかったとはいえ少し違和感がありますね。

こんなに暖かい日が多いと冬鳥の北帰は早くなるのかな?
今のうちに会えそうなやつには会っておかないと...と探鳥してみたらミヤマホオジロが出てくれました。



お日様の光はよかったんだけど、日陰にしか出てこなかったのが難点。距離は近かったんだけどね。
番(つがい)であっち行きこっち行きしていて、しばらくはその様子を見ることが出来ましたよ。



SSが上がらないこともあってユルユル写真ですが、まぁ証拠写真ってことで...。
同じ場所にはルリビタキの♀も出てくれたのですが、こっちも日陰の暗いとこなのよね。



姿を見つけた瞬間に飛ばれてどっちへ飛んだかな?と探してみると、すぐ目の前の地面でエサ取りをしておりました。
周辺を探してみたけど、ルリビタキはこいつ1羽だけ。





冬鳥は最終4Qに入ってきたようですから会えそうなやつには会っておきたいな。


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