かぶれの世界(新)

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定点観測2020 高尾陣馬縦走

2020-03-26 18:18:23 | スポーツ
昨年と同じ3月35日に高尾山-陣馬山縦走往復30kmを歩いた。毎度最後のチャレンジとぶち上げて歩くが、体力の衰えを実感しながらの今回の山歩きは本当に自信がなかった。家を出る前にダメだと思ったらすぐに引き返すよう、文字通り家内にダメ押しされた。私もその積りだった。

高尾山口駅から数分でケーブルカー乗り場に着いた時、平日或いはコロナのせいかハイカーの姿はいつもより少なかった。特にケーブルカーに乗るお客が少なかった。だが、高尾山から先に足を延ばすとすれ違うハイカーはそれ程変わらなかった。山歩きをする人達は変わらない。

さて、結論から言うと私の老化度を測る定点観測結果は以下の通りだった。着実に老化が進んでいることをデータが示していた。言いたくないけど加速度的な劣化だ。

体感的には平坦な道は歩き易いが、上りは苦痛だった。普段歩き易い散歩道を歩いているからだ。岩場では身体の平衡が上手く取れず木の根が縦横に走る道はつま先を引っかけ本当に辛かった。歩き始めの高尾山まではこの坂道が続き、家内の言葉を思い出してもう止めて帰ろうと思った。

城山を過ぎた頃から少しずつ足が慣れて来て気持ちが繫げた。だが、後からスプレッドシートで過去データと比較すると全体的に時間がかかっていた。更に原因を探ると歩数が5-10%狭くなっていた。足を引き摺るように歩き躓く回数が増えたのも一因と思う。

陣馬山で弁当を食べながら考えた末、復路も歩き最低限の定点観測の条件を果たすことにした。陣馬山頂で意外に多くの人が食事をとる姿と、美しい富士山を見て、少し元気を取り戻した。気が付くと富士山の写真ばかり、毎年同じ写真ばかり通ていた。

       時間    歩数
       往路 復路 往路 復路
2017/10/06   4:06 3:51
2019/03/25    4:45 4:05 23794 23795
2020/03/25   4:49 4:16 25070 26200

帰りは上記の岩場と木の枝道を歩くと、足の疲労が重なりハイキングの楽しさなど吹っ飛んだ。しかし、復路では何度も外国人ハイカーに出会い会話を楽しめた。今年はアジア系は見当たらず、ドイツ人中年女性や米国人男性とか高校生グループとか。全員日本語で挨拶して私が英語で返すというマンガだった。高尾山ブームとコロナの影響がハイカーの国籍を変えたのかと推測した。

今年が最後だと覚悟して歩いたが何とか完登(完走、完歩?)出来た。身体の何処が弱くなったのか何とか強化して来年も歩きたい。今朝起きると足のあちこちが痛かった。ラジオ体操の前屈が苦痛で、平坦な道は普通に歩けるのに階段の上り下りは痛みを感じた。最大のご褒美は血圧が下がったことで、119-73だった。コロナ騒動による運動不足で体重が増え血圧も上がり気味だった。■
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