オンもオフも。

スマートフォンの電源スイッチ。
少し以前からクリック感がなくて、なんとなく反応が鈍い感じになっていたのだが、とうとう全く反応しなくなった。
電源スイッチのボタンは、電源のオンオフだけでなく、スリープモードのオンオフ、再起動などの電源管理メニューの表示などを司っているため、それらがなにもできなくなった。
俺が今使っているのは、ドコモのMO-01ってやつだ。調べてみると、もう修理もできないらしい。
仕事中は連絡で頻繁に電源ボタン押してるから、まあ真っ先に悪くなるのは理解できるけど、いざこうなってみると不便なことこの上ない。電源ボタンなしでスリープ状態から復帰するケースは、電話が着信する、目覚ましが鳴る、充電器をつなぐ、または外す、くらいしかなく、積極的に復帰するには充電をつないだり外したりするしかない。なので、電源スイッチがダメになった当初は、とりあえず充電をつないだり外したりしてなんとか使っていた。
SIMカードトレイの抜き差しでもスリープから抜けれることは抜けれるけど、抜き差し即強制再起動になるから実用的でない。

参ったな、他にスリープから抜ける方法ないかな、と取説読んでたら、純正オプションのスマートカバーなるものがあったようで、そのカバーを使うとき、設定でカバーの開閉だけで画面をオンオフできるとの記載があった。
てことは、おそらく本体のどこかにホールスイッチがあって、カバーの磁石でオンオフしてるんだろうと推測できる。


で、コイツは100均のおえかきせんせいモドキ。
画面が細かいハニカムになっていて、ハニカムの各区画には木工ボンドみたいな白いエマルジョンと、鉄粉が入っている。ペン先が磁石になったペンで画面をなぞると、エマルジョンの中の鉄粉が表面に浮き上がって、黒く見える、という仕掛けのようだ。そのエマルジョンの粘度低下だと思うけど、書いて間もなく鉄粉が沈んでしまって、書いたものが自動的に消滅するスパイ大作戦仕様になってしまったものだ。


スマホ本体のスマートカバーの設定を行ってから、その磁石ペンでスマホの背面を探ってみると、案の定、画面が反応するポイントが見つかった。
ダクトテープの小片でポイントをマーキング。


ここにペンを少し当ててから離すと、スリープが解除されてロック画面になる。
スリープに入れるときはもう一度ここにペンを当てると画面が消灯するのだが、ペンを離すとロック画面になってしまう。ロック画面は数秒放置すれば消灯するので、電源ボタンのようにとはいかないが、なんとか使い物になる。
磁石の極性にもよるのかもしれない。
でもまあとりあえず、次のスマホ探すまでの間くらいはなんとかなるだろう。このスマホにはストラップが付けれるようになってるから、ペンをそこにつないどこう。
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