気にしないっていう人は気にしてる。


XT400E。
赤錆びまみれだったエキパイ。
気にしないでいたんだけど、ちょっと気にしてみようかな。


エキパイを外した。


ナットとスタッドがかじっていて、車上で炙ったんだけど、内側の2本がスタッドごと抜けてしまった。
ま、折れ込むよりはるかにましだ。


ガスケットを外すと、フランジはキレイだ。一安心。


エキパイのサビを落とせるだけ落とす。


スチールだから、錆びるとボコボコになる。


ま、こんなとこか。


耐熱ブラックで化粧直し。


エキパイの関連部品。


スタッドは手配してなかったから、ナットを外さなきゃ。


バーナーでナットを赤くなるまで焼いて、スタッドの植え込み側ににダブルナットかけて、あっさり外れた。


スタッドのクランプ側に、ありきたりのナットを通して、ネジ山の掃除。


再度植え込み。


塗装が乾いたら、バーナーで軽く焼いてみる。
裏表両面から。


手配していたのは、ガスケットとナット。


ガスケットはキタコの社外品。
SRXと同じやつだ。


ナットは純正で、これもSRXと同じ。


マフラーのガスケットも純正品を手配。
これはSRXとは異なる。
ここのガスケットは中に貼り付くから、ムリムリ引っぺがす。


冷ましたエキパイを取り付け。
塗料は完全には焼き付いてないはずだから、傷つけないように注意だ。


トルク入れたら、エンジンかけて、排気熱で焼き付ける。


このとき、モワーッと煙が立ってたんだけど、写ってないなあ。


完成。
少しは若返ったかな、アルちゃん。
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遠心クラッチ。

パートさんの刈払い機。
作業中に弾かれたら、その後振動がすごいし、エンジンのかかりも悪くなった、という。
試してみたら、たしかにかかりは悪いし、おまけにスターター引くと刃が回る。
刃を手で回すとクラッチあたりからカラカラゴリゴリ音もする。


振動の原因はこれ。
キックバックの時にブームが曲がってしまって、中で無理やり反って回っていたシャフトが振動していたと思われる。
シャフトは曲がってなかった。


こんなにずれてちゃなあ。
ブームの曲がりを直して修理。


刃が回る原因はこれ。
遠心クラッチのシュースプリングが1本折れて、ブラブラになっていた。
錆色になってるのは、クラッチ軸のベアリングがカラカラになって異常摩耗したもので、その粉がマグネトローターにも多量に付着していた。
サビを洗い落としたらエンジンは正常にかかったから、かかり悪かった原因はそれだろう。
ベアリングは手元にないからとりあえずグリス詰めたけど、グリス入れてもゴリッゴリだから、交換だな。


半開きのシューはドラムに擦れっぱなしだったので、摩耗して青く焼けていた。
バネも交換だけど、シューはどうすっかな。持ち主の意向も聞かなきゃな。
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