かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感15(6)

2015-07-19 16:02:51 | 日記
朝食後小雨の中を寺に急いだ。年に2回という本堂と位牌の清掃や仏具磨きという奉仕活動の担当が回って来た。初めての体験だった。お寺に着くと既に20人余りの檀家の人達(ほぼ全員が老人)が集まっていた。私が最後だったらしく直ぐに作業が始まった。20人余りが分担して線香立ての器を本堂の縁側に集めてネットで灰を洗浄、湯呑を台所で洗い、位牌を化学雑巾で乾拭き、棚を雑巾がけし、仏具を磨く。

私は位牌周りの清掃を分担した。奥の方に位牌だけ隙間なくびっしり並べたコーナーがあり、住職の奥さんに聞くと夫々に檀家の訳ありの事情があると教えてくれた。本家と仲の悪い兄弟がいて分家のお墓が無い、そこに幼い子供が亡くなって位牌の置場が無くて遺骨だけある場合とか。あまり詳しく知りたいとは思えない事情ばかり。幸いこのお寺は檀家が減ってないらしい。

2時間余りであらかた清掃が終わった。清掃が終わってみると今迄神聖なもので触ったりできなかった弘法大師や観音菩薩などが急に身近に感じた。暫く会わないうちに住職が随分老けた様に感じ、近所の役員に聞くと3年前にガンの摘出手術をやった、以前よりは顔色が良くなったとのこと。奥さんは凄く元気で奉仕活動を仕切っていたが、お寺にはお寺の事情があるものだと思った。例によって「おばちゃ~ん」とか言って馴れ馴れしく話したが、住職のことは聞くのは止めた。

台風11号が通り過ぎ昨日は久しぶりに夏の太陽が顔を出した。溜った洗濯物を夕方取り入れ、少し陽が傾いた頃に草刈機で庭の手入れをやった。何日も梅雨が続いたので何もできず雑草が伸び放題だった。それなりに毎年手入れをしているのだが、少しずつ庭木の形が崩れ毎年咲いていた花が枯れ庭が劣化していく。母には申し訳ないと思うがこれ以上やる気が湧かない。

まだ外が明るかったので燃料を注ぎ足し表のかつては畑で今は荒地みたいな緩斜面の草刈りをトライした。草が腰丈まで伸び茎が粘っこくて大苦戦、燃料が無くなったところで一時中止。次いつやるかは未定だ。それで思い出して緩斜面横の我家の山の草刈りを毎年お願いしている方に依頼の電話を入れた。庭木の手入れは以前教わったが、時にはプロに任せないと形が崩れる。今年は義弟の実家に出入りしているシニアボランティアを紹介して貰った。毎年少しずつ劣化しやる気が失せる。

息子の熱中症騒動以来気になっていたので、熱中症に関するNHKの情報番組を見た。筋肉量が少ないと熱中症にかかり易いという。初めて聞くことだった。それで思い出したのが、先週東京に一時帰国して定期健康診断を受け、体重1kg増なのに腹囲が3cm増えて88cmになっていると掛かりつけ医が頭を捻ったことだ。

普通は1kg体重増で1cm腹囲増だそうだ。このところ痛風などで運動不足になり体重増と筋肉量減が気になっていた。ポッコリお腹でみっともなくなってきた。番組が勧めていたスロー・スクワットと腹筋をやり始めたがまだ効果が出てこない。血圧は薬の量を半分に減らしたが正常に推移している。痛風は先月かかった症状を申告すると生爪はがし時ばい菌が入った可能性もあると先生は言ったが今となってはよく分からない。■
コメント
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