予断も油断も。


当地、先週あたりにはカタクリが咲いた。


キクザキイチゲも。


ギョウジャニンニクも伸びている。


と思えば、先週4/9には雪の朝になったりした。
気象庁のサイトでは当地のデータは公開されてない、もしくはないようだが、近いところで函館の終雪平年日は4/16、結氷終日は4/26、終霜は5/5となっている。
春とはいえ、冬の名残はまだ続く可能性があるのだ。あったかい日が続いたからといって、もう大丈夫かとさっさと夏タイヤに履き替えるのはまだ早計で、予断を許さない。
また、ちょっとの標高の違いや日あたりや風通しといった環境の違いで、そこだけ突然凍結路面だったりすることもあるから、特に朝晩の運転中は油断禁物だ。


同じ4/9の午後には、雪の消えた草地に初タンポポ確認。


そんな中、森林の境界調査の仕事。
クマも起き出してる時期だから、鈴やらラジオやらぶら下げての屁っ放り腰だ。
測量ではないので、地籍図とレンザティックコンパスで境界石を探して歩いていく。


出発点からコンパスのサイトで目標にした木に進んで、そこに目印をつけといて、そこから前の出発点を測定して、出発時の反方位になってれば、コースはまあそんなにずれてないことになる。これを飛び石伝いのように繰り返す。
コンパスは磁気を帯びた岩石や埋没物の影響を受けるので、先の目標だけを一方通行的に追っていると、場合によってはけっこうずれたりするのだ。


正しく進めれば、やがて行く手にこのような境界石が見えてくる。
石の横にこのような見出し標という棒が立ててあればなお見つけやすいけど、長年放置してると棒が腐って倒れたりして、こんな傾斜地だと落ちてたりすることもあるから、棒の存在に100%の期待はできない。


木が大きくなって、棒が見づらくなったイジワルな境界石なんかもある。


河川に削られた河岸ごと、川に落ちてしまった境界石もあった。


隣接地や通路に危険を及ぼしそうな掛かり木。斜めになった手前の木が立ち枯れで、いつ落ちるかわかったもんでない状態。しかもなかなかの大木。


危ない木は取り除く。


根元で数えたら40年くらいのニセアカシアだった。


そんなのを数本片づけたらこのとおり。
一人でやってるから腰痛い。


運んで降ろして、山積みにする。
腰痛いけどやんなきゃ、軽トラの荷台が空かない。


降ろしたやつを割っていく。


割ったら、乾燥用の薪デポではなく、この冬で空いた薪棚に補充する。
樹皮が落ち切ったほど立ち枯れたアカシアは、倒すのは危なかったりするけど、割るだけですぐ焚けるからラクなのだ。
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