赤坂山は山と渓谷社により「花の百名山」に選ばれており、滋賀の山では霊仙山・鎌ヶ岳・伊吹山・武奈ヶ岳なども選ばれています。
山と渓谷社の元となっているのは田中澄江さんの「花の百名山」で、そちらに選ばれている滋賀の花の百名山は三上山・藤原岳・霊仙山・御池岳だという。
赤坂山は福井県と滋賀県の境界に立地して琵琶湖と若狭湾の分水嶺になっており、景観の素晴らしさと豊かな自然に恵まれた山です。
そろそろサラサドウダンの花の季節でどの山に行こうかと迷いつつ、勝手知ったる赤坂山に登ることにしました。
赤坂山をマキノ高原から登る場合、東屋のある「武奈の木平」までが約半分で樹林帯の中を通ります。
「武奈の木平」から「粟柄越」を経て山頂までの稜線歩きが残りの半分。
最初は木段が続き、体がまだ十分に目覚めていない朝一の木段は結構シンドイのですが、登りきるとフラットな道を歩けます。
ただしフラットな道もあるものの、岩がゴロゴロした道もあり、景色が見えない道でもあるので早く「武奈の木平」に着きたくなります。
登山道では標高の低いところではツツドリの声が聞こえ、途中からキビタキの囀りが聞こえるようになり、標高が高くなるとホトトギスがにぎやかになる。
ところで、過去に登った時には気付かなかったのですが、三角点の案内板があるのを発見。
下りるのが大変そうな急登を登らないといけないけど、上がどうなっているのか気になり見に行くことにする。
登ってみると確かに三角点があり、これは「栗柄越の三角点」(等級種別:四等三角点、基準点名:栗柄越、標高:483.4m)でした。
何度か登った赤坂山ながら新発見となりましたが、整備されていない急登を登ったので慎重に下りないと滑りそう!
そうこうしている間に「武奈の木平」に到着。
天気は晴れていて登山日和とはいえ、強い風が吹いていましたので、リュックに入れておいたウインドブレーカーを脱いだり着たりです。
山頂まで約半分というところまで来ましたので、この辺りまでに見かけた赤坂山の花になります。
フワフワとした白い花をたくさん付けているのはタンナサワフタギでしょうか?
タンナサワフタギは、赤坂山では中間的な標高のところで咲いているのを見かけましたが、花の名前が合っているかは確かではありません。
この種にはタンナサワフタギとサワフタギという類似種があるといい、見分けるのも難しそうです。
低木の枝先に沢山の白い花が房になって咲いているのはカマツカの花でしょうか。
花の識別に迷うのは数を見ていないからで、野鳥を探し始めた頃も最初のうちは同定できなかった記憶があります。
コアジサイは登山道の道筋に多いが、まだ花を咲かせているものは少なく、標高の低いところに生えているものが咲いている感じです。
これから一斉に花を咲かして登山道がにぎやかになると思いますが、その頃はササユリの季節を迎えています。
「武奈の木平」から少し登ると堰堤と沢沿いの道があり、そこから徐々に景色や植生が変わってくるようです。
堰堤から水が落ちて流れる清流に沿って歩きますのでヒンヤリと気持ちが良い場所で、このルート唯一のロープ場で堰堤を乗り越えます。
堰堤の上にも清流は流れており、登山者は右の岩の道を登ります。
右の道にも水が流れているので、足元注意の道です。
沢沿いの道から尾根筋に出るとタニウツギやヤマツツジの花を見かけるようになります。
タニウツギは一定の標高の辺りから生えていて、先日別の山で見たタニウツギより花の状態が良いのは環境の違いによるものか。
赤坂山にイワカガミが咲く時期に登ったことはないのですが、花期の終わったイワカガミの多さに驚きます。
4月下旬から5月にかけての赤坂山の花は今とは違った植生になっていると思いますが、今の季節はベニやサラサのドウダンツツジにカメラを向けている人が多い。
咲いていたのはほぼベニドウダンで、赤い実が沢山実ったような赤い花が見頃になっています。
花や野鳥は写真で撮ると実際より大きく写りますので、記憶の中の花と一年振りに見る花のサイズの違いに驚く。
ベニドウダンとサラサドウダンの識別って結構悩んだりして一緒に撮影していた方々も識別に迷われていました。
“これはベニドウダンです”と言い切れる花は多いのですが、サラサドウダンと言い切るには躊躇われるものが多い。
ベニドウダンには真っ赤な花と薄い色合いのものがあるようですので、見誤るケースもあるとのことです。
おそらくは見ている人にはサラサドウダンへの想いがあるので、花を見た時の期待値が高くなってしまうのが迷う原因か。
結局、サラサドウダンっぽいのもあったものの、これぞサラサドウダンと言い切れる花は見つからずでした。
一緒に撮影していた人の情報によると、サラサドウダンは黒河峠から三国山のトレイルに多いということでした。
足を伸ばしてみても良かったのですが、思い付きでコースを変えるのは止めておき、「明王の禿」まで行って戻ってきます。
次は別の日に改めて今度は逆コースになるマキノ町白谷の黒河峠から三国山ピストンで行ってサラサドウダンを探しに行きたいと思います。
山と渓谷社の元となっているのは田中澄江さんの「花の百名山」で、そちらに選ばれている滋賀の花の百名山は三上山・藤原岳・霊仙山・御池岳だという。
赤坂山は福井県と滋賀県の境界に立地して琵琶湖と若狭湾の分水嶺になっており、景観の素晴らしさと豊かな自然に恵まれた山です。
そろそろサラサドウダンの花の季節でどの山に行こうかと迷いつつ、勝手知ったる赤坂山に登ることにしました。
赤坂山をマキノ高原から登る場合、東屋のある「武奈の木平」までが約半分で樹林帯の中を通ります。
「武奈の木平」から「粟柄越」を経て山頂までの稜線歩きが残りの半分。
最初は木段が続き、体がまだ十分に目覚めていない朝一の木段は結構シンドイのですが、登りきるとフラットな道を歩けます。
ただしフラットな道もあるものの、岩がゴロゴロした道もあり、景色が見えない道でもあるので早く「武奈の木平」に着きたくなります。
登山道では標高の低いところではツツドリの声が聞こえ、途中からキビタキの囀りが聞こえるようになり、標高が高くなるとホトトギスがにぎやかになる。
ところで、過去に登った時には気付かなかったのですが、三角点の案内板があるのを発見。
下りるのが大変そうな急登を登らないといけないけど、上がどうなっているのか気になり見に行くことにする。
登ってみると確かに三角点があり、これは「栗柄越の三角点」(等級種別:四等三角点、基準点名:栗柄越、標高:483.4m)でした。
何度か登った赤坂山ながら新発見となりましたが、整備されていない急登を登ったので慎重に下りないと滑りそう!
そうこうしている間に「武奈の木平」に到着。
天気は晴れていて登山日和とはいえ、強い風が吹いていましたので、リュックに入れておいたウインドブレーカーを脱いだり着たりです。
山頂まで約半分というところまで来ましたので、この辺りまでに見かけた赤坂山の花になります。
フワフワとした白い花をたくさん付けているのはタンナサワフタギでしょうか?
タンナサワフタギは、赤坂山では中間的な標高のところで咲いているのを見かけましたが、花の名前が合っているかは確かではありません。
この種にはタンナサワフタギとサワフタギという類似種があるといい、見分けるのも難しそうです。
低木の枝先に沢山の白い花が房になって咲いているのはカマツカの花でしょうか。
花の識別に迷うのは数を見ていないからで、野鳥を探し始めた頃も最初のうちは同定できなかった記憶があります。
コアジサイは登山道の道筋に多いが、まだ花を咲かせているものは少なく、標高の低いところに生えているものが咲いている感じです。
これから一斉に花を咲かして登山道がにぎやかになると思いますが、その頃はササユリの季節を迎えています。
「武奈の木平」から少し登ると堰堤と沢沿いの道があり、そこから徐々に景色や植生が変わってくるようです。
堰堤から水が落ちて流れる清流に沿って歩きますのでヒンヤリと気持ちが良い場所で、このルート唯一のロープ場で堰堤を乗り越えます。
堰堤の上にも清流は流れており、登山者は右の岩の道を登ります。
右の道にも水が流れているので、足元注意の道です。
沢沿いの道から尾根筋に出るとタニウツギやヤマツツジの花を見かけるようになります。
タニウツギは一定の標高の辺りから生えていて、先日別の山で見たタニウツギより花の状態が良いのは環境の違いによるものか。
赤坂山にイワカガミが咲く時期に登ったことはないのですが、花期の終わったイワカガミの多さに驚きます。
4月下旬から5月にかけての赤坂山の花は今とは違った植生になっていると思いますが、今の季節はベニやサラサのドウダンツツジにカメラを向けている人が多い。
咲いていたのはほぼベニドウダンで、赤い実が沢山実ったような赤い花が見頃になっています。
花や野鳥は写真で撮ると実際より大きく写りますので、記憶の中の花と一年振りに見る花のサイズの違いに驚く。
ベニドウダンとサラサドウダンの識別って結構悩んだりして一緒に撮影していた方々も識別に迷われていました。
“これはベニドウダンです”と言い切れる花は多いのですが、サラサドウダンと言い切るには躊躇われるものが多い。
ベニドウダンには真っ赤な花と薄い色合いのものがあるようですので、見誤るケースもあるとのことです。
おそらくは見ている人にはサラサドウダンへの想いがあるので、花を見た時の期待値が高くなってしまうのが迷う原因か。
結局、サラサドウダンっぽいのもあったものの、これぞサラサドウダンと言い切れる花は見つからずでした。
一緒に撮影していた人の情報によると、サラサドウダンは黒河峠から三国山のトレイルに多いということでした。
足を伸ばしてみても良かったのですが、思い付きでコースを変えるのは止めておき、「明王の禿」まで行って戻ってきます。
次は別の日に改めて今度は逆コースになるマキノ町白谷の黒河峠から三国山ピストンで行ってサラサドウダンを探しに行きたいと思います。
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