まだまだ。

SRX600。
車体のフロントまわりの整備を終えて、真ん中辺を整備してたのだが、そういやフロントブレーキまだだった。
終わった気でいたもな。


1KTあたりのものと思われるヤマンボに換装されているフロントブレーキは、かなりしつこく揉み出してみたけど、何かイマイチだった。


結局ピストン抜いてみることにした。
このピストンは傷が入っている。
何やったんだかなあ。


とりあえず、シールを傷付けない程度までピストンを磨いた。
左がビフォー、右がアフター。


キャリパのシール溝もこのとおりそこそこ汚れがあったので、この後クリーニングした。


パッドピンはサビを落として磨いた。


リザーバーの蓋は、ペイントがハゲチョロケになってしまっていた。


DOT3かDOT4のブレーキ液が指定されている。


今回はDOT4を入れよう。


蓋は腐食もあったし、文字がモールドされてるから、サンドブラストをかけた。


こんなもんでいいべ。
このあとツヤ消し黒で塗装。


ダイヤフラムは、傷もなくて柔らかかった。
まだいけるだろう。


フロントブレーキを組んでエア抜きして、握り代を出すためにレバーを握りこんだとこで固定して放置する。


サイドカバーは、新車時のカタログ写真とは感じが違っている。


新車ではどうだったかわからないけど、コイツはビードブラストしてからクリアをかけてあるようだ。


リヤサスは、車体に比べてやけにきれいだ。
かなり後に交換されてるのかな。バンプラバーもひび割れてない。


オクで買ったマフラーから外した、マフラーステー。


新品のマフラー取り付けボルト。
さて付けようと思ったら、穴が合わない。唯一付いていた右後ろのステーのボルトも、かなり無理して入っている。


仕方ないから、エキパイを外してマフラーをフリーにした。


マフラーをフリーにしたら、めでたくステーを合わせれた。


入手した時はブレーキペダルがマフラーカバーに当たり気味だったのだが、ステーをきちんと付けたら当たらなくなった。
どうも、元はマフラーがやや後ろかつ右向きに付いていたようだ。
何でこんな無理をしていたのか。


無理といえば、エキパイのフランジがずいぶん外しにくかったのだが…。


このとおり、スタッドが曲がっていた。
右側はナットも普通のナットになってたりしたから、交換しなきゃな。
部品頼まなきゃ。


ブレーキ踏むとヒコヒコいってたからペダルを外してみたら、サビサビだった。


シャフトはワイヤブラシで、ペダルはサンドブラストでサビを落として、ウレアグリスをたっぷりくれて組んだ。
ペダルのスプリングがかなり錆びて、フックも痩せてたから、これも頼まなきゃ。


新品のクラッチレバーを頼んだら、TZR125って書いてあるのが来た。
パーツリスト上は-00だけど、これは-01。
ちなみに31AはXJ900らしい。SRXよりまだ古いバイクの型式だ。
TZR125は、ベルガルダヤマハで割と最近まで作ってたとかで、このレバーは1200円程度と、社外の汎用品と大差ない価格で手に入る。


クラッチレバーの先端が曲がってるみたいだから、交換することにしたのだ。
ヤマハのこのテのクラッチレバーは、ハンドルの垂れに合わせて曲がった形になっていて、汎用品だと合わない。


新品と比べてみたら、先の玉ッコロのとこだけがこんなに曲がっていた。


玉に傷があるから、立ちゴケでもしたのかな。
ま、割れたりしてないから、非常用のスペアにはなるべ。


車体の真ん中辺までは一応目処が立ったから、後ろに行くか。
リアホイールを外して、スイングアームを外した。


後ろがガランドウになった。


スイングアームは、スチールの角パイプ。
チェーンオイルやらの汚れを落としたら、溶接が意外に雑な感じだった。


これでよく検品通ったな。
一通り見たけど、年式相応のサビや傷はあるものの、クラックはなかった。


スイングアームのシャフトはすんなり抜けたし、ローラーの痕もなく、スイングアーム側にはグリスもきっちり詰まっていたから、一安心。
コイツは洗ってサビとって、シルバーの化粧直しかな。
というあたりで時間切れ。
まだまだ公道復帰は遠い。
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春。


庭のクロッカスが咲いた。


お楽しみのギョウジャニンニクも、こんなに伸びてきた。


地道に年々勢力範囲を広げている。
元は3株だったのだ。


バイクでもさほど寒くなくなってきた。
春到来だな。
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出た。


庭に植えたギョウジャニンニクが、今年も伸びてきた。
しかもかなり株が増えてる。楽しみだなあ。
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真ん中らへん。

SRX600公道復帰作戦。
フロントは一通り終わって、現在は車体の真ん中らへんを作業中。


キャブのジェット類は、ノーマルサイズが付いていた。
この番手の刻印はジジイ殺しだな。


フロートニードルバルブは、段が付いてきていた。


ノズルとかジェットとかの真鍮系部品と、ゴムパッキン類は全部交換。
セカンダリーバレルとの接続ホース類も新品にした。


キャブのインナーパーツは純正で揃えるとかなり高くつくので、キースターの2NX用燃調キットを使った。
ノーマルサイズのジェットやニードルの他に、調整用の番手の違うやつもセットになっている。ありがたい。


スターター系統のフロートチャンバーフランジシールは、キースターのキットにはそれと思しきサイズのOリングが入っていた。でも、ノーマルのほうがいいような気がするので、これだけは後からノーマルを買った。


ここね。


スタータープランジャは、齧ったのをプライヤーかなんかで無理やり抜いたらしき傷があった。
歪みもあって、差し込む位置で動きが悪くなったりする状態だった。
新品はけっこう高価なので、なんとか擦り合わせて軽く動くようにした。


セカンダリのベンチュリの、ニードルのリテーナー。


分解図では折り曲げられたタブが上を向いているが、下向きに組まれていた。
どっちでもいいような気もするけど、分解図通りに組み直した。
ちなみに、XT400Eでは、分解図でタブが下向きになっている。

キャブの方は、ニードルバルブを替えたらフロートの当たりが変わったせいか、油面調整に何度か脱着するハメになった。
油面は、7-9mmのところ、元のままのフロートとキースターのニードルの組み合わせではなんと4mmだった。
今回は高めの7mmちょいに調整したが、それでもかなりフロートのタブを曲げなきゃなんなかった。


XT400E用のスロットルチューブ(アクセルグリップのくっつくとこ)。


スロットルの戻しケーブルのタイコ穴が広がっていて、タイコが横向きになってしまっていたため、スロットルチューブを頼もうと思ったら、グリップ付きでしか部品リストに出てこなかった。
で、XT用を買ってみたのだが、残念ながら巻き取り部のサイズやタイコの位置が合わなかった。
仕方ないから、タイコにスペーサーをかませて落ち着かせることで対応する。
だってもうグリップだけ新品にしちゃったんだもんよ。


外したプラグ。
アイドリングで回してたからか、真っ黒だ。


ノーマルプラグだな。7番か。


XT400Eでも好調の、2極のJR8Cに替えてみよう。
JR7Cってのがあればいいんだけど、8番と9番しかないみたいだ。


タンクからの燃料ホースも交換。


タンク裏のタンクコックからのホース。ONとRESに相当するが、コックはON-OFFの2ポジションだ。


バルブクリアランスも合わせよう。
案の定、タイミングプラグが齧ってたから、ヒートガンで炙って外した。


タイミングホールから、フライホイールのTマークと、ホールの切り欠きを合わせる。
もちろん、圧縮上死点で。


調整前は、右吸気バルブで0.05mmがややキツキツ。


左吸気バルブは0.05mmが入りもしない。


調整値は0.05-0.10mmだから、詰まりすぎだ。
バルクリは、詰まりすぎていいことは何一つないから、中間値の0.07mmを狙って調整する。
排気の方は、0.15mmで調整した。


隙間ゲージの手応えの訓練方法。
マイクロメーターに挟んで、手応えを覚えるのだ。


アクセスカバーのOリングも交換。


排気側も。


カバーの錆も落としておく。


続いて、タンクのキャップを外した。
緑でマークした4箇所で固定されていて、あとの4本のスクリュはダミーの飾りだった。


タンクの、ドライバーで示している穴が、オーバーフローというかキャップ部分の雨水抜きの穴で、タンク最後部のパイプにつながっている、という、なかなかに凝った構造。


タンクキャップは、タンクの通気バルブが付いているはずだ。
バラしてみる。


このオレンジ色のがチェックバルブだ。


クリーニングして組み直した。


タンクの水抜きも、錆を落として転換剤塗布。


キャブのベントやオーバーフローの配管もつないだから、エンジンかけてみよう。


無事始動。
スローが濃い感じだけど、ガレージの中でジャッキの上だから、調整は後日だな。
この時点では、スロージェットは標準、PASは1.5回転戻しで組んでいる。


タンクの水抜きホースは、入手時点では付いていなかった。
きちんと付けて、所定の場所を通した。
これで真ん中らへんの前半部分はいいかな。
次はリアブレーキからだな。


右ステップのゴムがかなりボロボロだ。
まだ出るかな。
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品質。


買ったばかりのフラッシュライト。
仕事で使おうと思っていたのだが、帰宅して電池ケースの絶縁シートを抜いて、試してみたが、点灯しない。
電池は正常だし、スイッチも悪くないから、LED基盤側に問題がありそうだ。
モノは800円くらいのもんだったが、函館で買ったので、交換に行くには、ついででもなければ交通費がかかりすぎる。
いいや、自分で何とかしちまえ。


分解してみたら、ボディ内で電池のマイナスとつながる板と基盤のハンダ付けが外れていた。
ていうか、よく見たら基盤の銅板ごとちぎれていた。
なんだかなあ。


基盤のマイナスの銅板を磨いて出して、ハンダ付けし直した。
元通りに組み立てる。


で、無事点灯。
やれやれ、だったけど、それにしても検品とかちゃんとやってんのかな。
この製造国の製品は、なんか年々雑になってくような気がする。安かろうナントカってやつだ。
かの国は、昔は安くてもきちんとした物を作っていた印象があったのに、残念なことだ。
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(当時)。


たまーに覗く、函館の大野モータースというバイク屋さんに行ったのだが、店長に、アルテシアに乗っている、と言ったら、ヤマハの販売店用オプションカタログの、1995年版を見せてくれた。
4DW2だけど、XT400Eが載っていた。


当時は15900円もしたらしい、リアキャリア。
俺は中古をオクかネットショップで購入したと思う。
10年前で4500円くらいで買ったような。


後期型SRX400ユーザーの一部にはヨダレモノの、キックキット。
15000円だったらしい。
俺は、これはオクで買って、自分で付けた。新品のデッドストックで、取付説明書もついて、10000円くらいだったかな。
他にも、ナンバープレートボルトを利用した荷掛フックとか、車体カバー等が載っていた。

気さくに貴重なものを見せて下さった函館大野モータースの店長様、ありがとうございました。
店頭のショーウィンドウには、店長の愛車だったという、後期型のSRX400が飾られていたし、店内にはミニトレ80?とか、GXの250か400かと思われる(見立てに自信はない)なども飾られていた。この店はヤマハに強いのかもしれないな。
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ありえない。


SRX600。
リアタイヤを買った。
120/80-18は、2NXのノーマルサイズ。


もちろんチューブレス。


今年3週製造のホヤホヤ。


リア専用。回転方向も決まっている。


なんともアグレッシブなトレッドパターン。


正体は、IRCのGP-210。
コイツは本来、オフ車用のロードタイヤだ。
ロードスポーツであるSRX用のチョイスとしては通常ありえないのかもしれないが、このテのタイヤが舗装路では十分使えるっていうのは経験上言えるし、ノーマルサイズの中では一番安くてチューブレスもあったしな。
個人的には、逆にフロントの17インチサイズがないのが残念だ。
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エアクリ。


SRX600のエアクリーナー。
キャブの後ろのこの箱に入っている。


右サイドのスクリュー留めの蓋を開ける。
XT400Eはたくさんのスクリューで留まってるけど、SRXは3本外すだけ。


白いエアクリは、ボックスに1本のスクリューで固定されている。
写真ブレブレ。


小さいエアクリだ。10センチ角くらい。
同じくらいの排気量の軽トラの半分くらいだ。面積足りてんのかなこれ。


中はゴミだらけ。


キャブ側になる面のスポンジパッキンはボロボロ。


ボックス内もゴミがある。


スポンジパッキンを取り除こう。


キャブ側には二重の金網が入っている。


スクリューを受ける部分。
この枠は使えそうだ。


エレメントを取り外す。
木口側はホットボンドみたいので接着されていて、両端は両面テープみたいのでくっついていた。


エレメントの、ボンドが染みこんでる白い部分が、多分本来の色だ。
これはかなり長年交換してなかったようだ。


モノタロウで買った、バイク用の汎用フィルタースポンジ。
厚みは、10ミリ、15ミリ、20ミリとあって、20ミリを購入。
ホームセンターとかでもエアコン用とか熱帯魚用とかで同じようなのが売ってるけど、えてして目が荒いから、バイクに使うときはよく調べたほうがいい。
念のため付け加えると、フィルターとしてはオープンセルのスポンジでないときちんとエアが通らないから、台所用のスポンジなんかは通常使えない。


枠内いっぱいより気持ち大きめに切る。


枠にスポンジを押しこんで、枠とスポンジをホットボンドで点付け固定。
20ミリのスポンジで、枠の高さにピッタリだ。


裏面。いい感じでないかね。


エアコンの工事とかで使う、粘着テープ式パッキン材。
今回は8×5ミリを使う。


ボロボロのスポンジパッキンをキレイに除去したとこに、このパッキンを貼った。
ハイフローフィルターになったんでないかと思う。
後で軽く2ストオイルでも塗っておけばいいかな。
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ラッピも。


ラッピの「新幹線セット」。
チャイチキセットの新幹線開通祝賀バージョン。


ドリンクが、このミルクコーヒーになる。


で、記念缶バッジも付く、と。
新幹線駅からすぐのとこにもラッピあるしな。歩いたらかなりあるけど。
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