僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

シノリガモとウミガメをパチリ!

2015-02-26 18:55:55 | 野鳥
 春の気配がしてくるとシノリガモを見に行くのが年中行事のようになっています。
シノリガモは琵琶湖ではほとんど見られないカモですので、海沿いの道をドライブしながらの鳥見になります。

シノリガモを探して浜辺を歩いていたら、妙な物体につまづきそうになりました。見てみたらウミガメやんか!
おぉ~!と思わず声が出てしまったが、これはウミガメの亡骸でした。



何という名前(種類)のウミガメかまでは分かりませんが、40cmくらいのサイズがあったと思います。
大人のウミガメではないでしょうが、こんなところにウミガメが来ることってあるのかしらね?

このウミガメでは残念ながら、“♪助けたカメに連れられて~♪竜宮城へ~...”は連れて行ってもらえそうにないですけどね。
ということでシノリガモをパチリ!



そこそこの距離がありますのでトリミング写真ですが、岩道伝いで近づいたりなんてことをすると竜宮城とは違った極楽行きだったりするかもよ?
 しばらく眺めていたらこのシノリガモは、鳥とは思えないような姿勢で海に飛び込んでいましたよ。



 でも岩に昇る時は鳥らしくパタパタと。



シノリガモの顔にある白い斑は目ではないのですが、目のように見えてしまうのがこの鳥の愛嬌ですね。
 岩場にはウミウとヒメウが3羽づつ日向ぼっこをしています。



珍しいカモや水鳥がいないかと探してみたけど居ませんねぇ。カモメの仲間ばっかりでカモの姿はなかったな。
おまけでイソヒヨドリの♂をパチリ!



年に一度この季節にこの場所を訪れますが、同じ鳥たちが同じように暮らしている様子には安堵感がありますね。


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フキノトウとコハクチョウをパチリ!

2015-02-23 06:50:50 | 野鳥
 このところ親戚関係の冠婚葬祭が立て続けにあって、ゆっくりと鳥見が出来ないんだな。
土曜は湖北にしては珍しく青空の広がる好天だったんだけど、披露宴に呼ばれていたので超短縮での鳥見巡回でした。

ビオトープ・センター前・山本山と人の出が凄かったが、写真が撮れたら何やってもOKみたいな方もチラホラと...。
さて、季節はもう春に変わってきているようです。フキノトウ(蕗の花)が咲いているのを見つけました。



ただ厳密に言うと見たのは、これは蕗の花でフキノトウ(蕗の蕾)は見当たらず。
まぁ花も蕾も総称でフキノトウということにしておきますが、野の植物って気がつかない間に芽を出して一気に咲くような感じがしますね。



晴れた日のビオトープの朝のコハクチョウって輝いて見えてハッとするような光景です。
しかしあの人だかりの中に入るのは何かイヤだし、田圃に降りてくるコハクチョウを眺めることにしました。



まだ高い山には雪が残っていたけど、中々雪山バックのコースで飛んではくれませんね。



帰り道で寄り道して見たのはホオジロガモ。
この冬はカモをちゃんと見てないんだけど、見やすいところにはあまり入っていなかったような感じもしています。



“もうシロハラはいいかぁ”と思いつつも目の前に出てきたシロハラをパチリ!
今の時期のシロハラって愛想良すぎるで。



湖北にもそろそろ早春の雰囲気が漂ってきてますので、この1~2週で見られなくなる野鳥が多くなりそうですね。  


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今月の読書!~藤原新也・沢木耕太郎・広河隆一~

2015-02-19 20:50:50 | アート・ライブ・読書
 読書ってのは“喉が渇いたら水を飲む”とか“お腹が空いたら何か食べ物を探す”とある意味同じように“精神が渇きを感じだしたら本を読む”とも言えます。
まぁ単純には読書癖が復活しただけなんですけどね。

何ヶ月か前から読書ペースが上がってしまったため、読む本の在庫が不足してきています。
週に2冊+αペースで読了しているのでコスト的にも全て新刊は買えません。街の本屋さんはだめになってきているとこが多いということもあって、ネットで古本を探しては取り寄せております。


藤原新也:「末法眼蔵」、「ディングルの入江」、「風のフリュート」、「鉄輪」、「ロッキークルーズ」

今回の購入で藤原新也の読み物はかなり押さえられたので、あとは写真集の出物を探すことになります。
次なる新刊の発行が待ち遠しいところでもありますが、もしこの方が画家としてまとまった画集を出版されることがあったなら、それはとても興味深いイベントになるんだけどな。


沢木耕太郎:「一号線を北上せよ」、「旅の窓」

沢木耕太郎のこの2冊の本は旅の紀行文のようですが、「深夜特急」からそれぞれ20年後の沢耕・30年後の沢耕が何を書いているのか楽しみな本です。
「一号線を北上せよ」は沢木さんが「サイゴンのいちばん長い日」などを書いたジャーナリストの近藤紘一に影響されてベトナムを旅した時のエッセイだとか。
また「旅の窓」をペラペラとめくってみると、いろいろな旅先での1枚の写真と1ページ分の文章で構成されています。読了後はカメラを持って旅に出たくなるかもしれませんよ。

さて、戦場カメラマンや戦場ジャーナリストの戦争地や紛争地での悲劇があり、世界は不穏なムードが漂っています。
戦場カメラマンの読み物で以前に読んだのは、
沢田教一(写真家):「ライカでグッドバイ」 (カンボジア戦線を取材中に狙撃されて亡くなる)
一ノ瀬泰造(写真家):「地雷を踏んだらサヨウナラ」 (カンボジア内戦取材でクメール・ルージュに処刑されて亡くなる)

などですが、写真に関しては代表的な数枚しか見てない。

彼らの写真集は入手できませんでしたので代わりと言っては申し訳ないけど、広河隆一というフォト・ジャーナリストの写真集を購入しました。
この方は、パレスチナ問題や原発問題を取材されてきた方ということで、この「人間の戦場-フォトジャーナリスト広河隆一の全軌跡」は世界の人間の戦場を撮り続けてきた30年以上の集大成とのことです。



500ページ近い写真集には「パレスチナ。中東取材」、「“くに”の物語」、「核の大地」、「チェルノブイリ」と4章に分けられて写真と短文が載せられています。
凄惨な写真もありますが、生きとし生ける人間の写真も多い。写真と添えられた短いキャプションが伝えてくるものには凄い迫力があります。
この20世紀の終わりにまとめられた写真集を見ていると、それから20年近く経った現在“世の中は何も変わっていないのか?悪化してるのか?”って感覚になってしまいますよ。


(1998年5月15日発行:初版本の帯の裏面)


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バーダーの冬の季節は半年も続くのだ...?

2015-02-16 18:28:28 | 野鳥
 2月に雪が降るのは当たり前のことだけど、先週末はまた雪で“冬はもういいや!”って気分になりますね。
というのも、そもそもバーダーの冬感覚がとても長いことにも原因があるんですよ。

気象庁が冬の季節を表すとしているのは12月~2月とされていて、一般の方も大体そんな感じだと思います。
ところがバーダー感覚ってのは10月にコハクチョウやヒシクイが来た頃からもう冬感覚になってしまって、北帰してしまう3月中旬まで冬が続くみたいに思えてしまうんだよな。



さて、雪の積もった田圃ではタシギがポツンと1羽でじっとしている様子が見られました。
田圃が雪に埋まってしまってますから、エサがとれないのかな。



ところで今年はハチジョウツグミの当たり年なんでしょうか?
ハチジョウツグミが入っていたのはこれが3ヶ所目になります。



同じ個体が移動している訳ではないでしょうから、見てないやつを含めると結構な個体数が来ているのでしょうかね。
ついでにシロハラをパチリ!ツグミも多いけどシロハラは“一体どんだけ入って来とんねん!”状態やな。



今シーズンのジョウビタキは♂と相性がよく、♀は愛想が悪かったんだけどこの♀は愛想のいいやつでした。



冬の使者ジョウビタキは10月に初認して、おそらく3月にも見られるでしょうから、やっぱ冬の野鳥の季節は半年近く続くってことやね!



おまけはアオジをパチリ!



長い冬とはいえ、ひと月後にはウグイスが囀り始めて野鳥は夏モードに衣替えを始めてるでしょうね。
その頃には“今年の冬は短かったなぁ”なんてトボけた事を言ってるかもね!


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ツグミの仲間を5種とベニマシコをパチリ!

2015-02-08 18:33:33 | 野鳥
 冬の野鳥シーズンが第4Qに入ってきましたね。
出会えた鳥も出会えなかった鳥もいますが、それが2014~2015年の冬の鳥見だったってことやな。

残された時間も気楽に鳥見して楽しみたいな!ということで、ツグミの仲間を5種探してみました。
まずはトラツグミをパチリ!



このポイントに入ったのは最近だと思いますが、どこかでゆっくりしとったんやね。
トラツグミを見ているときに目の前をチョロチョロしていたシロハラもパチリ!



近くからツグミの声が聞こえたので、何気なく見てみたらアカハラでした。
すぐに隠れてしまいましたが、今シーズンのアカハラの初見はギリギリ証拠写真で!



次は今シーズンよく目撃されているハチジョウツグミをパチリ!



一応ツグミもパチリ!
数合わせみたいでゴメンね!ツグミさん。



おっ木の上に鳥影が!
...なんやアオゲラかぁ。←ツグミの仲間に集中していたのでキツツキさんにはそっけないのです。



ブッシュから3羽の小鳥が飛び出して、枝に留まる。
ベニマシコやんか。今年は姿を見せてくれへんなぁと思っていたが、やっぱ来てたんや。
残念ながら3羽とも♀タイプで♂タイプの姿はなかったが、これじゃ証拠写真すら危ういな。



まっ今シーズンに出会えなかった鳥は来冬の楽しみに!ってところやけど、今年の冬はまだ終わってないんだよね。


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オオヒシクイをパチリ!

2015-02-05 20:08:55 | 野鳥
 先週末の話になってしまいますが、田圃にオオヒシクイとコハクチョウの混群が食事をしている光景に出会いました。
北帰の季節が近づいてくると見かける光景ではありますが、もうそんな季節になったんやね!って感じになります。

オオヒシクイにしろコハクチョウにしろ、そのシーズンのお気に入りの場所(田圃)があるようですが、ここはオオヒシクイのお気に入りの田圃。



コハクチョウは間違ってついてきてしまったのかもしれませんが、お互いの事は全く気にならないようでした。
同じガンカモの仲間だし、人(鳥だけど)のことより、食べる方が大事ってことかな。



田圃のオオヒシクイやコハクチョウにプレッシャーを与えない距離感はある程度把握はしているつもりですが、それにしても警戒心が薄い。
食べる事に神経を集中しているようでした。



 隣の田圃へ行こうと思ったが、溝に溜まった水を前に躊躇するオオヒシクイ!



 迷った末に飛んで渡ることにしたようです。



 帰り道は飛ばずにジャブジャブと水を跳ねながら歩いて帰ってきましたけどね。



もっともオオヒシクイにはそんな意識なんてのはないんでしょうけど、勝手な思いを馳せながらオオヒシクイの様子を見ておりました。


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雪の湖北でオオヒシクイと遊ぶ!

2015-02-03 18:30:00 | 野鳥
 今シーズンはオオヒシクイが田圃に入るのが少し遅かったような感じがします。
そろそろ北帰に備えて栄養補給に入ったのか?食事に貪欲なオオヒシクイの姿をよく田圃で見かけるようになりました。



空を南下していくオオヒシクイの姿が見えましたので、降りるだろうと思われる田圃までついて行ってしまいました。
総勢20羽ちょっとか?といった感じでしたが、オオイシクイも分散して過ごしているのでしょうかね。



田圃に降りてはくれたのはいいんだだけど、風が強すぎてみんな風下の当方にお尻を向けているのが残念。
少し動いてくれたのは僅かな時間だけでした。





しかしすぐに吹雪いてきて、風下の当方の車は開けた窓から雪が吹き込んでくるしオオヒシクイはうずくまって固まってしまうわで撤収。
移動中に見たのは、久しぶりにタゲリの姿!



当方は今度は風上にいたので、タゲリは全部こっち向きやね。


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雪の湖北でコハクチョウと遊ぶ!

2015-02-01 20:00:00 | 野鳥
 この土日は強風で雨や雪が吹き付けてくるような天気でしたが、時々急に晴れてきたりするから“(鳥見に)出ようか?出まいか?”と躊躇してしまいましたわ。
結局ショートカットの鳥見巡回をしたのですが、野鳥観察ポイントには雪に吹きつけられながらも道路に立ってカメラを構えている人がいるのには驚きます。

“雪の中、熱心な方なんやなぁ”と思いつつも、“もしや珍鳥が出ているのでは?”なんて事をつい考えたりもしてしまいますよね。
しかし、なまくらな当方には吹雪の中でいつ出るか分らない鳥を待つ元気はありませんので、車の中から見られるコハクチョウをパチリ!



いくつかの田圃に分散はしているようでしたが、この田圃の連中は元気いっぱい!
コハクチョウがにぎやかにやってくれると、こっちも嬉しくなるよ。



短い時間だけ晴れた時があったので、晴れてる間にコハクチョウ達がにぎやかにやってくれないかなぁと期待する。
でも北の空から黒い雲と吹雪が近づいてきている。吹雪になる前にもう少しの間だけでいいから雪の上で踊ってくれよ。



当方は野鳥に興味なんてなかった頃、湖岸道路をドライヴしていて偶然コハクチョウを目にした時から野鳥ファンになったのです。
その年はコハクチョウの湖北への飛来数が記録的な数だった年。今よりコハクチョウが遥かに多かったってさぞや凄かったやろな。





それから毎年コハクチョウに遊んでもらっていますが、まだ飽きてないんだよね!


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