再び合体。

SRX600公道復帰作業の続き。


リアブレーキキャリパーを洗う。
中性洗剤でゴシゴシジャブジャブ。


キャリパーの奥が洗い辛いので、スペシャル歯ブラシを作った。
歯磨きには多分不向きだ。


キャリパーボディはけっこう傷付いている。
ま、古いからな。


古いけどそれなりにキレイにした。


ピストンのサビも落とす。
外側はサビも大傷もなかったけど、中はだいぶサビていた。


リアブレーキのピストンは38ミリくらい。
たぶんノーマルだ。


ノーマルのリアブレーキキャリパーのシールキット。


ピストンシールとダストシールが、ピストン2個分入っていた。
コイツで組めたから、リアブレーキはめでたくノーマルだったと思われる。


これはリアブレーキマスターのピストンキット。
ブレーキロッドのクレビスエンドとロックナット以外のすべての内部部品がキットになっているので、5000円以上する。
今回買った部品の中では、タイヤの次に高価な部品だった。


キットには入ってない、リアマスターシリンダーのリザーバーホースフィッティングのOリング。
元のはボディのサビで型が付いてしまっていた。


ブレーキホースのバンジョーフィッティングのガスケット。
こういうのは基本新品にする。


リアブレーキのパッドもベスラだった。
厚みは十分なのでこのまま洗って使う。


ブレーキブリーダーのキャップ。
クルマ用の汎用品だが、バイクにも普通に使える。


このとおり。


ブレーキペダルのリターンスプリングも新調。
サビてるだけでなく、フック部分も痩せていた。


スイングアームをクリア仕上げ。
100均の園芸コーナーに売ってる、鉢を吊るSフックで吊っている。
あのフックは丈夫で色々役に立つな。
作業場ではドリルやら針金やら、なんでもかんでも吊り下げて使っている。


数日乾かして、よし組むぞ。


スイングアームのピボット内は、グリスを洗ってもまあまあキレイだった。


スイングアームのピボットの部品。


ブッシングは、ローラーベアリングの跡がわずかに付いていた。
とはいえ、爪でひっかいても段差は感じられないので、軽く磨いてこのまま使おう。


両端のグリスシールとワッシャ。
SRXのグリスシールは、単品では出ない。XT400Eのは出るんだけどな。


新品のグリスシール。


グリスをたっぷりまぶして組んで、最後にグリスニップルからグリスを入れる。
400グラム用グリスポンプで、両端のベアリングのとこから出てくるまで、45ストロークってとこだった。


スイングアームを車体に付ける前に、チェーンガードを付ける。


スイングアームを車体に合体。


チェーンはちゃんと通ってるよな。


後輪も合体。
リアブレーキペダルの高さを合わせて、DOT4を入れて、エア抜き。


タンデムステップも合体。


これでやっと、また転がせるようになった。
GP-210もなかなか悪くないよな。
妙に紗がかかったような写真になってるのは、ケータイのレンズ部分がグリスやらで汚れてたからだろう。


シフトペダルの軸もサビサビだった。


磨いて、ウレアグリスでグリスアップ。
シフトリンクのボールジョイントにもグリスを詰めた。
ステップのゴムは新調。


久々に見たら、あれ、フロントタイヤの軽点ずれてたや。


レバー側でアウターに曲がりがあった、クラッチケーブルを交換。
NTBの純正同等品だが、2NXで調べても出てこなくて、1JK-の純正品番で調べたら、2NYで登録されていた。
モノは2NXも2NYも同じだ。NTBのは純正より少しだけ安く手に入る。


ケーブルを取り回して、フルステア切ってチェック。
改めて見ると、セパハンのバイクはハンドルの切れ角が小さいのがよくあるが、コイツはかなり切れるなあ。


ひん曲がってたエキゾーストスタッドを抜く。
一応5-56なんかも吹いたが、きつーくダブルナット噛まして回したら、あっさり抜けた。
ここが齧ってたり、最悪折れたりするとホントに厄介だから、一安心。
というあたりで時間切れ。あとは次回。
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