僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

アサギマダラをパチリ!

2016-05-29 17:30:00 | 花と蝶とトンボと昆虫
 この週末は少し季節が進んできたなぁという感じがしました。
初夏の野鳥がそろそろ出揃って来たのか、1年ぶりに声が聞けた野鳥たちがいましたので、これからの季節が楽しみになりますね。

さて、蝶の方は今シーズン初見になるアサギマダラがやってきていました。
恒例ではありますが、アサギマダラがフワフワと優雅に飛ぶ姿を見つけると夏を感じてしまうんだよな。



数としては全部で数頭と多くはなかったものの、蝶を夢中で追いかける子供の気分を楽しませていただきましたよ。



アサギマダラは謎の多い蝶とされていますが、このアサギマダラはどこで繁殖していたのでしょうね。
秋に身近な場所へやってきて南下していく個体とは別の個体群なのかどうかも悩ましいところです。



とはいっても初夏から秋にかけて、その時々に見られる場所がありますので行動パターンはあるようですね。



好き好きはあるかと思いますが、アサギマダラはその時期と見かける場所に季節感を感じさせてくれる蝶ですね。


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御朱印蒐集~岐阜県 谷汲山 明王院~

2016-05-26 18:30:30 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 谷汲山華厳寺の境内には多くの寺院がありますが、「塔頭(たっちゅう)の明王院」へも参拝してきました。
塔頭(たっちゅう)というのは“寺院のなかにある個別の坊で寺院を護持している僧侶や家族が住む”と一般にはされているそうです。

この明王院でも御朱印がいただけるのですが、明王院も本堂と同様に3つで1組の御朱印となっていました。
どちらかというと、神社でいただく御朱印よりお寺さんでいただく御朱印の方が達筆のものが多いですね。



 

御朱印は、「阿弥陀如来」・「毘沙門天」・「弁財天」と仏さんや仏教の神様の名が書かれていますが、社殿はお稲荷さんになっているのが不思議です。
ここは豊川稲荷の分院だそうで入り口の左右には狛狐が祀られているのですが、明王院の御朱印はここで書いてもらいました。



さて、明王院の中では「花祭り」(灌仏会)という仏教行事が開催されていて、甘茶をいただくことが出来ました。
甘茶はかすかに甘味のあるお茶で初めて飲んだのですが、世話をされていた方に“このお茶は売られているのですか?”聞いてみると、仏教行事に必要なため特別に栽培してもらっているお茶で一般には手に入らないとのことでした。



灌仏会(かんぶつえ)は釈迦の誕生を祝う仏教行事とされていて、お釈迦さんの像に甘茶を3回かけて誕生を祝う行事ですが、現在でも花祭りをされているお寺は多いようですね。
ところで恥ずかしい話ですが、甘茶を飲んでいる時にうっかりカメラを落としそうになった拍子に飲みかけの甘茶を自分にかけてしまったのです。すかさず家内より“あんたがお釈迦様になってどないするんの!”とつっこまれる。
周囲におられた方が笑いを噛み殺しておられる様子が分かるのが恥ずかしいよ。

西国33所巡礼が終わった方が最後にお参りする万願寺というお寺も不思議なお寺でした。
あちこちにタヌキの石像が置かれているのです。



 面白いのは「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿(さんざる)ならぬ、「見たぬき、聞かたぬき、言わたぬき」の石像です。
他にもたくさんの石狸が置かれていましたが、なんでこんなにたくさんの狸さんが祀られているのでしょうね。



境内の帰路でいくつか変わった石仏を見つけました。
由来はあるのでしょうけど何なのかは分らない石仏ですが、モデルがいて逸話があるんだと思います。







境内や参道で巡礼衣装の方を何度も見かけましたし、本堂横には満願を終えた巡礼者が使用した笈摺(おいづる)を奉納する笈摺堂がありました。
笈摺(おいづる)とは巡礼に使用する白衣や笠で、数多くの笈摺が奉納されていましたから、やはりこのお寺は西国33所巡礼の終点ということになりますね。


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御朱印蒐集~岐阜県 谷汲山 華厳寺~

2016-05-24 07:10:10 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 西国三十三所の第33番札所になる谷汲山(たにぐみさん)華厳寺は満願霊場とされています。
つまりは巡礼を終えて最後に参拝する結願・満願のお寺になるのですが、満願前に参拝することになりました。

もし華厳寺以外の32所の全てに参拝することが出来たら、もう一度お参りに行きたいは思っていますが、いつになることやら分かりませんしね。
滋賀県内や京都市内のお寺はともかくとして、近畿の広範囲に霊場がありますから全て廻るのは困難かもしれません。機会に恵まれればということになりますね。



 

華厳寺の御朱印は3種あって、本堂(大悲願)・満願堂・笈摺堂の御朱印になり、それぞれ現在・過去・未来を意味しているそうです。
この3枚の御朱印は3つで1組になっていて、花山法王(平安中期に在位した第65代天皇)が詠まれた御製三首の御詠歌にちなんで3つの御朱印とされているということです。

お寺の宗派は天台宗で豊然上人という方が開祖とされていて、創立は798年といいますから天台宗の開祖最澄が比叡山に延暦寺を開山したすぐ後ということになるのでしょうか。
このお寺までの道筋は“集落が点在するだけの田園地帯が続く里山を越えて、広くはない道幅の林道を登って行く”のですが、着いた先にはにぎやかな門前町が開けているので少々驚きます。
歴史的のある古いお寺ですから、時代を通じて巡礼者が絶えなかった霊山だったんだろうと思います。



山門の横の駐車場に車を駐めると、門前町を約1㌔ほど歩くことになります。
食べ物屋さんや甘い物を売る店・土産物屋などが並ぶ参道を歩いていくと、お寺に安置してあるような仏像が大量に置いてある大きな店がありました。

“誰が買うんだろう?”と思いながら見物しているとお店の方から“巡礼の方ですか?”と聞かれる。
“はい、そうです。いい物を見せて頂いてありがとうございました”と挨拶してお店を出る。
お店を出たあとで家内より“あんた巡礼の方ちゃうやろ!いい加減なこと言って~。”と注意されてしまいましたけどね。



門前町の参道の先に仁王門が見えてきます。
宝暦年間(1751年~1764年)に再建されたとされていて、立派な門には仁王様と大草鞋が奉納されています。



さて仁王門を越えてしばらく歩くと、いよいよ本堂までの石段登りです。
最近、石段登りが楽しいのですが、これくらいの石段なら楽勝になってきましたよ。



本堂(1879年に再興)が近づいてくると線香の香りが立ち込めてきます。
お参りに来ておられる参拝者も多く、堂内は活気に満ちています。



本堂では地下に「戒壇巡り」があり、真っ暗な中を手探りで進んでいって「お鍵前」にさわると仏さんと縁が結ばれて極楽浄土に行けるとされているのですが、お鍵前の場所が分からずに触れることが出来ませんでした。
満願した者が触れる習わしがあるという「精進落としの鯉」という銅製の鯛もどこにあるか分からずじまいでしたから、満願していない者にはまだ早いということなんでしょうね。

ところで、参道で何件か“菊花石”を売っているお店を見かけましたが、お寺の中にも立派な菊花石が置いてありました。
岐阜県には上質な菊花石の産地があって、産出される区域が特別天然記念物に指定されて採取禁止になっているとか。



谷汲山の境内は想像以上に広く、見所のあるお寺がいくつもありました。
本堂以外に御朱印が頂けるお寺がありましたので、話は続く...。


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ハマヒルガオとホシゴイ、オオルリをパチリ!

2016-05-22 21:07:07 | 野鳥
 久しぶりに家族旅行へ行ったのですが、玉には贅沢に遊ぶのもいいですね。
少し高級なホテルに宿泊して、上品な日本料理を食べながら、普段飲まない(高くて飲めない)ような焼酎を調子に乗って何杯もおかわりしてしまいましたわ。

まぁ何年かぶりですから支払いのことは気にせず楽しんでいましたが、なるようになるとはいえ、次に旅行へ行けるのはいつになることやら?
お金と家族の都合によりけりなんだけど、先立つものはともかくとして、当方は都合的にはいつでも行けそうなんだけどね。



さて、琵琶湖岸ではぼちぼちとハマヒルガオが咲いてきています。
砂地の浜辺にポツンポツンと咲いているのですが、こんな場所でよく咲き続けているもんだなぁと感心してしまいますよ。

ゴイサギは数羽来ているようですが、場所は広がっていないようです。
伐採されている木々があって、少しづつ過ごしやすい環境ではなくなってきているのかもしれませんね。





人の生活圏では環境の変化がりますが、生活圏を離れると木々が生い茂ってきて野鳥は声はすれども...になってきたかな。
オオルリばかり撮っているみたいな感じですが、単に見やすい場所に出て来てくれるのがオオルリだけってこと。





まだ夏鳥で一般的に人気の高そうなやつらの声は聞こえてきていないみたいに思います。
来月くらいから鳥相が変わってくるのかもしれませんけどね。


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御朱印蒐集~湖東三山 西明寺~

2016-05-20 13:50:00 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 湖東三山(西明寺・金剛輪寺・百済寺)といえば有名な紅葉の名所で、紅葉の季節には大勢の観光客が訪れる観光スポットとなっています。
紅葉もいいんだけど、大勢の観光客と一緒では寺院をゆっくりと見て回ることは出来そうにありませんので、混雑を避けて春の西明寺へ参拝をしてきました。

西明寺は正式には『龍応山(りゅうおうざん)西明寺』といって、天台宗の寺院で平安時代の初期(834年)に仁明天皇の勅願寺として三修上人(慈勝上人)に命じて創建されたと伝えられているそうです。
縁起の概略は、『三修上人が琵琶湖の西岸を歩いていた時に、突如として琵琶湖東方の彼方より、紫雲が現われ光がさしてきた。「光の源をたずねれば、きっとすばらしい霊地があり、重大な使命が下されるに違いない」との霊感に打たれたこと』が始まりだそうです。



国道307号線に面して西明寺の総門がありますが、これは非常に新しいものに見えます。
調べてみると痛みがひどかったため再建して、平成27年9月6日に落慶したとのことでまだ1年も経ってはいないようですね。



参道の途中で名神高速道路の上を渡っていくのはご愛嬌でしたが、参道の横には苔が一面に広がっていて新緑の緑とともに美しい光景となっておりました。
苔のことはよく分からないものの、よく見ると何種類もの苔があるようです。苔に詳しい方なら分類できるのでしょうけどね。





西明寺の本堂は国宝に指定されており、鎌倉時代の初期に建立されたもので釘を1本も使わず建てられたものだそうです。
織田信長の時代に例に漏れず焼き討ちされた時に、寺僧の機知で本堂の前方に位置する房舎を激しく燃やし、全焼したように見せかけて本堂の焼失をまぬがれたそうです。



本堂の中に入ってまず驚くのは仏像の多さでしょうか。
本尊の薬師如来像(平安時代 重要文化財)は須弥壇上の厨子の中に安置されていて秘仏のため姿を拝むことはできません。
この薬師如来像は秘仏で住職一代につき一回のみのご開帳だそうで、現住職はすでにご開帳を済まされていることから次のご開帳はかなり先の事になりそうですね。



須弥壇(しゅみだん)には秘仏の薬師如来像を挟むようにして日光菩薩と月光菩薩が本来は配置されていたそうですが、お寺の方の説明では日光菩薩の方は痛みが激しいため現在は京都で修復作業中ということでした。
お寺の方は非常に丁寧な説明をしてくださる人で十二神将、日光・月光菩薩、四天王像などについて講義を聞くように説明をしていただくことが出来、非常に分かりやすかったと思います。


(十二神将 巳)絵葉書より


十二神将は十二支と結びつき頭上に干支の動物を乗せてあり、それぞれの干支にちなんだ神将が守り本尊となるそうです。
12体の仏像が左右に6体づつ並び、更に4隅には四天王像が配置されていて強いパワーに満ちています。

本堂でお寺の方から三重塔の内部が期間限定で特別公開中で、これは一見の価値がありますよと勧められる。
拝観料が1000円ということでしたが滅多にない機会なので拝観することにする。





この三重塔も国宝となっていて、この内部拝観では国宝の中に入って内部を至近距離で見られるという通常ならありえない拝観でした。
世話方の人が“狭い場所ですが10分くらい説明します”とおしゃってましたが、実際は興がのって30分程話を聞かせてもらうことが出来ましたので諸々の話を堪能できましたよ。

内部拝観は春と秋の一時期だけの特別公開をされていて、雨の日は湿気で痛むので国宝保護のため拝観はしていないそうです。
この日は晴天ということで縁があって拝観することが出来ましたが、中の装飾や絵は本当に素晴らしい!
お寺のパンフレットからの写真ですが、極彩色に彩られた内部の様子が伝わると思います。


三重塔のパンフレットより

総門から入った後に庭園の方へ行ったため、後先が逆になりましたが二天門を通って帰ることにしました。
この二天門は、室町時代に建立されたもので重要文化財に指定されています。



仁王様の前に大きな草鞋が祀られていますが、これは仁王様が夜になると草鞋を履いて立ったまま休まれるという話からきているようですよ。



お寺を出て駐車場まで戻った時に時計を見ると、2時間以上もお寺にいたようです。
本堂と三重塔でいろいろな話が聞けて面白かったので、時間がたつのをすっかり忘れていたようですね。


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御朱印蒐集~京都左京区八瀬 九頭竜大社~

2016-05-17 18:38:38 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 鳥居を見かけるとウズウズしてしまうのは御朱印ファンの証しなのかもしれませんが、京都左京区の八瀬を通りがかった時に見えた神社に思わず立ち寄ってしまいました。
この神社は九頭竜大社といいますが、歴史は浅く昭和29年に開祖大西正治朗氏が九頭竜弁財天大神のお告げにより創建された神社だそうです。



御祭神は九頭竜弁財天大神(くずりゅうべんざいてんおおがみ) でみちびきの神、慈悲の女神とされています。
開祖の大西正治朗はとても霊感の強い人だったといわれていますが、現在は普通の神社となっているようですね。



この神社の参拝方法はとても変わっていて、本殿を時計回りに9回まわり巡拝する“お千度”という独特の参拝方法の神社です。
訪れた時も若いカップルがこのやり方で参拝されていましたよ。



また普通の神社では二礼二拍一礼で参拝しますが、この神社では4拍するのが正式な参拝方法だそうです。
知らなかったものですから、女性の方が1人来られてパンパンパンパンと4拍打たれた時は驚いてしまいましたよ。

 本殿の横には蛇石という白蛇の姿が浮き出た石が祀られていました。
由来については弁天様の使いとしか書かれてはいなかったため、詳しいことは分かりませんが奇妙な石です。



社務所の横の石段を昇ったところに帝釈天社があり、更にその上へ行くと周辺を展望出来る場所があるようでしたので登りかける。
しかし道に猿除け・鹿除けネットが貼ってあり、足場も悪かったため石段の先の山道を登るのは諦めることにしました。



九頭竜大社に参拝した後、京都方面へ向かうとまた鳥居が見えてきたので、ここへも立ち寄ってしまいました。
三宅八幡宮という子供にご利益のある神社だそうですが、もう夕刻で社務所も閉まって人の姿もなく、外から拝んで終わりにさせていただきました。



三宅八幡宮の御祭神は応神天皇(八幡大神)で小野妹子が大分県にある宇佐八幡宮から八幡神を勧請してお祀りした由緒があるそうです。
ところでこの神社も少し変わっていて、普通は神社の入り口には狛犬が置かれていますが、この神社は狛鳩が置かれているのです。



鳩を神様の使いとしてお祀りしている変わった神社ですが、この神社に参拝すると“鳥運”が上がるかもしれませんね。
九頭竜大社は独特の参拝方法、三宅八幡宮は神鳩、と神社によってしきたりが違ったり、変わった神様の使いがいるようです。


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動画でオオルリの囀り!

2016-05-15 19:05:15 | 野鳥
 琵琶湖近くの野鳥が少し落ち着いてしまいましたので、山方面の様子を伺ってきました。
山間部ではツツドリがよく鳴いていましたし、他にも複数の小鳥の囀りが聞こえてきて、とてもにぎやかになってきていますね。

野鳥観察の方の姿も見かけますが、まだ今は山菜採りの方が多いようです。
当方は季節になると、コシアブラとかタラの芽などの山菜を道の駅などで買ってきて食べていますが、山菜採りの方は山の斜面に梯子をかけて急斜面をどんどん登っていくんだから凄いよ。



さて、山菜探しは出来ない当方ですので、野鳥を探していると...。
上手い具合にオオルリが囀っているのを見つけましたよ。あまり警戒心がなかったのでゆっくりと囀りを聞くことが出来ました。





少し移動すると、木陰にはアオバトの姿が見えます。
アオバトは神出鬼没なやつなので、いつ頃どこへ行けば会えそうってのがよく分らない鳥なんだよなぁ~。



よく囀っているのはウグイスですね。
美声なんだけど姿はあまり美しくない鳥ですが、“俺はオオヨシキリと違うで!間違えんといてや~”とでも言いたげに美声を聞かせてくれる。



おまけは田植えの終わった田圃に巣作りしていたケリの動画をパチリ。
ヒナは2羽ですが、親鳥のお腹の辺りにうまく収まっています。玉子が1個見えていましたので3羽兄妹なのかな?





この田圃の稲は当然のように真っ直ぐに当距離で植えられているんだけど、ケリの巣のところで田植えの直線が乱れています。
田植えの途中でケリの巣に気が付いて、田植えのコースを少しずらせてくれたのかもしれませんね。


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キジの母衣打ち(ほろうち)をパチリ!

2016-05-13 06:10:10 | 野鳥
 キジは湖北では年間通して姿を見ることが出来る鳥ではありますが、繁殖期になるとあちこちでキジの♂の姿を見るようになりますね。
キジが多い場所では一定の場所(2㌔もないような区域)で何羽も見かけることがありますから、キジ密度が高いな。

試しに数えて見たら、目立つ場所で縄張りを主張していたキジの♂が6羽いましたよ。
 母衣打ち(ほろうち)するタイミングは見ていると何となく分かりますので、“ケッケーン”とやるところをパチリ!



“ケッケーン”と一声あげたらホロ打ちの開始です。
激しく羽を打ち鳴らして、にぎやかにやってくれます。



野鳥をたとえに出すと、四季ごとにいろいろな野鳥が季節の風物詩がありますが、キジのホロ打ちは春の風物詩ということになりますね。
桜の咲く頃から2ヶ月くらいは見かける春らしい光景です。



キジは鳥獣保護区以外では狩猟鳥ではありますが、日本の国鳥にも指定されている立派なやつです。
 “おらぁ~全開で羽ばたいてやったぜ!”なキジさん。



キジはホロ打ちで大きな声や音を立てると、どこからか他のキジのホロ打ちの声が聞こえてくる。
縄張りを主張しているのか?♀にアピールしているのか?繁殖期は競争が激しいようですね。





キジは一夫多妻のハーレム鳥ですが、♀の方も負けてはいないようです。
♀のキジは、複数の♂の縄張りを訪れて繁殖相手を選んでいるようですよ。


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スズメの幼鳥とワカバグモをパチリ!

2016-05-11 18:38:38 | 野鳥
 愛鳥週間にちなんで新聞などで“野鳥観察の楽しみ”について書かれた記事を見るようになりました。
記事を読むと、特別な場所に行かなくても“自宅近くや通勤途上でも野鳥観察を楽しむことが出来るのですよ”と書かれているものがありました。

確かにスズメやツバメ、オオバンやカルガモなどは街中でもよく見かけますし、琵琶湖の湖岸道路を通って通勤されているような方なら鳥密度が高いですから、ふた桁種の野鳥を見聞きすることが出来るかもしれませんね。
...ということで、身近な野鳥の最たるもののスズメですが、今スズメはベビーラッシュで巣立ちした幼鳥を見る機会が増えています。



こいつは路上にいたのですが、遠くまでは飛べないものの、すぐ近くの木の枝までは飛べるようでした。
親鳥を心配させてはいけませんので、大急ぎで数枚パチリ!





数mくらいの所を親鳥が飛んで、幼鳥を誘い出しているようでしたが、幼鳥はまだ自由には飛べないようでしたから、さぞや親鳥はやきもきしていたでしょうね。
さて、GWの頃からあちこちでシャガの花が咲いてきています。好きな花ですので写真に撮ろうとしたら何やら変なやつの姿が見えますよ。



全長は1cmくらいの小さなやつでしたので接近してパチリ!
このエビみたいなやつは、ワカバグモという蜘蛛の1種だそうで、意識して見たのは初めてでした。



今から冬の始まるまでの季節には、いろいろな生き物が見られると思いますが、“子供の頃によく捕まえたのに最近姿を見かけなくなっている連中”なども探してみたい気がしております。


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湖北の春のシギチはまもなく終戦か?

2016-05-10 06:15:15 | 野鳥
 シギやチドリに興味を持ちだしてから何年か経ちましたが、興味を持った当時によく言われていたのは“湖北の田圃も昔に比べるとシギチが入らなくなったなぁ~”でした。
しかしそんな頃でも20種近くのシギやチドリを湖北(主に田圃)で見ることが出来たと記憶しております。

レアなシギチが入ったりすると、あちこちから口コミでカメラマンが集まってきて、折り重なるようにカメラを構えておられることもあったんだけどね。
それが今じゃどんどん見られるシギチが限られてきて、寂しい気分になっているのは当方だけなのでしょうか?



チュウシャクシギはそこそこの数が見られますが、“今日はチュウシャクとムナグロだけ~”なんてことが多いですね。
ムナグロもネグラが居心地悪くなっているようで、数が見られなくなってきています。



さて、今頃になってやっと姿を見せてくれたのはアオアシシギ。
9羽のグループで田圃にやってきていました。



 獲物をゲットしたアオアシシギをパチリ!
くわえた獲物のシルエットを見るとカエルやね。ゴクッと一気飲みしていましたよ。



イソシギは旅鳥というより留鳥になるのかと思いますが、この時期以外はあまり田圃にいる姿を見かけないように思います。
田植えの頃の田圃はエサが獲りやすいのでしょうかね。



コチドリも旅鳥かどうかはともかく、渡りの時期に姿を見ることが多くなります。
というか、渡りの時期だから田圃をチェックしているからよく見るだけでしょうけど...。



“タカブシギの多い春はシギチが多い!”の当方のジンクスはどうやら外れたようですが、最後にタカブシギをパチリ!
“タカブシギに始まったけど...タカブシギで終わった“”みたいな春でした。残念!



春のシギチは終わりに近づいてきてはいますが、5月いっぱいは期待は残ります。
田植えの農作業が終わり田圃が落ち着いてきたので、もう少し探してみてもいいかもね?


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