折れた。

仕事場の作業車、古いキャリイトラック。


左リアのスプリングハンガーが、シャックルの入るパイプ部分が溶接部からまるごと切れてしまった。
切れたのでシャックルは役に立たず、板バネの目玉が折れたスプリングハンガーにくっついたまま何日か使っていたので、目玉がスプリングハンガーを叩いてしまっていた。
段差を超えるときに「ガコンッ!!」って凄い音してて、おかしいとは思ったんだよな。
一昨日の休憩中に「あれ? バネおかしくね??」って、やっと折れてるのに気付いた次第。
バネがそっぽ向かなくてよかったよ。
これはジャッキアップしてフレームをウマに載せ、アクスルをぶら下げたところ。シャックルは前方に完全に倒れている。
1G状態では、板バネの目玉部分が、ちょうどスプリングハンガーの先端にうまく収まっていたのだ。


シャックルは予想に反して簡単に外れた。
ブッシュも状態はいい。


スプリングハンガーは薄い鉄板のプレスだ。
先端部はサビと、先端側面は目玉に叩かれて変形していたので、廃材の3ミリフラットバーの切れっ端から側面を作って継ぎ足した。


白く見えるのはブッシュに塗ったシリコングリス。
雨の中、作業道路をややハードにテスト走行してみたが、作動は良好。
車検ならクリアできるかわかんないけど、公道走らないから問題ない。
ま、いつまでもつかはわかんないけどな。がはははは。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


部品入手。

頼んでいた、XT400Eのレギュレートレクチファイアが届いた。


袋に貼られたラベルのヤマハ品番は、オリジナルは-A2のところ、-A3になっている。
実車に装備されていたのはオリジナルより旧型の-A1で、たぶん故障かなんかで以前のオーナーが中古品でも見つけて付けたんだろう。
本体の表示は「SH569A-12 T0.4 261」と、オレンジ色の文字でプリントされている。
これは、この「47X」レギュレータの弱点に対策がなされているらしい。
袋にはタイ製とも書かれている。
今日はまだ雨だから、明日早速交換してみよう。

部品を頼んだWeb!keとヤマハ部品の連携はなかなかいいみたいで、8/31の注文時点では9/3くらいの出荷になると連絡を受けていたのが、実際は9/1の出荷で、9/3に入手できたのだ。
部品は5000円以上なので送料無料。
助かるねえ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


負け。

今週ずっと山で除伐の仕事をしていた。
しばらくマトモに手入れしてない山なので、若木がやたらに伸びて、しかも込んでいる。
藪を歩くのに邪魔な若木のうち、半分くらいは言い過ぎにしても、かなりの割合がヤマウルシだ。

作業中は、メッシュのフェイスシールドつき保護帽、メットの下にはタオルを巻いて首の後ろに垂らし、ロンTにオイルカワテ、手首はナイロンの腕抜きで保護、作業ズボンの上にはチェンソー用プロテクタのチャップス、スパイク長靴、というイデタチだ。
ここまでカバーしても、またウルシにかぶれてしまった。
「ウルシに負けた」という表現も使うが、これは全国的かな?

今回のウルシとの明らかな直接接触箇所は、なんと右手の甲。ウルシの切り屑がカワテの手首の隙間から入ったのだ。
入ったときは、ピリピリした感じがあったのですぐわかった。カワテを脱いでよく払って、また作業を続けたのだが、時すでに遅し、だった。
毎度のことでやんなるんだけど、「俺はウルシには近づかないよ」じゃ仕事になんないから、選り好みせずに伐るしかない。
それが一昨昨日だったと思うから、ぼちぼち全身症状が出てきたのだ。

直接ウルシの樹液に触れた箇所は、その日は風呂に入ると軽い火傷や日焼けのようにピリピリする。
そして、翌日以降に水泡のようになってくる。
そのうえ俺の場合、直接触れていない箇所にも発疹のようなのが出て、体があったまると痒くなる。
そして、接触から3-4日すると、顔全体が物凄く痒くなり、やがて目が開かないくらい腫れてしまうのだ。
他に痒くなりやすいのは、肛門や陰部の周辺など、皮膚の柔らかい部位だ。もちろん、直接接触はありえない。
これはアレルギーなので、ステロイドの注射か点滴でかなり劇的に治ってくる。

特に今回は、メッシュのフェイスシールド付きのヘルメットを導入したので、顔への直接接触はない。
また、カワテなどからの間接接触も考えられるので、作業中は顔の汗も拭わないようにしていた。休憩のときだけ、作業車に置いてあるキレイなタオルで拭うのだ。
そこまで気をつけたのに、わずかな隙を衝かれてしまった。
オイルカワテは、汗でぐっしょりになってもグリップが低下しない優れものだ。
手首はベルクロで締めるようになっているが、キチキチに締めることはできない。そのわずかな隙間から、3ミリ四方ほどの切り屑が入ったのだ。

今日は台風崩れの雨で、山には入らなかった。
早朝から昼までかかって作業車を直し、他に急ぎの仕事もないので、さっき病院で点滴を受けてきた。
内服薬も出た。ウルシのおかげでえらい出費だ。
これって労災になんないのかねえ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする