燃ポン交換とキャブレター掃除。


サンバー。
雨だったので、ガレージのシャッターから荷台に差し掛け屋根をかけ、作業開始。


まずは、サンバー1号と比べても高速域であまりにも非力な感じなので、燃料ポンプを交換してみよう。
モノは、アマゾンあたりで信じられないような安さで売られている、たぶん中国製の、汎用12V電磁ポンプ。
コイツは、2個で2000円ちょい。1個1000円ちょいという安さだった。


サンバー1号で交換した純正ポンプとの比較。
なぜかまだ物置に転がっていた。


純正品番はこれ。
今買えば、10000円前後するんでないかな。


パイプ径が、純正より少し太い。
ホースは内径6mmで、純正ポンプのパイプは6.4mmくらい、汎用ポンプのは8mmくらい。


最大の違いはこれ。カプラだ。
汎用ポンプはありきたりの2極カプラ。


純正では、細い端子の3極カプラが使われている。


プラス、マイナスの他、点火コイルからの点火信号が来ているのだ。


汎用ポンプは電源とアースだけなので、古いポンプのカプラを使って、変換ハーネスを作る。


負荷側のポンプ側は、ケースが♀で端子が♂。ハーネスには、♂ケースと♀端子を使う。


古いポンプからハーネスを切り取り、一応導通や漏電をチェック。


黒白がプラス、黒がマイナス。黄色は使わない。


すぐできる。
黄色線の末端は、剥かずに切りっぱなしにして、先を折り曲げて、熱縮チューブでもかぶせとく。


あ、買ったエーモンカプラはロックなしだった。
まいっか。


ポンプは、エアクリボックスの奥に付いている。
エアクリボックスを外せば届く。


カプラはポンプの裏、エンジン隔壁の前にある。


ポンプのマウントラグは、純正のショックマウントが入るように加工した。
あとは、ホースがかなりきついので、ポンプのパイプにシリコングリスでも塗ってやらないと入らないかもしれない。
でも、交換は至って簡単だ。インジェクションのように圧を解放する必要もまずない。


ついでにキャブレターも外して掃除。
始動性がまた悪くなり、チョークの動きが悪いような症状なのもある。
ホントは、燃ポンと同時にやったらどっちがどう影響してたかわかりにくくなるんだけど、休みが限られてるからしかたない。


フロート室。
燃料の色素みたいのが溜まっていた。


ジェット類も掃除。
カメラが電池切れになって写真はここまでだけど、やはり、チョークバタフライの軸が汚れでかなり拘束気味になっていた。あと、スローエアジェットが汚れてたな。
ビンテージのドリルと同様、古い潤滑剤とか付着したホコリがねっぱっていた。
試運転は一応正常に動いたから、あとはこれで調子出るといいなあ。
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ねっぱってた。


1年ほど前に、ニッカド電池を交換して復活させた、ビンテージモノのマイハンド。
しかし、作動が重くなってきて、特に寒い時はものすごく回転が重くなっている。
こういうのは、潤滑グリスが悪くなってることが多い。


で、分解してギアボックスを見てみた。+ドライバー1本でバラせる。
案の定というか、古いグリスが、乾きかけのGボンドというか寒い時のハチミツみたいにネバネバベタベタになっていて、指でギアを回してみても、ねっぱってちょっとやそっとでない抵抗になっているのがわかった。


さらに分解して、古いグリスを洗い、新しいグリスに入れ替えた。
マイハンドは、遊星歯車を2段に使って減速してるんだな。だから、回転は遅いけど、バッテリーの小さい割に力がある。
グリスはありきたりのリチウムグリスを使った。
試運転したところ、軽快に回転するようになった。なんでも手入れしないばダメだな。
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