雑草通信。


フェンス際にツユクサ。


うっ、俺の天敵、ヨモギ。
去年は花粉症悪化させて、副鼻腔炎になって、完治するのに年を越したもな。


ミズヒキ。
よく見かけるやつだな。


オオイヌタデかな。
草を刈った後にまた出たやつに、花が咲いている。
イヌタデかな。自信ない。


んー、ママコノシリヌグイだろう。
なんかひでえネーミングだが。


クルマバナ、だと思う。


ヤマウルシの木に栗が生っていた。
なわけはなく、上から落ちた栗がたまたまうまくはまったものだ。


ウワミズザクラの実。


ウドの実。


どこから来たのか、毎年このフェンスに咲くアサガオ。


ヒトリガ。
前翅は白地のジラフ柄、後翅は朱色地のジラフ柄だ。
みごとに左右対称。


ボディは鮮やかな朱色。
派手だから飛んでれば目立つ。


ロータリーモアのカッターを下から覗いた。
回転するカッターブレードはプロペラになっていて、刈った草を吸い上げ、シュラウドから吐き出す。
水分の多い草や濡れた草を刈ると、このようにシュラウドの天井に草がこびりつく。
この草がシュラウドを腐らせるので、作業後は必ずこの草を洗い落とさないとならない。
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クマ。

ハンターでもある同僚から、有害鳥獣駆除で仕留めたヒグマの肉を分けてもらった。
とある牧場に出てきたクマらしい。300kgほどあったというから、ここ渡島半島ではけっこうな大グマの部類になる。


アバラのあたりの、スペアリブっていうのか?
そこと、あとどこかよくわかんない肉。
スペアリブはクマ骨付き。
もらったときは生だった。
その同僚ハンターの先輩からのアドバイスどおり、かーちゃんに頼んで、何度かゆでこぼしてアクをとったうえで、圧力釜で大和煮にしてもらったのが、上の写真だ。
ゆでこぼしているときは、凄い量の脂が出た。
クマの脂は、ウシやブタの脂よりも良質だ、と、大藪春彦大先生が著書の中で述べておられた。
とっとけばよかったな、脂。
かーちゃんによると、低い温度でもさっと溶けて、洗い流すのはラクだったらしい。
俺みたいに胃が不完全な者には、いいかもしれない。
ウシの脂なんか、もたれて大変なんだよな。


皿に切り分けてみた。
見た目は色が黒っぽいほど濃いが、これはタレの色よりも肉自体の色だ。


一切れ取り分けてみた。黒っぽくて筋っぽい、ちょうどクジラとかウマの肉みたいだ。

クマはこれから、冬眠に向けて皮下脂肪を蓄えに入る。
しかし、これは筋肉。ヒグマは猛獣なのだ。
「暴力の権化」と、大藪師が表現した、北米大陸のグリズリーの遠縁にあたる。


味のほうは、下ごしらえが上手くできたとみえて、獣臭さはかなり消えて、噛み続ければわかる程度になっていた。
おいしくいただいた。クマさんありがとう。

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誰のための通達なんだか。


オニヤンマが、標本のように羽根を開いたまま死んでいた。


ウチの前のウワミズザクラの実。
今年はよく花が咲いたから、実もよく付いた。


刈払い機の説明書に書いてあった。
このとおりやってたら、仕事終わるのいつになるんだか。
厚生労働省やらの連中は草刈りしたことないのがよくわかる。
ていうか仕事したことないんでないのか?
これだから役人は。
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切断。

昨日の記事のハルニレを倒して、一部を搬出するためにキャリイを使った。
別のスタッフが運転し、俺は少し後から歩いてついていっていた。
狭く荒れた作業道路で、前輪が直径7-8センチの丸太を跳ね上げるのが見えた。
警告しようとしたら、キャリイの後ろから丸太が出てくるのが見えたので、クリアしたものと思っていた。
しかし、直後にキャリイが何かにつかまれたみたいに動けなくなり、
「急に前に進まなくなって、ブレーキスカスカになりました」とドライバー。
下を覗いてみると、右後輪と板バネの間からテールランプの裏に向かって、太さ7-8センチの木が挟まっている。
木の先端は、地面に前向きに突き刺さっていた。
右後輪の裏では、ブレーキ液が漏れている。

前輪の跳ね上げた丸太が、偶然に板バネと後輪の間に入り、そのまま車が前進したため、丸太がブレーキパイプをへし折りながらテールランプのフレームに達し、斜めになった丸太の先端は地面に刺さり、巨大なツッカイ棒になってクルマを停めたのだ。

現場写真は撮っていなかった。
とりあえずクルマを少し下げてみたら、地面に刺さった先端は抜けた。
しかし、後輪のとこで丸太が挟まってしまって外れない。
チェンソーで丸太に切れ目を入れて、やっと外すことができた。
調べてみたら、右のブレーキシリンダのフレアナットのところで、ブレーキパイプが2本とも折れていた。

キャリイのブレーキは、前輪と後輪の2系統になっている。
後輪ブレーキは、まず右のブレーキシリンダに入り、右シリンダのブリードから左シリンダにつながるようになっている。
したがって右シリンダには2本のパイプが入っているのだ。


折れてるのがわかったので、とりあえず、ブレーキ液を入れて、少しペダルをポンプしてから、右シリンダに入るパイプを折り曲げて潰し、踏み応えを出した。
踏んでもリアブレーキは効かないが、フロントは普通に効く。リアでもサイドブレーキは効く。
公道は走らないし、作業道路を這うように走るだけだから、とりあえずの処置だった。
仕事場にはフレアナットレンチがなくて、それ以上は無理だったのだ。

山の仕事が片付いたので、今日はキャリイの修理だ。


これがフレアナットレンチ。
パイプをクリアしつつ、なめやすいフレアナットをがっちり咥えれるようになっている。
ブレーキの作業はこれがないと始まらない。


みごとに破断したブレーキパイプ。


これは左右のリアブレーキを結ぶパイプ。
鉄製で、だいぶサビが出ている。


左ブレーキのフレアナットは普通に外せたが、右はフレアナット自体がサビで痩せていて、レンチが舐めてしまう。
仕方ないから、少し炙ってバイスプライヤで外した。


ドラムの穴にM8ボルトをねじ込めば、ドラムが浮いて外れる。
ジープのドラムと同じだ。


炙った悪影響もないようで一安心。
シューはまだ新しかった。
これは右ブレーキ。


シューのクリアランスは自動調整らしい。


パイプのベンダーとフレアリングツール。
あとパイプカッターがあれば、ブレーキパイプは作れる。


ナマシ銅管でパイプを作った。
フレアナットは整備工場に新品を分けてもらった。
クランプも腐っていたので、タイラップで縛ってある。
これは右ブレーキの裏。


これはブレーキホースとパイプの接続部。
元のパイプを折り曲げて潰してしまったので、雛形がなくなり、3次元のややこしい曲げで作ってフィットさせるのは至難の業だった。


ジープにも似た下回りの風景。


キャリイのエンジンはシートの下。
フロントミッドシップだ。


オモチャみたいに小さなトランスファー。
写真の右がリアになる。


後ろのナンバープレート台を起こすと、タンクの上にスペアタイヤがある。
なんとブリヂストンのオールアラウンドだ。
三菱ジープでも一時標準で付いていたようなリブラグのバイアス。
「当時モノ」ってやつだなたぶん。
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除伐完了。

3週間にわたる伐採の日々が、やっと終わった。
ウルシアレルギーの全身症状が出ていて、今日は肛門が痒くてあずましくない。
掻くに掻けないしな。


未熟なオオイタドリの種。
小さな種を中心に、周囲をひらひらの薄い翼が囲んでいる。
熟すと、風に乗って飛んで殖えまくるのだ。


ハンゴンソウ。
アサだと思って狂喜したバカがいた、といつか書いたあれだ。


最後の大物その1。
ヤチダモの株立ちだ。
この450ミリのチェンソーで切れるギリギリの太さだ。
2本の間が離れているので、間に刃が入るだけ倒すのはラクだ。
皮が一部剥かれているのは、この木を倒せ、のマーキングだ。


でかかった。
でも2本がきっちり住み分けているので、倒すこと自体は難しくない。
このくらいになると、倒れるときに細い木なら掛かっても押しつぶしてしまう。倒れるとズズーンと地響きがする。重さはトンの桁に乗るだろう。
もちろん、人間など簡単に押しつぶす。倒すには細心の注意が必要だ。


無事に倒した。


樹齢は55-65年というところだろう。
駒ケ岳噴火で焼けたこの山では、最も古い部類になる。
思わず合掌。


最後の大物その2。
ハルニレの株立ちだ。
2本の間が狭いので、上のヤチダモよりやや難易度が高い。


これもでかい上に、2本が枝を張り出して重なり合っている。
バランスも偏っているので、倒すには物理学的センスを総動員して頭を使う。


風も弱かったので、狙った方向にぴたり倒せた。
切り株からは多量の水が湧き出してきている。
ごめんよハルニレ。
ここでも合掌。
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クリア。


プロフィールの写真と同じヘルメットだ。
ヤマハが自社用品ブランド「Y'S GEAR」で売っている「YX-3ギブソンX」というメットの最初のモデルだ。今は最新型のYX-3ギブソンXⅢになっている。
Ⅲは機種依存文字かもしれないな。ローマ数字の3だ。

これは、プロフィールの写真のようにシールドタイプのオフロードヘルメットだが、シールドを外してゴーグルを使うことも、上の写真のようにバイザーを外してターミネーター(最近は言わないか)仕様にもできる。シールドの両サイドのカバーも標準で付属する。
バイザー付きはオフロードタイプのバイクには「らしさ」満点だし、日よけ、雨よけの効果も高い。一方、バイザーは風切音が大きいし、バイザーの抵抗でレーンチェンジの後方確認のときとか、横風や大型トラックの乱気流などでも首を横に持っていかれるので、長距離は疲れる。
バイザーを外すと、風切音がぐっと減って、高速でも首を振られることがなく、快適になる。
見た目はちょっとヘンだけどな。まあナントカは3日見れば慣れるとかいうし、ラクなのに越したことはない。

上記のリンクの画像のように、標準のシールドは薄くスモークになっている。
夜でも使える程度の本当に薄いスモークだが、道内の田舎道のように照明ひとつなくて流れが速いと、ちょっと暗くて不安になることもあった。
こいつは韓国のメーカーHJCの「スーパーモト」のヤマハOEMらしく、内装やシールドのような消耗品は、チークパッド以外はスーパーモトのが使える。
HJC本家のサイトには載っていないモデルので、廃盤か日本向けなのかもしれないな。
で、先日HJCスーパーモト用のクリアシールドを付けてみた。
結果は、大正解。先週のツーリングでも、夜間でもクルマに乗ってるようなクリアな視界で運転できた。
標準シールドには開くための「ツマミ」がないが、上の写真のようにスーパーモト用にはそれが付いている。しかしそれは、なくても困らない。シールド中央、マウスピースの上の部分を押し上げて開き、その上部を押し下げて閉じればいい。

このメットは帽体は1サイズで、内装の厚さで対応サイズを変えている。
XLを買ったのだが、ライダーが痩せたのと内装が痩せたのの相乗効果で緩くなっていたので、内装の下に5ミリのウレタンフォームを巻いてサイズを合わせていた。頭や足にも皮下脂肪が付くから、減量したらメットやブーツは緩くなるのだ。
で、内装もスーパーモト用のLに交換してみたのだが、これも正解。快適になった。

他にも、多分だけどHJCから出ているブレスボックスが付けれるようなベルクロが、マウスピース内にある。
寒い時期は、ここにネオプレンで作ったブレスガードを付けて使っている。

値段は安いが、ツーリングにはなかなか使えるメットだと思う。
ただ、ベンチレーションがもうひとつな感じはするから、真夏の本州以南だと少し暑いかもしれないな。
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やっとの金曜。


昨日はこんな秋空が広がった。
これは天気が悪くなる兆しだ。
しかし日中はカラッとしていて、山仕事もはかどった。
この伐採はあと2-3日ってとこかな。


ヌルデの葉にできた虫こぶ。


たぶんヌルデフシダニによるものだろう。
こぶの中にはダニがぎっしり、のはずだ。


オオイタドリの花。


ウドンコ病で真っ白になったミズナラ。
春前に伐った切り株から出ていた彦生えだ。


ここ3日ほどの朝晩の冷え込みで、ススキの穂が一斉に開いた。

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カラッと。


昨日に続きさわやかな秋晴れ。


赤トンボに懐かれた。
カメラ近づけても逃げるでもなく。


今日も汗だく。
昼休みは作業車の荷台でいろいろ乾かしている。


木漏れ陽のアルティシア。
雨の可能性はほぼないけど、キャリアにはカッパ常備。
ライトカウルのYAMAHAのロゴが、YAMが剥がれて「アハ」になっている。茂木さんか。
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秋晴れ。

ここんとこずっと、北海道らしからぬ蒸し暑さが続いていたが、今朝は肌寒いほど。日中もさわやかな秋晴れに恵まれた。
なにしろ、伐採作業してても、心臓バクバクするほど体温が上がらない。作業もはかどった。
昨日までの暑さだと、伐採40-50分も続ければ体温上がりすぎて心臓バクバク、苦しくなって休憩、水1リットルガブ呑み、という感じだったのだ。


今日の大物。
ケヤマハンノキだった。
400ミリのバーで一発で伐れるギリギリだな。
今日はこんなでかいのが多かったな。
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雷雨。

今朝は雷雨に起こされた。
7時に出勤はしたのだが・・・。


これでもかなりの雨だが。


こんなんなってしまった。
スチルにこれだけ写るってのは、もうたいへんな雨だ。
近くに落雷しているらしい轟音も聞こえていた。


倉庫の軒は滝。
寒冷前線の雨だったようだ。
昨日こんなんなんなくて助かったよ。
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