僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

田圃の野鳥をパチリ!~ツバメとシギチ~

2015-03-30 18:39:55 | 野鳥
 湖北の田圃では田起こしが始まりましたので、田圃に来る野鳥を探すのが楽しみになりそうです。
毎年同じ顔ぶれになるとはいえ、その時期にしか見られない野鳥に会えるのは嬉しいものですね。

とはいえ、まだ時期が早いこともあって入っていませんね。
少々フライング気味だったかとも思いますが、既に何種か確認している人もいるんやから見つけてる人はいるんだよな。



さて、ツバメの姿が多くなってきて田圃へ巣材を取りに来る姿を見かけるようになりました。
民家や商店の軒先に巣をかけるような、ほんとに身近で人と共存している鳥ですね。



田圃に7~8羽のクチバシの長~い野鳥が見えたので、一瞬おっ!と思ったが全部タシギでした。
シギチ軍団は今頃どこですごしているのやら?



タシギの近くには1羽だけのコチドリの姿が。



湖北じゃ桜はやっと開花を始めた場所もあるって程度ですけど、桜が満開になる頃には野鳥たちでにぎわうかな?  


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カタクリの花をパチリ!~スプリング・エフェメラル(春の妖精)~

2015-03-28 18:55:55 | 花と蝶とトンボと昆虫
 早春に落葉樹林の林床で咲く花のことを総じてスプリング・エフェラル(春の妖精)と呼ばれているそうです。
有名なカタクリの花もそのひとつだそうですが、当方はこれまでカタクリの花を見たことがなかったんですよ。

カタクリの花は花期が短いようですので、場所を教えてもらって見に行ってきました。
写真で撮られているカタクリを見るとそこそこ大きな花に見えるのですが、思っていたより小さな花で少し驚いたんですけどね。



この群生の場所は、大体の場所だけしか聞いていなかったので迷ってしまい地元の人に聞くことに。
“カタクリの花が見られるって聞いたんですけどご存知でしょうか?”と聞くとその方、ニヤリと笑って詳しい場所を教えてくださいました。
“ぼちぼちカタクリの花見物の輩が来たな!”ってところでしょうね。



その方から“近くまで行ったら道路に車を停めて歩いて行くといい。”とのことでしたので車を止めると...。
車を停めた近くの住人と思われる方が“そこへ停めると駐車禁止を切られるぞ!こっちへ停めな。”と言ってくださる。

“そっちだと家の前に横付けになりますが、いいんですか?”と当方。
“構わんよ!ここなら駐禁にされないから停めればいい。”とありがたい言葉。



さらにその方はカタクリの林に向かって歩いていこうとする当方の背中に向けて...
“ギフチョウにはまだ早いぞ!”の声。

ギクッとする当方に“あいつらは20℃以上にならないと羽化しないんだよ。でもまぁ探しておいで!”と励ましとも慰めともつかない言葉で見送られる。
探してはみたものの、さすが地元の方のおっしゃる通りギフチョウの姿はなし。居たのはテングチョウとルリタテハだけでございました。



ところでカタクリの花が初めてなら、ショウジョウバカマの花も初めて見ました。
カタクリの花は朝は開かないので、ショウジョウバカマを眺めてカタクリの開花待ち。



おまけはよく分らない花でセリバオウレン?
とても小さな花を咲かせておりました。



1~2週間後に行った方がよかったのかもしれませんでしたが、4月になると田圃で忙しいんだよな。
田圃で忙しいとは言っても農作業をするわけではなくて、鳥見の話なんですがね...。


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ノスリとチョウゲンボウをパチリ!

2015-03-25 18:28:28 | 野鳥
 湖北に飛来する冬鳥には“初認に人が集まる!”そして“終認にも人が集まる!”といった人気者たちがいますね。
しかしノスリなんかだと初認の頃には注目されるが、段々と見慣れてしまい、そのうちノスリ自体もいつの間にやら姿を見なくなる!って感じでしょうか。

ノスリは飛来数が多いこともありますが、ごく身近なところで普通に見られるってことも影響しているのかな。
ということで、まだ湖北に居るノスリをパチリ!



この日に見かけたノスリは3羽。ノスリ探しをしていた訳ではないけどね。
“まだおったんかい?”なんてこと言っちゃいけませんぞ。



電柱に留まって、人が通ると飛んで、また別の電柱に留まる。
その繰り返しをしておりました。



途中で飛んでいったノスリの姿を見失ってしまったのですが、すぐに発見!
...っていうか、こいつは別の個体やんか。近くにもう1羽おったんやな。



ところで、ノスリが飛ぶのを見ていたら、どこからともなく小ぶりでシャープな型の鳥がモビングをかけてきた。
ノスリは反対方向へ逃げて行きましたが(そう見えた)、攻撃してきたやつはチョウゲンボウ。

この2種の力関係は体の小さいチョウゲンボウの方が上なんでしょうかね。
飛んでいる姿を見ていたらチョウゲンボウが電柱に留まったのでパチリ!



野鳥はそろそろ繁殖の季節ですが、まだ準備に入らなくていいのかな?


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ヒオドシチョウをパチリ!~蝶のシーズン開幕~

2015-03-22 19:07:07 | 野鳥
 外を歩いていると汗ばむような陽気の週末でしたね。
身近な場所ではヒメオドリコソウやオオイヌノフグリなどにぎやかになってきていますので、“ここはひとつ探蝶でも!”ってとこです。

...ということで、2015年の初蝶はヒオドシチョウになりました。ちょっと渋めの蝶から開幕です。
まだ蝶にとっては気温が低いのか日向で体を温めているばかりで動きは少ない。留まれる花も少ないので蝶の季節はこれからなんでしょうね。



他に見かけた蝶は、ツバメシジミ・キタテハ(飛んでいったのを見ただけなので多分)・モンシロチョウといったところ。
あっツバメつながりですが、ツバメが入ってきているのを今年始めて確認出来ましたよ。



(変な方向で話が進んでいきますが、)ヒオドシチョウといえばオレンジ系と黒の色合いの蝶。
オレンジ色+黒の色合いの野鳥といえば...ジョウビタキ! 
まだ姿がみられましたよ。



もうこれがシーズン最終かもしれませんので、ゆっくり見ていたかったけど飛んでいってしまいました。
そりゃいくら警戒心の薄いジョウビタキとはいえ、自然界に生きる生き物ですから飛びますわな。



冬のシーズンの野鳥は同じ場所で過ごすことが多いですが、これからの季節は野鳥の出入りが多くなりそうなので見るのも大変やね!


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コクマルガラスの淡色型を探してみたが...

2015-03-20 07:07:07 | 野鳥
 今年の冬の野鳥シーズン中にうまく出会えた鳥・惜しくも出会えなかった鳥といろいろありますが、例年会えるのに会えなかった鳥のひとつにコクマルガラスの淡色型があります。
シーズン中に何度かミヤマガラスの集団には遭遇していたのですが、その中にはコクマルガラスの淡色型はおりませんでした。

先の日曜日(コハクチョウが北帰したと誤報?のあった日)にコハクチョウ姿がないとは知らずに田圃のコハクチョウを探していた時にミヤマガラスの今期最大の群れに遭遇!
“これがシーズン最後のチャンス!”と意気込んで探してみたものの...見つかったのは暗色型が2羽(もしくは3羽)だけでした。



何百羽のミヤマの大群だったけど淡色型がいたら見えたはずですから、淡色型はいなかったと思うしかありませんね。
それとも探し方が悪かったのか?今シーズン湖北で淡色型は見られていたそうですしね。



さて、どんどん冬鳥が消えていく中、まだカシラダカの姿が見られました。
シーズンの最後まで残る冬鳥は何になるのでしょうね。



おまけはモズ♀をパチリ!
雌雄でいたんだけど、♂は鳴き真似上手。でも何の鳥の真似をしていたのか分らないのが悲しいところやな。



モズが留まる木の下にはシロハラとトラツグミの姿が見えます。
トラツグミには警戒されてすぐに隠れられてしまいましたので愛想のいいシロハラをパチリ!



“シーズンの変わり目には思わぬやつが入ってくるかも”って思ってるんだけど、いつも思ってるだけで終わるんやもんな~。


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カンムリカイツブリのバトル勃発!そして求愛!

2015-03-17 18:35:15 | 野鳥
 “もう春なんだなぁ~”と感じてしまう光景でした。
まず驚いたのはカンムリカイツブリがすっかり夏羽になっていたこと。

ここにはペアのカンムリカイツブリともう1羽♂と推定されるカンムリカイツブリがおりました。
突然始まったのは、カンムリカイツブリのバトルです。♀を巡っての♂どおしの争いでしょうか。



水飛沫を上げて凄い勢いで戦い始めました。
 左のやつが先手をとって押し込んでいく!



右のやつも下からの突き上げで抵抗する!
 しかし上のやつはクチバシで咥えた相手の頭を離さない。



 そのまま体重をかけて押し込んでいって勝敗は決する!



勝ち残った♂はバトルの後とは思えないような、はにかんだ表情?で♀との求愛行動を始めました。
♀はこのバトルをすぐ近くで見ていたんですよ。



ところで、どうしても分らない行動を見ました。
この♀(多分)は勝者の♂と求愛行動をしてみせているかと思うと、少し離れてしまったもう1羽の♂へ近づいてそちらでも求愛行動をしてみせる。

それはまるで♂の品定めでもしているかのごとく...。
同じ生き物の♂の当方としては微妙な気分になりますね。



これから野鳥たちの繁殖の季節には、観察していれば面白い野鳥たちの行動が見られるかもしれません。
春の野鳥たちの楽しい季節の始まりやね。  


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ウメジロ(梅にメジロ)をパチリ!

2015-03-15 17:25:25 | 野鳥
 小雨の降る土曜日の朝の湖北。
気温も低めで寒かったが、定例巡回で姿が見られるのはノスリ・シロハラ・トラツグミ・ツグミ・ホオジロ等々。

出来れば“春を感じさせてくれるやつの方がいいんだけどなぁ~”ということで雨が上がった頃を見計らって、先週見つけておいた梅の花を見にいきました。
おっ!やっぱりメジロが来とるわ!



湖北では梅の咲く時期は北国ゆえに遅いけど、満開の場所もチラホラとあります。
ここの梅は週末には満開に近くなっているだろうと予想していたけど、珍しく当たったね。



この梅の花に来ていたメジロは3羽。
しばらく蜜を吸った後、大きな木の葉陰へと消えていくが数分するとまた梅の花へと戻ってきます。



とにかくメジロってやつはよく動くもんだから、こっちも上半身をクネクネしながら見る羽目になってしまいます。
 すぐに枝を移ってしまうしね。



 このメジロは“どの花の蜜を吸おうかな?”ってところでしょうか。
それとも花見でもしてるのかい?



 “いいえ、梅の香りを楽しんでるんですよ!”...なんてことメジロは言いませんがね。



ウメジロは今が旬の光景ですが、紅梅に寄ってくるメジロの姿も見たいですね。


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ミサゴが2羽いたんですけどね...。

2015-03-13 20:17:17 | 野鳥
 ミサゴが2羽いたんですけどね...遠すぎるのよ。
通りすがりに湖岸の流木に留まってるやつが見えたのですが、多分あいつはミサゴと思って車を降りた。

あまりにも遠かったので少しでも近づけないかと思ったが、目の前には琵琶湖が立ちはだかる。
そうこうしている間に洲になっているところから、もう1羽のミサゴが留まった。...という図です。



トリミングしてボケボケですが、ミサゴでしょ。
2000㍉相当のレンズがあれば何とかなったかもしれないが、そんなのはともかく2羽留まりが見れたのでよしかな。



 しばらくしたら飛んだんだけど、琵琶湖側でした。
こっち来い!こっち恋!ミ・サ・ゴ!...と念じていたが見透かされてしまいましたね。

 ポツンと1羽だけカワアイサ♂がいたのでパチリ!



この週末の湖北はどんな感じに変わっているのでしょうね。
変化があるかもね!ないかも...?


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長浜盆梅展~旧長浜駅舎ライトアップ~

2015-03-10 18:50:50 | 風景・イベント・グルメ
 今のこの微妙な季節ってのは、少しナーバスになったりもしますが、パワーが湧き出そうで思うように吹き出せない感じもします。
まぁ梅が咲き始めたのに、ひどい吹雪で積雪まである季節ですからね。

最近、TVのCMの“スズキワゴンRスティングレー”でGLIM SPANKYというバンドが演ってるジャニスのMove Overを耳にします。
思い出したようにジャニス・ジョップリンのCDを聞いたり、DVDを見たりしていますが、やっぱ1970年前後から数年間の音楽にはいい物が多いですね。
さて、そんなエナジーをよそ目に先週は夜の盆梅展でくつろいできましたが、梅の花の写真はほとんど撮ってないんだよな。



少し前から欲しくなったのは望遠側50mmまでくらいのレンズでね。
出来れば明るいレンズで、レンズのハメかえが面倒くさいのでカメラ本体付きで...。(予算不足)



まぁ同じ機材ばっかりだと飽きもくるし、気分を変えってという程度なんですがね。
盆梅展が開催されている慶雲館の向かいは旧長浜駅舎です。こっちもライトアップされています。



次々ライトの色が変わっていきます。
雰囲気は中々いいですよ。





余談になりますが、盆梅展に立ち寄るとつい注文してしまう抹茶セット。
一言だけ...“今年は和菓子が違うぜよ!”



どうしてもいつもの和菓子が食べたかったので帰りにモンデクール(旧通称:エキヘイ)へ寄ってお土産にしました。
やっぱ盆梅にはこれや!



おまけのおまけです。
少し前から囀り始めたウグイスの声!



しかし今日の雪はキツかったね。ちょっとしたブリザードみたいやったで!


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長浜盆梅展~長浜ひょうたん展~

2015-03-07 17:33:33 | 風景・イベント・グルメ
 長浜慶雲館で開催されていた盆梅展がまもなく終了になりますので、夜のライトアップの会場を覗いてきました。
今置かれている盆梅はほぼ全てが満開で慶雲館へ入ったとたんに梅の香りがしてくる。

写真を数枚撮ってみたけど、あまり面白い感じがしないので、慶雲館の2階で開催されている“長浜ひょうたん展”へ移動する。
過去に見てきたひょうたん細工とはかなり出来栄え違うのですが、ひょうたん細工ってのは実は凄いんですね。



このひょうたんの絵柄の鶴は貝殻で細工されていますが見事なものです。漆工芸の加飾法で螺鈿(らでん)というそうですよ。
しかし、こんなのを造る人がいたんや!と感心してしまいました。



このひょうたん展に展示されているひょうたん作品は全て長浜市在住の清水さんという方の手によるものだそうです。
しかもこの清水さんは“ひょうたんの栽培→乾燥→下地処理→装飾”の全行程を自分でされているようですよ。



当方も昔、ひょうたんを栽培してみよう!と植えてみたことがあってね。
蔓が伸びて2階まで到達してくれて実りを期待してたんだが、型の悪い豆ひょうたんが1個しか出来ませんでしたわ。
蔓だけは凄く伸びたので、枯れた後の蔓の後始末は大変でしたけどね。



作品の中には金箔を貼り付けた作品もあります。
ここまでくると名家の家宝クラスの漆器みたいなレベルですね。



ところで“ひょうたん展”と書いているのに何で鳥関係の装飾しか写してないのか?って...。
“はい!個人的な趣味”です。(全体の雰囲気は観光情報→「~匠の技~長浜ひょうたん展」



長浜は秀吉ゆかりの文化が根強い地域ですから、馬印の千成瓢箪を由来とする瓢箪文化も盛んですね。


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