西武大津店で『里山-未来におくる美しい自然-』という里山をテーマにした今森光彦さんの写真展が開催されていました。
里山とは、田圃を中心として水辺や山や林などが点在し、人と自然が共存しているような環境のことで、今森さんが使い始めてNHKのドキュメンタリーなどで有名になった言葉です。
今回の写真展は2部構成で、第1部は「里山-人と自然がともに生きる-」で第2部が「湖辺-水の流れが育む生命-」で、写真は今森さんが琵琶湖や滋賀県でのフィールドワークで撮影されたものです。
滋賀の里山で撮影した写真をテーマ別に網羅した今森ワールドの写真展と言えると思います。
当日はギャラリートークがありましたので時間を合わせて行きましたが、来場されていた方々の年齢層は結構高いように感じました。
今森さんの写真や映像に“自分が幼少の頃に見た景色に郷愁を感じる世代”の方々といえるかもしれませんね。
ギャラリートークは「里山」という言葉が定着するまでの話や「おじいちゃんは水のにおいがした(2006年出版)」に登場する田中三五郎さんの話などをされていました。
NHKで「里山」を企画した時はニュアンスが伝わらず、当時NHKで放送されていた『柳生博(日本野鳥の会会長)の「生きもの地球紀行」の生物系』と『「明るい農村」の自然系』との間で位置づけが難しかったようです。
結局は生き物系と農村系の中間的でありながら両方を網羅するようなところで「里山」は定着したということになります。
写真展の外では今森光彦ブックフェアーとサイン会がありましたので今回の写真展の図録になる「里山-未来におくる美しい自然-」を購入しました。
何列も平積みになっていた書籍が最後の方になると随分減っていましたので、購入される方はかなり多かったようです。
頂いたサインは蝶のスタンプの下にm.imamoriと書かれてあります。
今森さんの写真展や切り絵展に行くのはこれで3回目になりますが、今森さんの姿を見るのも生の声を聞くのも初めてです。
ギャラリートークは会場の一角で話をされて取り巻くように聞くスタイルでしたし、サイン会になるとすぐ目の前に今森さんがおられる状態になりますので緊張してしまいました。
結局、サイン会では挨拶以外に声はかけられなかったんですけどね。
今森さんは「1年に1回、何月何日の何時何分にその場所にいなかったら、その光は二度と撮れない写真」と言われます。
確かにどうしたらこんな写真が撮れるんだろうと思うような一瞬の光の中で撮られた写真が多く見られました。
今森さんの写真を見ていると、「もっと琵琶湖が好きになる」「滋賀の自然がもっと好きになる」、そんな想いが強くなります。
里山とは、田圃を中心として水辺や山や林などが点在し、人と自然が共存しているような環境のことで、今森さんが使い始めてNHKのドキュメンタリーなどで有名になった言葉です。
今回の写真展は2部構成で、第1部は「里山-人と自然がともに生きる-」で第2部が「湖辺-水の流れが育む生命-」で、写真は今森さんが琵琶湖や滋賀県でのフィールドワークで撮影されたものです。
滋賀の里山で撮影した写真をテーマ別に網羅した今森ワールドの写真展と言えると思います。
当日はギャラリートークがありましたので時間を合わせて行きましたが、来場されていた方々の年齢層は結構高いように感じました。
今森さんの写真や映像に“自分が幼少の頃に見た景色に郷愁を感じる世代”の方々といえるかもしれませんね。
ギャラリートークは「里山」という言葉が定着するまでの話や「おじいちゃんは水のにおいがした(2006年出版)」に登場する田中三五郎さんの話などをされていました。
NHKで「里山」を企画した時はニュアンスが伝わらず、当時NHKで放送されていた『柳生博(日本野鳥の会会長)の「生きもの地球紀行」の生物系』と『「明るい農村」の自然系』との間で位置づけが難しかったようです。
結局は生き物系と農村系の中間的でありながら両方を網羅するようなところで「里山」は定着したということになります。
写真展の外では今森光彦ブックフェアーとサイン会がありましたので今回の写真展の図録になる「里山-未来におくる美しい自然-」を購入しました。
何列も平積みになっていた書籍が最後の方になると随分減っていましたので、購入される方はかなり多かったようです。
頂いたサインは蝶のスタンプの下にm.imamoriと書かれてあります。
今森さんの写真展や切り絵展に行くのはこれで3回目になりますが、今森さんの姿を見るのも生の声を聞くのも初めてです。
ギャラリートークは会場の一角で話をされて取り巻くように聞くスタイルでしたし、サイン会になるとすぐ目の前に今森さんがおられる状態になりますので緊張してしまいました。
結局、サイン会では挨拶以外に声はかけられなかったんですけどね。
今森さんは「1年に1回、何月何日の何時何分にその場所にいなかったら、その光は二度と撮れない写真」と言われます。
確かにどうしたらこんな写真が撮れるんだろうと思うような一瞬の光の中で撮られた写真が多く見られました。
今森さんの写真を見ていると、「もっと琵琶湖が好きになる」「滋賀の自然がもっと好きになる」、そんな想いが強くなります。