除伐完了。

3週間にわたる伐採の日々が、やっと終わった。
ウルシアレルギーの全身症状が出ていて、今日は肛門が痒くてあずましくない。
掻くに掻けないしな。


未熟なオオイタドリの種。
小さな種を中心に、周囲をひらひらの薄い翼が囲んでいる。
熟すと、風に乗って飛んで殖えまくるのだ。


ハンゴンソウ。
アサだと思って狂喜したバカがいた、といつか書いたあれだ。


最後の大物その1。
ヤチダモの株立ちだ。
この450ミリのチェンソーで切れるギリギリの太さだ。
2本の間が離れているので、間に刃が入るだけ倒すのはラクだ。
皮が一部剥かれているのは、この木を倒せ、のマーキングだ。


でかかった。
でも2本がきっちり住み分けているので、倒すこと自体は難しくない。
このくらいになると、倒れるときに細い木なら掛かっても押しつぶしてしまう。倒れるとズズーンと地響きがする。重さはトンの桁に乗るだろう。
もちろん、人間など簡単に押しつぶす。倒すには細心の注意が必要だ。


無事に倒した。


樹齢は55-65年というところだろう。
駒ケ岳噴火で焼けたこの山では、最も古い部類になる。
思わず合掌。


最後の大物その2。
ハルニレの株立ちだ。
2本の間が狭いので、上のヤチダモよりやや難易度が高い。


これもでかい上に、2本が枝を張り出して重なり合っている。
バランスも偏っているので、倒すには物理学的センスを総動員して頭を使う。


風も弱かったので、狙った方向にぴたり倒せた。
切り株からは多量の水が湧き出してきている。
ごめんよハルニレ。
ここでも合掌。
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