間違いさがし、みたいな。
SRX600。
こんな感じに付けていた、安物バーエンドミラー。
ハンドルとミラーのボールジョイントを共通の二つ割りクランプで締める、という取付で、構造上、ミラーはクランプの側面から生えることになり、なかなか幅をとるし、接触時の衝撃吸収能力にも不安がなくもなかった。
ミラー根元のボールがプラスチックなので、衝撃かかったら、たぶんミラーがボールのとこからもげるとは思うけどな。
で、こんなふうにしてみた。
クランプ先端部を削って、先端からミラーが生えるようにしたのだ。
ミラーは左右を入れ替えた。
これは、乗車姿勢での右ミラーの見え方。わかりづらいけど、左端に、俺のカーキ色の作業着の腰が映っている。
この位置なら、衝撃がかかった時、ミラーはボールを中心に大きく回転できるから、純正ミラーと同レベルの衝撃吸収能力がある。
むやみに広くなっていた幅も、少しスリムにできた。
削ったクランプをタッチアップして完成。
次は、リアブレーキマスターシリンダーのロッド。
ロックナットがかろうじてかかるくらいのいっぱいまでネジを詰めて、なんとか使っていたのだが、乗ってみると、もう少しペダルを下げたいところだった。
で、短いロッドにするのも難しいから、ロッドエンドのクレビスを短くすることにした。
機械用の標準部品の、8mmのクレビスエンドを入手。
交換して、ちょうどいいあたりに調整してから、ノーマルのクレビスエンドと比べてみた。
交換後はまだ詰め代がだいぶあるのに対し、ノーマルではこの長さにするとロックナットが全くかからない。
ノーマル品よりも溝幅が広いので。ワッシャを入れるなどしてガタを取る必要があった。
けど、すっきり収まっていい感じだ。
次は小ネタだけど、フロントブレーキのタンクのスクリューを、キャップスクリューに替えた。
最後に、ステップ下げたらシフトのジャマになっていた、スタンドの蹴り出しペグ。
こんな角度に曲げた。
スタンドがパイプ材とかなら溶接し直すとこだけど、見たところ鋳物っぽいから、俺の腕と設備じゃ、溶接は回避したい。
こんな感じ。
スタンド上げた時。
この位置だと、まったくシフト操作のジャマになんない。
スタンド出す時は、カカトをシフトペダルとステップの間に入れるようにすると、ペグを踏める。
等々、今回のは、効果がかなり感じられる割には、かなりよく見ないとわかりにくい小改良ばっかりになったな。