僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

ルリビタキをパチリ!

2015-11-29 17:12:12 | 野鳥
 土曜日は珍しく朝から晴れていましたので、何か出るかも?とワクワクしながら鳥見に出ておりました。
鳥見場所では複数種の野鳥の声がにぎやかに聞こえてくるのだけど、“声はすれども姿は見えぬ”状態が続く。

今の季節はまだ木に葉っぱがたくさん残っているから野鳥の姿が見えにくく、チラ見えはするもののいいところには中々出て来てはくれないんだよな。
しかし鳥の声と気配を頼りにウロウロと歩いている時に想定していなかったルリビタキ♂が登場!近くの枝に留まってくれましたよ。



距離はまぁまぁ近かったけど木陰になっている場所で、ユルユルの証拠写真になってしまいましたわ。





 水辺に行ってみると、ミコアイサ♀タイプの姿が1羽だけあります。
♀なのかエクリプスの♂かは分かりませんが、早くパンダになった姿を見たいところです。



おまけはカシラダカをパチリ!
カシラダカはやっぱり冠羽が立っていないとね...と言いたいところだがピントを枝に持って行かれてしまってますわ。



湖北の高い山々には遠目からでもうっすらと冠雪しているのが見える。
真冬の足音がヒタヒタと迫ってきているようですね。


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アオアシシギとカシラダカをパチリ!

2015-11-25 18:39:39 | 野鳥
 今年もあと1ヶ月少々になりましたが、年内にあと何回鳥見に行けるか?なんてフっと考えたりしてしまいます。
“10回くらい行けたらいいな”と思ったりもしますが、野鳥の出の方はどうなりますことやら。

ということで相変わらず地味な鳥見をしていますが、11月も後半だというのにまだアオアシシギの姿がありました。
シギ・チドリの中には湖北で越冬したり越夏したりする連中がいますが、こいつはどうするつもりなんでしょうね。



まぁ琵琶湖や河川が凍結してしまうことはありませんから、冬の湖北でも何とかやっていけそうには思いますけどね。





冬鳥の常連でしばらく前から来ていたカシラダカでしたが、何とか撮れたヘボ証拠写真。
少数のグループが同じ場所に来ているんだけど、すぐに枝影の見にくいところへ留まります。
枝を避けて木の下からの見上げ写真になるけど今はしょうがない。雪が降って地表に降りてくる頃にまた会えるかな。





ところでダイサギの姿が増えてきていますが、冬のダイサギは大きく感じますね。
当方は亜種ダイサギと亜種チュウダイサギの区別が付きませんが、何か識別のポイントってあるのでしょうか?



おまけはチョウゲンボウ。
今の時期に探鳥しているとノスリとチョウゲンボウが多いですね。こいつは脇道から大通りに入ろう停車していた時に目の前の電線におりました。



飛ぶ気がなさそうなので大通りの車が通りすぎる間に撮っておいたのだけど、この日に見たチョウゲンボウはこいつで3羽目でした。
電柱のノスリは4羽見かけましたので、湖北の野鳥濃度の高さに改めて驚きます。





冬の前半(年末まで)に見られるはず(期待もこめて)の野鳥たちに何とか会いたいなと思ってますが、声や気配はするけど姿は見えずってことが多いですね。


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ツグミとオオジュリンをパチリ!

2015-11-22 20:50:50 | 野鳥
 湖北にツグミが入ったのはしばらく前のことだと思いますが、今頃になってやっと今シーズンの初見となりました。
“ツグミより先にシロハラを見つけちゃったら順番が変わってしまって困るんだけどなぁ~”と妙な几帳面さで心配しておりましたが、例年通りに最初に見掛ける場所に来ておりました。

ところで、鳥見している方って“この季節にはあの辺りをうろついてみよう!”みたいなマイ・フィールドをお持ちだと思いますが、今年は行く先々で(どうでもよさそうな場所でまで)土木工事をしています。
別に野鳥がわんさか出てくることはないにせよ、ゆっくり探鳥が出来る場所が壊れていくのは寂しいものですね。



とはいえ、まずはツグミから始まるのが今の季節。
今シーズンはツグミの仲間に何種出会えるかな?



さて、“今頃今シーズンの初見の鳥”をもう1種。
オオジュリンが姿を見せてくれました。少しづつ上に上がって来たのでもう数cm上へ!と思っていたところへ、オオバンが水面で暴れた音に驚いて飛んでしまいましたわ。



中々季節の新顔さんには出会えませんが、ジワジワ入ってきて一雪降ったらドッと入って来るのかな。
そろそろ“♪あったかいんだからぁ♪”の気候は終わって、極寒の湖北で震える鳥見モードの季節が待ち遠しかったりしてね。


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『生命の微-滋賀と「アールブリュット」-』~滋賀県立近代美術館~

2015-11-18 20:11:11 | アート・ライブ・読書
 滋賀県立近代美術館で『生命の微-滋賀と「アールブリュット」-』という美術展が開催されていて楽しみにしていたのですが、何とか開催期間中に訪れることができました。
あらかじめ書いておきますが、当方がアールブリュット作品を見るのは“障がい者が作る作品だから興味がある”ということでも、“障がい者を温かい目で支援する”といったことでもなく、あくまで作品の持つ(発する)力を感じたい!との思いからです。

近代美術館には古くは「オノ・ヨーコ展」から昨年の「佐々木マキ展」などで訪れていますが、敷地内に美術館と図書館などが併設され、一帯が緑の多い文化ゾーンになっており、訪れるたびにいい所だなぁ~もっと近けりゃいいのにと感じる場所です。
その中心施設である近代美術館と滋賀県はアールブリュットに非常に力を入れていて、この美術館は2019年にはアールブリュットを中心とした「新生美術館」として生まれかわるそうです。



入場するとまず、滋賀の障がい者施設で造形を始めた歴史などが書かれています。施設で最初に作り始められた造形物って何だと思いますか?
ある年齢以上の方には記憶にあると思いますが、駅弁についてくる陶器の汽車土瓶だったんですよ。しかも米原の井筒屋さんです。駅弁の“湖北のおはなし”で有名なお店ですね。

当方の小さな子供の頃の遠くて薄い記憶ではありますが、汽車(電車ではなかったと思う)の旅で食べる駅弁の晴れがましくも贅沢な気分。
熱いお茶を土瓶蓋の湯飲みに注いで、時々揺れる汽車の座席で太腿に熱いお茶をこぼさないように気を付けながら駅弁をほおばる穏やかな時間...。

こんな記憶がある方ってもうそこそこの歳になられていると思いますが、お茶はその後ポリエチレンの茶瓶型容器に変わり、今ではペットボトルに変わりました。
あの陶器の汽車土瓶と汽車の旅は今から考えると実に風情のあるものでしたね。


(図録)

さて、そのようにしてスタートした造形はその後専門の指導員が付いたりしたこともあって、それぞれの方が個性を発揮する「作品」へと発展していったようです。
アールブリュットの造形には無数の細部を作り続けるような傾向のものがありますが、“作品から迫ってくる力のようなもの”、“何か鋭利なものでも突き付けられているようなヒリヒリと掻き毟られるような感覚”。そのようなものを強く感じてしまいます。

 
(図録:左から「澤田真一《無題》、「鎌江一美」《まことさん》)

さすが近代美術館で開催されているだけあって約150点近くと作品数も多く、造形だけでもかなりの作品数が展示されていました。
サイズも見上げるほどの高さのものまであり壮観でしたが、大きい作品で最も目を引いたのは下の作品でした。見終わってから何度も振り返って眺めてしまいましたよ。


(図録:戸次公明《陶筒》...展示は室内展示)

絵画では近江八幡のボーダレス・アートミュージアムNO-MAでも展示されていた“スズキ万里絵(『スズキ』はさかなへんに戸、鱸の略字)”さんの作品が目を引きます。
グロテスクで血なまぐさい作品ですが、この作品が発するエネルギーには圧倒されてしまいます。非常に興味深いアーティストの一人です。

 
(図録:左から《un-gero-detox》、《オロカモノ》)

絵は他の作家の方の作品にも面白いものがあり、素材もいろいろ、着色方法もいろいろ、書きたいものもいろいろ...といった具合で自由度が凄かったと思います。
しかし、スズキ真理絵さんの作品にやはり目がいっています。滋賀県で今のスズキさんの個展をやって欲しいと期待している人も多いかもね?


滋賀県発行冊子(アールブリュット美の滋賀):《人に見えるぞよき》、《2008.8②》)

アールブリュットを作品として面白いかつまらないかというのは結局は人それぞれの感性で大きな差があると思います。
ただ商業的に成功した作家の中にもアールブリュット(アウトサイダー・アート)に含まれるような人が多々いますから、実際は境界なんてないのかもしれませんね。


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カモ・ハンターにびっくりポン!~ミコアイサはシーズン初認~

2015-11-15 18:16:16 | 野鳥
 11月15日って狩猟解禁日なんですってね。
日本に暮らすほとんどの人が猟銃なんてのを見ることがないですから、びっくりポン!でございましたわ。
話は、鴨の狩猟は琵琶湖では禁止されていますので琵琶湖に注ぎ込む川を琵琶湖からほんの少しだけさかのぼったところでの事。

“おぉ~見たことないカモが2羽浮かんでいるぞ!珍鳥かも?”...でもよく見てみると作り物のカモでした。
誰かがフェイクを置いてカモを寄せて写真撮影を狙ってるのか?と不思議に思って眺めながら、ふと反対側の土手の下を見たら...。

ハンター達がキャンプみたいな感じで休憩中です。肩に掛けた猟銃が目立ってる。
こっちは“こんなとこへも狩猟に来るのか?”と思ったんだけど、ハンターからしたら“なんでそこ通るかな”ってところでしょうね。
まぁここって地元の人の農業の軽トラや犬の散歩やウォーキングの方が時々通られるところなんで恨みっこなしやけどね。

ハンターの方は細心の注意で猟銃を撃つと思いますが、こちらが思ってもいない場所で猟をされることがありそうです。
これからの季節は鳥見する側も注意が必要ですね。特にブッシュに潜んで鳥待ちしているような人は危ないかもよ。



ということでジョウビタキなんですが、こいつには疲れ果ててしまいました。
いいところに留まっているのを見つけたんだけど、落ち着き無く飛ぶんだよね。

普通の小鳥なら飛ばれたらハイ終了!なんだけど、距離1mもないような近くの枝~数mのよく見えるところに留まるから終わらない。
おちょくられているみたいな状態でね、最後は目の前の道路に留まるんだよ。フロント・ガラス越しじゃ撮れまへんわ。



このジョビに散々遊ばれて疲れてしまい、阿呆らしくなって鳥見は終了でした。
帰りに警戒心がないモズがいましたので日の丸写真をパチリ!



おまけは証拠写真になっていませんが、ミコアイサの♀タイプをパチリ!
2羽いましたが、雌雄は分からず。何か獲物をハンティングして咥えておりました。



ミコアイサを見て体感の記憶が蘇って来たのだけど、北風が吹きつけて凍えるような日にも鳥見をしていまう季節はもうすぐなのかな?


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ノスリばっかりや!

2015-11-12 20:30:30 | 野鳥
 紅葉の季節だというのに週末の天気が崩れてしまいますね。
先週末も雨でしたから今年も見に行けないまま散ってしまうのかな?

さて、冬の野鳥も一旦落ち着いてしまった感じで、田園地帯で見かけるのはノスリとチョウゲンボウばっかりになっています。
特にノスリはあちこちの電柱で見かけるようになっています。そんなこんなでノスリばっかりをパチリ!なんだよね。



このノスリって同じ個体かどうかはともかく、毎年姿が見られる場所に来ていました。
全く警戒心のないやつです。時に凛々しく見えたり、可愛い顔に見えたりと表情の豊かなやつです。



しかし湖北ってのは怖しいもので、もし誰かが湖北の一定地域限定でノスリとチョウゲンボウのカウントをしたらちょっと驚くような数になるかもしれませんね。
これは山間部とか大きな草原での話ではなく、人間の普通の生活圏での話ですから面白いかもよ。



隣の電柱までひとっ飛び!
カウント・ダウンしてから飛んでくれないと追いつけないよ。



年内にあと何回鳥見に行けるかは分かりませんが、“びっくりポン!”なやつに出会えたら嬉しいですね。
鳥運あったらいいのにな。


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ボーダレス・アートミュージアムNO-MA美術館~これ、すなわち生きものなり~

2015-11-08 21:07:07 | アート・ライブ・読書
 今年の夏にアール・ブリュット(生の芸術)と呼ばれるものに触れて以来、このなんとも興味深い世界に魅かれております。
少し前の新聞の折り込み広告に滋賀県のアール・ブリュットに関するものがありましたが、現在県内の14ヶ所でアール・ブリュット作品が展示されているようです。滋賀はアール・ブリュットの先進県ですね。

その中の一つである近江八幡の「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA美術館」では『これ、すなわち生きものなり』という美術展が開催されています。
この美術館を訪れるのは2回目になりますが、商家の並ぶ街並みにある古い町家を使って、また古い蔵を使って興味深い企画展を開催してくれる小さな美術館です。展示作品はこの美術館の名称の通りボーダレスな作家作品です。



今回のコンセプトはHPから転載すると『民話の中で語り継がれる妖怪、テレビ画面に登場する特撮怪獣-私たちの身の周りには、この世に存在しないとされる想像上の生きものが溢れています。...』と書かれています。
美術展は前期と後期の2回に分けて開催されていましたが、今回見に行ったのは後期展示の6アーティストの作品になります。

入場して最初に度肝を抜かれるのは「スズキ万里絵」さんという画家の絵でした。(注:『スズキ』はさかなへんに戸、鱸の略字)
赤と黒を基調とした奇抜な絵は見方によっては猥雑で血なまぐさく...不気味な迫力のある絵です。絵からとてつもないパワーが吹き出してくるような迫力に圧倒されます。


スズキ 万里絵 「除け物(のけもん)」(図録)

展示作品中、最も興味深かったのはこの世には存在しない生き物の標本作品です。
ありえない生き物ですから不気味さえ感じてしまいますが、実際に生息する生物の標本のように仕立てられています。
本当に奥地の密林で採集してきた冒険譚のような設定になっており、思わず荒俣宏の博物学を思い起こしてしまいますね。




江本 創(図録より)

次に展示されている「渥美圭亮」さんの作品は発泡スチロールと和紙で作られた大きな人型の作品で、ロボットのようにも古代エジプトの像にも見える。どう見ようと見た人本位で良いと思いますけどね。
下はネットでも掲載されていて楽しみにしていたオブジェですが、想像以上に小さかったので見落としてしまい、出口近くからもう一度戻って見る羽目になってしまいましたわ。


渥美 圭亮 「無題」(ポストカード)

この美術館には古い蔵があってそこも展示会場になっています。雰囲気たっぷりの古い蔵の中にはこれぞアール・ブリュットと思える造形物が並んでいました。
展示されている作品数は多いのですが、全てが“サボテンのこども”と名付けられており、作品にはサボテンの棘状の部分が全て顔になっています。こういった造形を作り上げる集中力には感心をしてしまいますね。


濱脇 忍 「サボテンのこども」(図録

後2人の作家は、絵の藤田雄さんと、木工にグルースティックを塗った門山幸順さんと続きます。
藤田雄さんは数字によって描く動物を自分で決めている几帳面さがある反面、パンダに関しては数字にはこだわらないという自分ルールがあるそうですよ。
孫を喜ばせようとおもちゃを買いに行ったものの面白いものがなく自分で作り始めた門山 幸順さん曰く、カラフルな色合いは見た人を楽しませるとのことで、エレキギターのネック部やドラムと合体した作品もありました。


藤田 雄(図録)


門山 幸順 「カニ」(ポストカード)

多種多様の作品が『これ、すなわち生きものなり』のテーマの元に展示されていましたが、それぞれの作品の強さにビリビリするようなインパクトを感じてしまいます。
このアーティストたちは今この時も作品作りに没頭されているのかもしれません。その溢れるような才能を羨ましく思ったりもしてしまいます。


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11月のアサギマダラに“びっくりポン!”~小説「土佐堀川」古川智映子~

2015-11-05 20:39:39 | アート・ライブ・読書
 アサギマダラ好きの当方でもまさか11月(文化の日)にアサギマダラで出会うなんて...と“びっくりポン!”でした。
“あれっ?アサギマダラが飛んでるのか?”と車を停めてみると、確かに1頭のアサギマダラがヒラヒラと飛んでいます。



もう来年まで会うことがないだろうと思っていたのでまさかの“びっくりポンや!”とつぶやきながらのパチリ!です。
こいつ、今頃こんなところにいて遥かな海を渡って旅していけるのだろうか?と思いもしたけど行くんでしょうね。ここで生涯を終えるなんてこと言わないでおくれよ。



さて、“びっくりポン!”といえばNHKの朝の連続テレビ小説の『あさが来た』の名文句ですが、当方はすっかりはまってしまい毎朝欠かさず見ております。
この『あさが来た』には原作(古川智映子『小説 土佐堀川』)があって、ネットで見ていたら急に読みたくなって本屋へ走って買ってきて速攻で読了してしまいました。



“あさ”のモデルになった“広岡浅子”は「9転10起」の精神で先見性のある商才と実行力で嫁ぎ先の豪商の経営を立て直していきながらも、女子の教育などの社会貢献なども果たしていった人物のようです。
江戸時代の京都の豪商(後の三井財閥)に生まれ大阪の豪商(後の大同生命他)に嫁いだ人が明治維新を経て事業の成功とダイバ-シティ(多様性)の土台を作る原動力にもなった女豪傑。
“平凡な一般庶民出身の我々とは違うわな”と卑屈にいってしまえばそれまで、生き様が凄まじいのでドラマで柔らかく楽しむ方が親近感を感じるかもしれませんね。


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タゲリをパチリ!

2015-11-03 17:50:50 | 野鳥
 秋も深まる11月、冬の風物詩とも言える冬鳥たちが次々と入ってきているようです。
琵琶湖に浮かぶ鴨は無数に広がっていますし、何種かの小鳥たちの囀りが聞こえてくることもあり、湖北はにぎやかになってきたなぁと感じます。

田圃にはもうタゲリの姿がありました。数は7~8羽。
稲刈り後の稲とひこばえで数えにくく、個体数はいい加減ですけどね。



しかしタゲリはメタリックな色調で綺麗な鳥ですね。毎年シーズン初認の時はドキドキします。
この鳥が一番綺麗に見えるのは雪原の上かもしれませんが、まずは田圃のタゲリを楽しみましょう!



しばらくこのタゲリたちを見ていると、連中は全く警戒心がないようでジッとしているとどんどん近づいてきます。
最接近してきたタゲリをパチリ!



さて、シギ・チドリつながりで話を続けますが、滞在中のハマシギをパチリ!
渡りの途中なのか越冬組なのかは分かりませんが、真冬にもハマシギの越冬組を湖北では見かけますので、もしかしたら湖北で越冬するつもりなのかもね?



このハマシギのグループは20羽。(多分)
エサ獲りに夢中で中々顔を上げてくれないのが難点かな。



冬の湖北で鳥見をすると、帰ろうと思うと別の野鳥に出会ってしまったりして寄り道ばっかりすることになりそうですね。
今日も帰宅して駐車場に車を停めていたらジョウビタキの♀を見つけて、帰りたいのにまた道草を食うことになってしまいましたわ。 


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アオジとジョウビタキをパチリ!

2015-11-01 18:01:00 | 野鳥
 どんどんと秋が深まってきましたね。
もう山の紅葉は見頃かな、平地の紅葉はこれからがいい季節になるのかな。冬が来る前の一瞬の美しい光景に出会いたいですね。

さて、野鳥もそろそろと冬鳥たちが湖北にも入ってきたようで、今朝は今シーズン初認のアオジが見られました。
冬は定番の鳥みたいに出会える鳥ですが、シーズンの初認は嬉しいものです。



姿が見えたのは2羽で番かもしれませんが、片方は枝影に隠れてチラ見え状態でした。
ホオジロも数が少し増えてきたようですので、これからに期待!ってとこかな。





ジョウビタキの♂は先週がシーズン初認でしたが、やっと証拠写真に収まってくれた。
縄張りの主張で留まってるのが電線ばかりなんですけどね。



こいつは確認済のやつでしたが、別の場所の電線にもジョウビタキの姿がありましたから数は増えてるみたいです。
愛想のいいジョウビタキですから3月の下旬まで楽しませてくれることでしょうね。



おまけでコハクチョウ1家をパチリ!
成鳥2、幼鳥5で幼鳥は今シーズン初パチリ!



ツグミの姿をまだ確認していませんが、こちらももうすぐでしょうね。
にぎやかな湖北の冬はもうすぐそこまで来ているようです。


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