かぶれの世界(新)

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日本ペルーに敗れる

2005-05-23 16:29:46 | スポーツ
日曜日の対ペルー戦は失望の連続だった。テレビの画面からはチームの戦う気持ちがうかがえなかった。ボール支配率は高かったはずだが、自陣から中盤での横パス・バックパスが非常に多かった。失点には繋がらなかったが危険な横パスもかなりあった。たまに前線にフィードしても足元へのパスが多いものだから相手守備の圧力を感じてダイレクトでバックパスしていた。ダイレクトパスを攻撃にもっと使えなかったのだろうか。見ていてスリルがなくつまらなかった。唯一右に入った三浦は前に行く気持ちが良く出ており、再三右サイドに切り込んでいき、特に切り返さず相手に時間を与えないでそのままセンターリングした時相手に脅威を与えていたように思える。

後半になると大黒、稲本が投入されやっとチームが攻撃モードに入った。それまでペナルティの外から打てるのにパスするケースがかなりありペルーの守備をやりやすくさせていた。点を入れようとする大黒や稲本のアグレッシブな姿勢が他のメンバーには欠けていた。失敗を恐れ大事に行こうとした結果なのだろうか。海外組は概してゴールに対して積極的なのはそうしないと生き残れない厳しい環境にあるからではないだろうか。それと枠に行かないシュートがあまりにも多いのは何とかならないのだろうか。シュート本数、枠に打つ確率等のデータをもっと重視して戦略と選手選考に組み込んだらどうだろう。■


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Spring reading

2005-05-23 15:45:43 | 本と雑誌
4月からAERAに飽きて家族用の読み物として週刊誌「ニューズウィーク(日本版)」、月刊誌「現代」を購読しはじめた。週刊誌がTimeとニューズウィークでは米国からの見方に偏ってしまうため月刊現代でアングルを変え記事の深さを狙った積もりだった。家族の反応は「AERAをやめるのはいい、新しいものに反対しない」という消極的なもの。私も正直なところこの感想に近いが、かといって他にこれはというものもなくしばらく様子見とすることにした。4月から訳あってアカデミックIELTS(英国系の英語能力検定)の受検準備を開始したので読書の時間が著しく減った。

バフェット 牧野洋 日本経済新聞1999
グローバル経済の本質 伊藤元重 日本経済新聞2003
昨日の祖国 杉山隆男 講談社1990
ローカルイニシアティブ 藪野祐三 中公新書1995
第三の道 Aギデンズ 日本経済新聞1999
決断なき経営(山一) 石井茂 日本経済新聞1998
ウエルチ Rスレータ 日経BP 1999
米国成長神話の崩壊 日本経済新聞2002
暗号攻防史 Rキッペンハーン 文春文庫2001 

上記の本は殆ど時間潰しみたいな感じでさらっとよんだ。「バフェット」は世界第二の大富豪で投資の神様といわれているカリスマで、彼の投資哲学は初心に戻らせてくれる。何故ハイテックに投資しないのか考え方が面白い。最近保険会社AIGの醜聞に巻き込まれいささか輝きが曇ったといわれているが裏で何かが起こったのだろうか。

「米国成長神話の崩壊」はエンロンやワールドコム等のITバブル崩壊後に起こった粉飾決算を扱ったもので、殆どは知っている事だった。当時は公平で透明なシステムを誇る米国だって大して違わないじゃないかという気持ちがあった。その後の米国政府の徹底した再発防止のための素早い法制化は日本では起こりそうもない、その蓄積が差になって現れてくると思う。

「昨日の祖国」は89年のベルリンの壁が崩壊前後を東欧の個人の立場から描いたものだが、私の中でもう既に新鮮さが無くなっているのは怖い。中国が何故共産主義のまま残っているのか、個人レベルに立入るとそこに到る成熟度の差があったような気がする。今の民度なら事態は違った可能性もあろうが中国政府も十分研究して今日があるのでなんとも言えない。

「第三の道」はブレア政権がサッチャーの後を継いで進めようとしている市場原理主義と社会民主主義の中間に解を求めようとするものだが、少なくとも本書はでその主張の根拠が薄く人を納得させるインパクトが少ないように思える。あわせて「ローカルイニシアティブ」をよむと理解が進むかもしれない。

意外と面白かったのが「暗号攻防史」で時間潰しには最適。私がまだコンピュータ技術者だった若い頃符号理論に興味を持ったのを思い出した。暗号破りは結局のところ英語とかドイツ語などの言語の癖(英語ならeやthが多い等)を見つけ出すのが変わりない基本らしい。シーザの時代から中世の暗黒時代を経て世界大戦への暗号の変遷と、大戦時日独の暗号が筒抜けだったことなど興味深い。近代戦争の戦記物を読むと暗号作成解読のための乱数表を廃棄する場面が良く出てくるのが成る程と思わせる。■


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痛風再発!

2005-05-23 10:10:21 | 健康・病気
土曜日に、痛風がでた。えー、何で、参ったなー。まだ米国にいた98年と帰任後の99年に症状が出て辛い思いをした。99年以来尿酸値を下げる薬を飲んでいたが2003年3月退職後服薬を停止し今まで何の問題もなく過ごしてきた。再発したのはショックだが、今までの経験で症状がどの程度か、何が原因かも私なりに(多分)わかっていて、私の頭の中では緊急警報が鳴らずパニクルこともなかった。

先週土曜の夜頃から右足親指の付け根の外側が急に痛くなり見ると赤くなっていた。98年の症状と同じ所で、この時点で痛風が再発したことがわかった。布団に入って寝返りを打つたびに患部が布団に当たり痛くて翌日の朝6時まで眠れなかった。しかし以前に比べると痛みはひどくなく、午後になると痛みが少しずつ引いていった。前日の睡眠不足のためもあったのか、昨晩は良く眠れた。今朝おきると痛みもほとんどなくほっとした。

振り返ると、最近の食事と生活習慣の変化が背景にあり、運動中と後の水分補給の不足が症状を引き起こした直接の原因として思いついく。今年に入り意図して何でも食べアルコールも適度に取るようにし体重を5kg程度戻した。先週は北海道に行きジンギスカンを食べビールを飲んだので尿酸値がやや上がっていたかもしれない。今週はジムが休みで木曜日に10ヶ月ぶりに12kmの距離をジョギングし、翌日から腿の前後がひどい筋肉痛になった。土曜日午前中バドミントンの練習をしたがいつもより汗をかいたような気がする。いつもと大きく違ったのは昼食にカレーを食べた時ひどく汗をかいたことである。その後池袋に外出し夜帰宅するまでコーヒー一杯しか飲まず、軽度の脱水症状になっていたかもしれない。就寝する前頃から急に痛みがひどくなった。

思うにこの間の水分の補給が十分でなかったようである。最近測定していないが尿酸値はやや高めのところにあり、きつい運動をした時の水分補給が不足して一時的に尿酸値が上昇し痛風の症状が出たのではないだろうか。ジムのトレーニングのほうがハードで汗をかくがこまめにスポーツドリンクを飲んで水分を補給していたので問題なかった。案の定今はもう痛みはほとんど感じられない。多分この推測は当たっている。今回の痛風はスポーツ時の水分補給が原因で贅沢病ではない。今後は食事など適度な節制を続け、汗をかいたときの水分の補給にもう少し気をつける。そして近いうちに尿酸値の確認をしておく。


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