定年とはいえ。
定年になったとはいえ、食うためには少しは働かざるを得ず、この夏もなんやかやで結局、ツーキングしかバイクに乗れてない。
近年、中高年ライダーの自爆事故のニュースが特に目に付くけど、厳しい言い方だが、あれはバイクに乗せられてるのを乗ってると勘違いして起きちゃってるのかもな、と思うこともある。バイクもクルマと同じ、力抜いて座ってアクセル開けばまっすぐ走る乗り物だからね。スピード出すのだって、アクセル開けりゃいいだけなんだから簡単だ。ただ、なにか異常事態が起きた時に、あるいは異常事態を発生前に回避できるように正確に安全にバイクを操縦するには、経験だけでなく、アタマやカラダが素早く正確に反応できる必要がある。
年々急速に老いてゆくこの肉体、ヘタッピライダーなりにバイクを思うように転がせるのは、あと何シーズンあるのかなあ。そう考えちゃうと焦燥感ってやつを覚えずにいられないよな、ご同輩。
ライダーは好きなバイクで命を落としてはなりません。どうかご安全に!!