同居する息子は2日間の在宅勤務の後、今朝は通勤電車で会社に行った。私と違い真面目な彼は会社の勤務時間通りに自分の部屋でパソコンに向かっていた。趣味の音楽やテレビ放送の音が全く聞こえなかった。息子は在宅勤務だと結果的に1割くらい仕事量を増やしたという。効率が上がった訳ではないという。だが、会社にとっても社員にとっても効率が上がったことになると私は思った。通勤時間だけでも違う。
今日の日本経済新聞によると、東京都の通勤通学時間は平均1時間34分(2016年総務省調べ)であり、日本の生産性が低い一因だという。感染予防のために資生堂や電通など一斉にテレワークを導入したというが、18年時点で米国の85%に対し日本は19.1%で経験不足は免れないようだ。
具体的には、テレワークを効率よく機能させるためのインフラ(テレビ会議やクラウド経由した書類の共有化等ツール)があるか、テレワークに習熟していたかが問われることになった。米国のグーグルやフェイスブック等に代表されるシリコンバレーのIT企業は原則在宅勤務に切り替わり交通渋滞が無くなったという。
息子の部屋を覗くといつもパソコンに向かって仕事をしていた、私と違って本当に真面目な男だ。だが、電話会議とかテレビ会議をしている様子もなく、ただ黙々とパソコンに向かってキーボードを叩き、スプレッドシートやグラフを覗いているだけの様に見えた。テレワークの為の道具は見かけなかった。
昼食を済まして時間潰しにCATVの映画「ドローン・オブ・ウォー」を見た。アフガニスタン戦争時に米国内基地でドローン遠隔操作してテロリストを爆撃する米兵の姿を描いた戦争映画だ。戦地に向かわずしてハイテックをフルに活用して戦争を戦う、これぞ「サラリーマンの働き方改革」ならぬ「兵士の戦い方改革」だった。
米国にはGAFAに代表される巨大IT企業が従業員に在宅勤務に勧め、その為の先進的なインフラとツールがある。広大な国やグローバリゼーション下で働くためのツールを30年以上前から利用していた。だが、ビジネスだけでなく戦争の戦い方まで変わっていたのだと改めて知らされた。一方で新型コロナに振り回されて働き方改革を無理矢理押し付けられ混乱する日本の姿を見せつけられた印象だ。■
今日の日本経済新聞によると、東京都の通勤通学時間は平均1時間34分(2016年総務省調べ)であり、日本の生産性が低い一因だという。感染予防のために資生堂や電通など一斉にテレワークを導入したというが、18年時点で米国の85%に対し日本は19.1%で経験不足は免れないようだ。
具体的には、テレワークを効率よく機能させるためのインフラ(テレビ会議やクラウド経由した書類の共有化等ツール)があるか、テレワークに習熟していたかが問われることになった。米国のグーグルやフェイスブック等に代表されるシリコンバレーのIT企業は原則在宅勤務に切り替わり交通渋滞が無くなったという。
息子の部屋を覗くといつもパソコンに向かって仕事をしていた、私と違って本当に真面目な男だ。だが、電話会議とかテレビ会議をしている様子もなく、ただ黙々とパソコンに向かってキーボードを叩き、スプレッドシートやグラフを覗いているだけの様に見えた。テレワークの為の道具は見かけなかった。
昼食を済まして時間潰しにCATVの映画「ドローン・オブ・ウォー」を見た。アフガニスタン戦争時に米国内基地でドローン遠隔操作してテロリストを爆撃する米兵の姿を描いた戦争映画だ。戦地に向かわずしてハイテックをフルに活用して戦争を戦う、これぞ「サラリーマンの働き方改革」ならぬ「兵士の戦い方改革」だった。
米国にはGAFAに代表される巨大IT企業が従業員に在宅勤務に勧め、その為の先進的なインフラとツールがある。広大な国やグローバリゼーション下で働くためのツールを30年以上前から利用していた。だが、ビジネスだけでなく戦争の戦い方まで変わっていたのだと改めて知らされた。一方で新型コロナに振り回されて働き方改革を無理矢理押し付けられ混乱する日本の姿を見せつけられた印象だ。■