僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

オオムラサキをパチリ!

2014-07-31 07:10:00 | 花と蝶とトンボと昆虫
 オオムラサキに自然のフィールドで出会えるとは思っていなかったのですが、偶然見つけることが出来ました。
オオムサラキは生息地が減り個体数も減っているともいわれていますが、どうやらここのフィールドには生息場所があるようです。

この場所の周囲で樹液の出ているクヌギやコナラの雑木林を探せば、もっとたくさんのオオムラサキに出会えるかも?と期待してみる。
とはいっても、探す場所が広すぎるし人が簡単に入れる場所はないので、野生児ではない当方には無理やな。



行く先に蝶の姿が見えて羽を開いてくれたら、それがオオムラサキだったのには驚きましたが、このオオムラサキは少し弱っていて羽にも傷みがあります。
7月の初めに参加したオオムラサキ観察会の時に撮れたオオムラサキより少しだけ綺麗かなって状態かな。



ところで、蝶だけではなく野鳥なんかもそうなんだけど、一度姿を見て観察すると次からは見つけやすくなることってありますよね。
情報がインプットされているのと、ないのではやはり見えるものが違うのかも?



さて、近くの畑で作業されている方もチラホラ居られましたが、あのおっさんは何を熱心に撮っているんだろう?と思われたかもしれませんね。
この個体は飛び立たちはしないんだけど歩き回ってばかりなので、合わせて当方もチョコチョコと歩いて場所を変える。



次は♀のオオムラサキに会いたいな!と思いつつ、おまけの蝶でまずはイチモンジチョウ!



比較用にコミスジも撮ったがピンボケNG。
アカタテハはじっとしてくれていましたのでパチリ!



特にこだわる訳ではないが、背景が全部道路ってのが...。


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今月の読書!~「55歳からのハローライフ」..etc.~

2014-07-29 06:55:55 | アート・ライブ・読書
 NHKの土曜ドラマで“55歳からのハローライフ”が5話連続で放送されていましたが、放映に気がついたのは第4話からのことです。
NHKのHPをみてもまだ再放送の予定が出ていないのが残念ですが、見逃した1~3話をぜひ見てみたい。

このドラマは原作が村上龍の小説ということもあり、随分と久しぶりになる村上龍の本を買って読んでみた。
当方が55歳を迎えるまでにまだ時間はあるんだけど、この小説に登場する人物たちの求めるハローライフのあり方と出会いと迷いに、グッときたり、しんみりしたり、身につまされたりする。

5つの話に登場する人物の設定は“富裕・中間・貧困”と様々な立場の中高年の人々で、それぞれの人生の再出発をしようとする話になっている。
この連作のキーは“飲み物”になっていて「アールグレイ・おいしい水・コーヒー・プーアル茶・パラダイストロピカルアイスティ・番茶・(シャンパン・赤ワイン・ビール)」とこれが絶妙な味わいとなっています。



次は沢木耕太郎の「イルカと墜落」
アマゾンの奥地に住む「イゾラバ」という文明と接触していないインディオを探しに行く途中、飛行機が墜落して九死に一生を得た話を交えたノンフィション。

沢木耕太郎といえばある世代の方には「一瞬の夏」(←これを読んでからボクシング・ファンになった)、「破れざる者たち」「テロルの決算」などの名ノンフィクションや「深夜特急」でアジアからシルクロードの旅を放浪した話が馴染み深いかと思います。
この「イルカと墜落」は「イルカ記」と「墜落記」の2つの話から成っていて、「イルカ記」ではアマゾン河に棲むピンクのイルカの話など書かれており、後半の「墜落記」ではいやな予感がしつつも飛行機に乗ったら墜落して瀕死の重傷をおってしまう話など。
“なんてこった。冗談じゃなく、本当に墜落しちまいやがった。”って笑えない話ですね。



さて「イルカと墜落」の中には飛行機事故で亡くなられた向田邦子(享年51歳)についての記載があって、それは「向田邦子を偲ぶ会」に参加したあと、飛行機の旅に出ることにためらいがあったという話。
せっかくなので今月文庫で出た向田邦子の「霊長類ヒト科動物図鑑」というエッセイ集を買った。まだ読んでないけど「ヒコーキ」ってエッセイには自身の飛行機事故の予感めいた話が書いてあるそうです。



最後はコンゴの奥地に棲息すると言われる「モケーレ・ムベンベ」という謎の怪獣を探してサバイバルする話で「幻獣ムベンベを追え」
昔TVでやっていた水曜スペシャル「川口探検隊」みたいだけど、早稲田の探検隊が大真面目にサバイバルしている。
途中から食糧危機になって死にそうになったりするんだけど、文体が軽妙でエンターテイメントのようなノンフィクション。



55歳になった時、自分が“何をやりたがっているか”“どうしているか”なんて分かりませんが、自分の“55歳からのハローライフ”について考えておきたいところです。
“まっ!何とかなるさ”と楽観しているとは思うけど、“55歳からのハローワーク”になっちゃったりしてたら、たまらないな!


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僕はびわ湖のカイツブリ!

2014-07-27 17:15:15 | 野鳥
 まだ夏モードの体に切り替わっていない事もありますが、“暑くって何も出来まへん!”って感じの土曜日でした。
朝、起きた頃にはもうセミが一斉に鳴いていて暑苦しい気分に輪をかけてくる。

ゆっくりしていても良かったんだけど、朝からダラダラ・モードじゃ1日があっけなく終ってしまいそうなので近場を巡回してみる。
 琵琶湖近くではカイツブリが巣作りしている姿が見られます。いつまで繁殖期が続くのでしょうね。



抱卵していた卵は1個だけでしたが、まだ産みたての感じでしたからまだ産むかもしれません。
少し成長したヒナ3羽を連れたカイツブリにも会いましたが、こちらは2羽のベイビーを背中に乗せたカイツブリ!



さて農道にはホンドキツネの姿も。
こっちの様子を伺って茂みに消えていきましたが、健康そうな個体でした。



可哀想だったのは幹線道路脇の空き地に横たわっていたウリボウ。
死因は分かりませんが、頭の傷はカラスに突かれた痕。見つけた時はカラスに食べられているところだったんです。



ところで、夏本番ということで芙蓉の花は咲いたかな?と見に行ってみたら3つだけ咲いていました。
あまり花の状態はよくないんだけどね。



帰宅すると隣の屋根にいつものイソヒヨドリ♂がおります。
いつも綺麗な声で鳴いてくれるので、イソヒヨだと分かっていても探してしまいます。



今日は雨が降ってくれたので涼しくなってヤレヤレと思っていたら、昼からまた晴れてきた。
まぁ風があったのでクーラーなしで過ごせてよかったけどね。


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ミヤマカラスアゲハをパチリ!

2014-07-24 19:55:55 | 花と蝶とトンボと昆虫
 蝶の生態はよく分かりませんが、今の季節は黒アゲハ系をあちこちで見かけます。
羽化の時期と関係があるのかな?などと勝手に思いながら蝶を眺めています。

さて、フラフラと蝶を探していると、ヒラヒラと蝶が飛んできて吸水行為を始めました。
見てみるとミヤマカラスアゲハが2頭来ていました。



蝶には“春型”とか“夏型”とかの色合いが異なる個体がいますが、これは夏型なんでしょうね。
ここまでラメっぽいメタリック色になるのは不思議です。



2頭が並んでくれたので♪羽開け~ダブルで開け~♪と口ずさんでいたら、開いてくれました。



近くに見たことのない蝶が留まったのでパチリ!とやって後で調べてみたら“ヒョウモンエダシャック”。
しかし、こいつは蛾の仲間やね。



名前は知らないんだれど、この赤い花に留まるキアゲハって好きな光景です。
花のピークが過ぎそうなので“もうそろそろ留まってくれよな!”と思っておりました。



最後は別の場所なんだけど、近距離で鳴いていた鳥の声。
巣立ち雛の姿が見たかったなぁ。 





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ヒマワリとウチワヤンマ!

2014-07-22 00:08:28 | 花と蝶とトンボと昆虫
 子供が海外へ留学へ行く事となり、今までお世話になった方へのご挨拶を兼ねて大阪方面へ行ってきました。
しかし、普通に英会話が必須の世の中で、英語が話せないのにはコンプレックスを感じてしまいます。

このところ仕事で海外の方(外国人)と仕事の打ち合わせなんかをすることがあるんだけど、同行してこられる商社の方(日本人)へ最初に、“すいませんね、私は英語喋れないんですよ...”と前置きする。
この商社の方、そのまんまで通訳するもんだから相手の白人さんは“僕も日本語が喋れない”みたいな回答をしてくるけど...なんか現地語しか喋れない未開人になったみたいな気分になって凹んでしまいますわ。



...ということでグローバルとは無縁なローカル・ドライブ中に見たヒマワリ畑!
地元には向日葵のこんな群生はなく、この道を通るのを楽しみにしていました。



琵琶湖大橋を渡って京都へ入り、大原界隈まで行くと大きなシソ畑が見えて来る。
いろいろ苦心してみたが、いい感じには撮れないので雰囲気だけパチリ!



京都には面白い蝶のポイントがあるそうなので探蝶してみたかったのだけど、あまりの暑さに耐え切れず、ポイントが不明確だったこともあり探蝶は断念する。
ところで、このドライブに出る前の朝の湖北では今シーズン初のウチワヤンマの姿がありました。



毎年、同じ場所がシーズン初見になります。早かったり遅かったりしても同じ光景が見られるのが不思議ですね。
豆畑にはキジ夫婦。今シーズンはキジの雛を見逃したなぁ。



まぁそんなこんなですが、出先であてどもなくキョロキョロしたりするのは未開人の習性だったりするのかもね?


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マガモの雛が7羽!カルガモの雛が4羽!カイツブリの雛が3羽!

2014-07-20 18:30:00 | 野鳥
 梅雨明け宣言はまだ出ていないものの、すっかり夏の日差しになってきています。
湖北をウロウロしていて季節が感じられたのは、“サルスベリの花とオニユリの花が咲いていたこと”。

それぞれ季節のキーになっている花だと思っていますから、夏の季節は蓮の咲き始める時期から少し進んだようです。
とはいってもまだ繁殖中の水鳥がいたりするので面白い。



生まれたてホヤホヤではないけど幼鳥の趣を残したマガモの雛が7羽出てきました。
見た時はカルガモだと思っていたが、よく見てみたらマガモのようです。



一列に並んでくれると数が数えやすいが、遅れるやつなんかが出てくると全部入りきらなくなるのが難儀やね。
今度は、カルガモの家族が出てきて雛が4羽。こっちもホヤホヤではない様子。



集合写真ということで、一列に並んでもらいました。



さて、近くからピーピーと声が聞こえて来るので見てみたら、カイツブリが3羽の雛を連れて泳いできました。
一番小さいやつが親鳥の背中へ乗ろうとするが、ちょっと大きくなりすぎたね。



おまけはオニユリの花!
ユリは種類が多いんだけど、身近な場所に自生しているこの花は好きな花!



 どうやら本格的な夏がやってきたようですね!


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アオバズクをパチリ!

2014-07-17 21:21:21 | 野鳥
 この前の雨の日曜日、アオバズクの姿を見ることができました。
厳密にはアオバズクを見つけたのではなく、アオバズクを撮っている人を見つけたんですがね...。

この時にはもう雨が降り出す寸前で、空は雨雲で暗くなっており、木の陰に留まっているアオバズクは裸眼では黒い物体状態。
ダメ元で数枚撮ってみたところで雨が降りだしてしまい、あっさり撤収。まぁこんなところでしょう。



暗くってSSが上がらないだろうと三脚をセットしてみる。普段は三脚なんて使わないんだけどね。
横には、ロクヨンを三脚にセットしてドッシリと構えてシャッターチャンスを待っている方。でも狙う方向はちょっと違うのよ。
カメラマンが狙っているのは木の樹洞にいる幼鳥たちやからなぁ。



ちなみに前日には幼鳥たちが並んでいるところを撮った!とおっしゃってられました。



アオバズクまでの距離は何とか射程距離だったが、暗い場所でF値の大きい暗いレンズなんでね。
まぁ証拠写真ギリギリやけど、見る機会はある野鳥なんで次の機会があればってところやわ。


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コウノトリをパチリ!

2014-07-15 08:03:03 | 野鳥
 何年か前までは滋賀県に稀にコウノトリが飛来してくると“コウノトリ出現!”なんてちょっとした騒ぎでしたよね。
地元・遠方からカメラマンが集まってきて妙な盛り上がり方をしていたように思います。

そんなコウノトリでしたが、複数の個体が滋賀に飛来するようになってきているようです。
滋賀の水が合うのか?移動の通過地点なのか?は分かりませんが、飛来してくるのはいつも“自然環境のいい人里”近く。



“来ている”って分かっていて探しにいくのは、あまり面白い探鳥ではないけど、とりあえず行ってみた。
“まぁこの辺やろ”とあたりを付けて見上げてみたら、鉄塔の上にコウノトリは鎮座されておりました。



鉄塔の上なんで位置は高いが、コウノトリはデカイ鳥なんで遠くからでもよく見えた。



近くにエサ場があるようでキョロキョロしている様子は見られたが、動きがない。
待っていれば移動するかとも思ったが、待つ気はないので羽繕いの様子だけ見て帰る。



コウノトリって見た目は同じように見えるけど、複数の個体が来てますね。全部を把握されている方もおられると思います。



この日は天気がよかったので、逆光を避けて鉄塔の周辺で入れる道をウロウロと探す。
順光だったのは行き止まりになってしまっている道。バックで入って農家の軽トラとかが来ないのを祈る。



...な~んて心配してたけど実際は誰も来ない長閑(のどか)な田圃に囲まれて、一人ぼっちでコウノトリに遊んでもらうこととなりました。


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湖北の琵琶湖沿いを探鳥!~カイツブリ夫婦の子育て~

2014-07-13 17:03:55 | 野鳥
 当方の鳥見ってのは基本は、“定点観測”みたいな“定地域観察”で一定のコースを巡回する鳥見スタイルをとっています。
しかしながら、今の時期の湖北(琵琶湖沿い)は見られる野鳥が固定されてしまっているので1時間かからず巡回終了なんてことも!

そんなこともあって、この土日は普段行かないコースも追加してみました。
まぁその話については別の機会にやるとして、今回は身近な巡回コースで見た野鳥を乱写!

 まずは自宅の駐車場のイソヒヨドリ♀!
ちょっと近所すぎたりしてね?



ここには♂が留まったり、♀が留まっていたりしますが、どちらかというと♀を見かける頻度が高いかな。



雨で水位が上がってはいるが、カイツブリやカンムリカイツブリの巣は持ちこたえているようでした。
 まだ抱卵している巣もありますが、すでに雛が孵っっている番のカイツブリが4羽の子供を育てている様子を動画でパチリ!



ヒナが4羽つながりでバンの親鳥と子供をパチリ!
実際は子供は4羽だったんだけど、全員集合はならず。



もうひとつヒナが4羽つながりでキジの親子をパチリ!
若鳥は4羽いたんですがね。キジ親子は雨宿り中で姿は見え隠れするが、こちらも全員集合はならず。



全員集合していたが、どれが親鳥でどいつが若か分からないカルガモ一族をパチリ!
このくらいの集団に3ヶ所で会ったけど、こんなに大きくなるまでに探しとくんだったよ。



ゴイサギとホシゴイの親子もパチリ!
この系統のサギの他の夏鳥って湖北に入っているのかしら?





最後はこの場所では始めて見たオシドリの♀をパチリ!
成鳥の♀が2羽一緒にいたけど、この場所では繁殖していないのでしょうか。



ということで湖北の定地域探鳥は36種で終了。
新入りさんはまだかいな?


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アサギマダラと蝮!

2014-07-10 20:28:28 | 花と蝶とトンボと昆虫
 ちょっと前までフィールドに蝶の姿が溢れんばかりだったのに、季節柄か?天候によるものか?あまり数が見られなくなってきています。
ずっと姿が見られるのは、なぜかアサギマダラなんですが、見かける個体は毎回違うようにも思えます。



これだけ長い期間アサギマダラが見られると、その内に初夏の個体なのか秋の個体なのか分からなくなってしまったりして?
とは言えどもアサギマダラがヒラヒラを舞うフィールドには夢がありますね。



ところでアサギマダラにうっとりしていると、思わぬところに身の危険が迫っていたりする。


...コイツは大嫌い!


...っていうか凄く怖い!


...念が籠もってそうで気色悪い!


...思い出すだけでもいやだ!


...うっかり歩いてたら死んじゃうかも???


 歩く先の道路にこいつがいた。アスファルトの上でなかったら気が付かなかったかも...。
さっさっと消えてくれたらいいのに、ちっとも動かない。











“ひえぇ~!”
“お願いですからもう出て来ないで下さい!”ともう完全に泣きが入ってしまい撤収です。

口直しにもならないけど、イチモンジセセリをパチリ!



いやぁほんまゾッとしてしまいましたよ。場所によっては歩くのに注意が必要ですね!


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