hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

6月(2)の花

2022年07月07日 | リタイヤ生活

 

6月20日に届いた花

 

 

LAリリー(オレンジ1本・3蕾、黄色2本・5蕾・4蕾)

ギガンジューム(紫の玉)2本

デルフィニウム2本(左右の小さな青い花)

アワ3本

 

4日後、LAリリーが開花。ギガンジュームが大きな顔をしだす。

 

LAリリーのオレンジ

 

幾分小さ目な黄色

 

ギガンジュームはなんだかガンダムを思わせる名前だが、“gigantium”は、ラテン語で「巨大な」という意味。学名アリウムはニンニクという意味で、ネギ属。

やたら大きくなり直径12㎝にもなった。パラパラとごく小さな粒が落ちてきて始末に悪い。

 

 

デルフィニウムは、長い花穂が華やかなエラータム系でなく、きゃしゃな草姿に花をちらちらと咲かせるシネンセ系だろう。下の写真の花色は鮮やかな青だが、右下に白い花も混じっている。

 

薄青のデルフィニウム。

 

アワ。

 

1週間後の姿。

花屋さんからの「お手入れ方法」に、LAリリーについて、

「受粉すると花が役目を終えて急速に萎れてしまいますので、蕾が開いてきたら早めに花粉を取り除きましょう。」とあった。

オレンジのLAリリーはすべて無事開花したが、黄色のLAリリーは9つの蕾のうち、開花したのは1輪のみ。あと8輪は開きかけて先端から花粉が顔をだしたままで萎れてしまった。

 

まず、蕾が開き切らないうちに、中から顔を出した花粉をハサミで切り取ってみたが、そのまま萎れてしまった。せっかく花粉をばらまこうと、懸命に美しい花を咲かせようとしたのに、咲かないうちに切り取られたので、しょげて萎れたのかと申し訳なく思った。

そこで、蕾の花びらを無理にこじ開けてお手伝いし、多少開かせたが、やはり萎れた。ならばと、そのままにしたり、色々手を打った。しかし、いずれも咲かずに萎れた。何かが悪かったのか不明のままで、無念だ。

 

 

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松庵梅林(うめばやし)公園

2022年07月05日 | 散歩

 

松庵小学校の南側に今年4月2日に開園したばかり杉並区立・松庵梅林公園。広々とした広場の周りに花や健康遊具が並ぶ。

 

この辺りは江戸時代、松庵新田や松庵村と呼ばれた地域で、園内の説明板に「松庵村は五日市街道に接し、道路の両側を間口20間(36m)、奥行き250間(450m)の短冊形に地割されました」と記されている。公園も地割の名残で短冊形になっており、ゆったりとして開放感がある。

 

北側にはバリアフリートイレ。

 

南側は広く平らな、薄く砂が撒かれた広場。

 

園内南側には原っぱ広場があり、芝生の上でのんびりとくつろげる。ただしまだ網が張ってあり入れないようになっている。

また、防災設備としてかまどベンチ2台、かまどスツール3台を設置。

東端には花咲かせ隊というボランティによる花壇。

 

 

植樹の説明板は子供の字?

 

中央部の広場には、なみすけとナミーのスイング遊具、トランポリンのようなネット遊具。

左が「ぶらぶらストレッチ」で右が「ふみいたストレッチ」

 

「バランス円盤」

 

かべ渡り

 

子ずれのパパが1組だけで、ほとんど人影なし。

 

 

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中山七里『能面検事の奮迅』を読む

2022年07月03日 | 読書2

 

中山七里著『能面検事の奮迅』(2021年7月30日光文社発行)を読んだ。

 

光文社による紹介

学校法人荻山学園に対する大阪・岸和田の国有地払い下げに関し、近畿財務局職員の収賄疑惑が持ち上がり、大阪地検特捜部が捜査を開始。ところがその特捜部内の担当検事による決裁文書改竄疑惑が浮上。最高検から調査チームが派遣され、大阪地検一級検事の不破俊太郎は検察事務官の惣領美晴と調査に乗り出し、信じがたいものを発見するのだが……                                                   
能面検事」再び! 現実の事件を彷彿させる物語に、能面検事・不破の鋭いメスが冴えわたる!

 

 

惣領(そうりょう)美晴:語り手。大阪地方検察庁の不破検察官付き検察事務官。昨年採用。

不破俊太郎:実質主人公。大阪地検のエース、表情を変えないので能面検事とも呼ばれる担当検事。

榊:次席検事。大阪地検のナンバー2。不破の上司。

高峰仁誠:大阪地検の主任検事。特捜部のエース。元ラグビー部の偉丈夫。決裁文書改ざん容疑がかかる。

仁科睦美:大阪地検の事務局総務課。情報通。

 

岬恭平:東京地方検察庁次席検事。高峰の改ざん容疑で大阪地検へ派遣。

折伏検事:最高検刑事部。大阪地検に派遣。次期刑事部長の噂。部下は當山と桃瀬。

 

萩山理事長:荻山学園の小学校開校用地として岸和田市向山の国有地を評価額の4割で購入。

安田啓輔:近畿財務局の担当調整官。根の暗そうなひょろっとした秀才タイプ。

金森小春:京阪大学の<寺井寮>の近くの定食屋<一膳>の看板娘。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

森共学園問題そのもののとしか思えない展開に、わかりやすいのだが、「これってどうなの?」と思う。途中から違う展開となり納得。

 

能面検事の不破が立身出世はもちろん、庁内勢力、同僚への配慮、人情など全く考慮せず、検察の正義まっしぐらに、能面のまま突っ走る。単純すぎ、あり得ないとは思いながら読み進めてしまう。

しかし、信じられないために不破へ毎回問いただしたりする事務官美晴が、まったく学ばないまま同じことを繰りかえすのは、不破の徹底ぶりを際立たせるためとはいえ、邪魔だ。ワトソン役の美晴の存在が小さすぎる。

 

不破も一目置く高峰検事が決裁文書改ざんを行った(?)謎が意外な闇を見せる所が意外性がある。しかし、中山七里、お定まりの最後のどんでん返しがあるのだが、たいした意味があるとは思えず、付け足し感が残る。

 

 

中山七里(なかやま・しちり)の略歴と既読本リスト

 

 

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ):日本の検察官が付ける記章の名前。検事の職務とその理想像は、秋の厳しく冷たい霜と夏の強い日差しのように、刑罰・権威・節操・意志などが極めて厳しく、厳かなことのたとえ。

 

 

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6月末の井の頭公園散歩

2022年07月01日 | 散歩

 

朝9時ちょうど、井の頭公園のひょうたん橋から井の頭池をパチリ。いよいよ緑が深くなり、覆いかぶさる枝葉で薄暗い。

 

振り返って水門橋と神田川起点を望む。

 

ほとんど通る人のいない池のほとりを七井橋方向へ。

池沿いにハンゲショウ(半夏生、半化粧)の群生があった。

ペンキを塗ったように葉の一部が白く、小さな白い花が穂のように並んでいる。

 

「アメリカザリガニが水草を切ったり食べたりするので罠を設置して駆除している」とある。

 

9時6分、人影一つなし。

 

七井橋からも水面に写る木々のみ。気味悪いほど静か。

 

 

スワンボートも全員整列。

 

よく見ると、一番手前にハーレムの主、ただ一匹の眉毛凛々しい王子様がお姫様たちを従えている。

 

見下ろすマンションと池を覆う藻。

 

こんなに藻が張っていて、水中に光が入るのだろうか?

 

いつもは大勢の人がたむろしている「いせや公園店」。

 

隣りのスターバックスもガラガラ。

 

テラスに犬がいないので、安心して入店。

これが犬の水のみ。人間様は店員さんにお願いしないと水が飲めないのに。

 

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