かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

痛風再発、その後

2005-05-29 21:08:05 | 健康・病気
1週間前の土曜日に再発した痛風は予想通り沈静化した。木曜日にはジムに行き違和感なくトレーニング出来た。今日、日曜日に市の学校開放クラブのバトミントン大会に参加した。レベル毎にグループ分けし、混合もしくは同性のペアをジャンケンで決め総当りリーグ戦を行うやり方である。私のグループは中クラスの混合ダブルスで5チーム構成で4試合やり1勝3敗とさえなかったがまずまず楽しめた。いつもより気をつけて水分(スポ-ツドリンク)を取り痛風の影響は全くなかった。試合後も今のところなんともない。試合前に嘗て同じ会社にいてバトミントン仲間で50歳過ぎのW氏から「2週間前に15年ぶりに痛風にかかった、バドミントンをしたときの水分補給不足が原因」だと平然と言うのを聞き、同じ経験をしている人がいる偶然に驚き又、安心した。いずれにしてもとりあえず、一件落着(と思う)。■

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーラン冒涜誤報の波紋

2005-05-29 20:43:55 | ニュース
先々週発行されたニューズウィーク誌にベテラン記者のイシコフ氏が書いた小さな囲み記事が世界を揺るがし未だに収束する気配がない。キューバのグアンタナモ基地の収容所でコーランがトイレに流されたという記事である。この記事を見てパキスタンから抗議の声が上がり、あっという間に他のアラブ諸国に広がった。しかし、その後この記事の根拠に疑いが挙がりニューズウィーク誌のスミス会長兼編集長が読者に謝罪し記事の撤回に追い込まれたが事態は悪化の方向に向かっている。

最初に情報を得たとき裏をとる手段として信頼できる高官に内容を見せ、肯定もしないが否定もされない反応を得て記事にしたのが落とし穴だった。従来からやってきた匿名の情報源を確認するときの手段だが、同じ過ちは例のウォーターゲート事件のときにも起こったもので、もともとリスクがあるスクリーニング・プロセスであった。この事件は巷間で噂されていたことで決して新しいとは言えないが、公式に活字で世界中に流れたのは初めてでそのインパクトは大きかった。ニューズウィーク誌は締め切り時間ぎりぎりで飛び込んできた小さな囲み記事のため本文に比べチェックが甘くなった、今後は匿名からの情報は原則記事にせず編集長が最終的に厳密に判断するとの改善策を記事撤回と同時に発表した。しかし匿名情報は事件を解明していく上で必須の情報であり、それでは報道の機能をもぎ取ることにならないかという疑問も挙がっている。

しかし、これで一件落着とはならなかった。先週、国防省はニューズウィーク誌の記事を補正する形で、グアンタナモ基地でコーランに対する不適切な扱いが5件あったがトイレに流すようなことはなかったと発表した。これが結果的に燃え上がった火に油を注ぐことになってしまい沈静化するどころか抗議が更に激化することになった。識者はコーランの位置付けはキリスト教のバイブルではなくキリストそのものであるとし事の重大さを指摘している。確かに今回の抗議行動は女性や子供まで含む全イスラム信徒の抗議の様相となった。更に服役中のフセイン元大統領の写真がリークされ英国の新聞に掲載され新たにイスラム社会から抗議の声が上がった。抗議運動を利用してビンラディン支持やエジプト政治体制批判へ摩り替える動きも一部報道されている。米国のアラブ世論対策は改善どころか悪化しており、折角イラク選挙以来芽生えかけた民主化の動きに水を注された格好で先行きが悩ましい。■


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする