新型コロナウィルスの世界的な感染状況が連日報道され、このところ朝夕の食事時はテレビに吸い付けられた様に見る。私達高齢者夫婦の注目するところは、感染数や死者数の推移と感染経路がどうか、日本と各国の差異といったところだ。残念ながらマスコミが報じる基準が異なり理解に苦しむことが多い。
以前から指摘されている様に、クルーズ船内の感染数と国内感染数を一緒くたにして報じながら、一方で学校休校などの政府の対応策の効果を論じている報道があるのは理解できない。対応策は100%国内感染向けで、その効き目がどうか重要な指標になる、報道の基準は何なのか混乱させる為ではないはず。
ここに来て主要な感染経路としてライブハウスやスポーツジム等の「クラスター」が注目されている。安倍首相の休校要請時に出て来た概念は的確だった。少なくともこれを潰せば事態を改善出来そうだと私も思った。その後、感染経路が解明された時には、既に全国で感染を広げていたのは残念だったが。
そこで気になるのがこの数日間イタリー・フランス・ドイツなど欧州で感染者数が急増し、あっという間に日本を追い越したことだ。報道では何が起こったのか、各国は感染経路を理解しているのか、日本と同じなのか分からない。日本の取り組みを非難する海外の記事は紹介したのに、欧州各国の感染急増の分析(これこそ重要)を報じないのはおかしい。欧米のメディアは自国の対応をどう報じているのか。
死者数について国によってバラツキが大きいのも非常に気になる。日本の死者数比率が少ないのは見かけ結構なことだが、報道では日本の医療事情が良いからと簡単に片付けている。それなら韓国の検査数が多いから感染者数が多いという理屈では、死者数も多いという説明は成り立たない。
今後は欧州に比べ米国も感染者数が増える恐れがあると報じられている。私も同感だ。米国の感染者数が増えると世界は大事になる。既に市場では先取りして大幅に値を下げている。報道の二重基準という観点では、個人的にはサンフランシスコのクルーズ船の全員検査がどうなるか注目している。21人の感染者検査結果のあと全く報じられないのは怪しい。日本の教訓は生かされているか、マスコミはどう伝えるか。
クルーズ船はオークランドで乗客を下船させる予定と今日CNNは報じたが、ニューヨークタイムズなどメディアが今後どう報じるか注目している。他国と自国では真剣さが違うかもと思う。その時日本はどうか?米国の場合は州ごとに対応策が異なる可能性が高いので、その効果がどうなるか注目される。■
以前から指摘されている様に、クルーズ船内の感染数と国内感染数を一緒くたにして報じながら、一方で学校休校などの政府の対応策の効果を論じている報道があるのは理解できない。対応策は100%国内感染向けで、その効き目がどうか重要な指標になる、報道の基準は何なのか混乱させる為ではないはず。
ここに来て主要な感染経路としてライブハウスやスポーツジム等の「クラスター」が注目されている。安倍首相の休校要請時に出て来た概念は的確だった。少なくともこれを潰せば事態を改善出来そうだと私も思った。その後、感染経路が解明された時には、既に全国で感染を広げていたのは残念だったが。
そこで気になるのがこの数日間イタリー・フランス・ドイツなど欧州で感染者数が急増し、あっという間に日本を追い越したことだ。報道では何が起こったのか、各国は感染経路を理解しているのか、日本と同じなのか分からない。日本の取り組みを非難する海外の記事は紹介したのに、欧州各国の感染急増の分析(これこそ重要)を報じないのはおかしい。欧米のメディアは自国の対応をどう報じているのか。
死者数について国によってバラツキが大きいのも非常に気になる。日本の死者数比率が少ないのは見かけ結構なことだが、報道では日本の医療事情が良いからと簡単に片付けている。それなら韓国の検査数が多いから感染者数が多いという理屈では、死者数も多いという説明は成り立たない。
今後は欧州に比べ米国も感染者数が増える恐れがあると報じられている。私も同感だ。米国の感染者数が増えると世界は大事になる。既に市場では先取りして大幅に値を下げている。報道の二重基準という観点では、個人的にはサンフランシスコのクルーズ船の全員検査がどうなるか注目している。21人の感染者検査結果のあと全く報じられないのは怪しい。日本の教訓は生かされているか、マスコミはどう伝えるか。
クルーズ船はオークランドで乗客を下船させる予定と今日CNNは報じたが、ニューヨークタイムズなどメディアが今後どう報じるか注目している。他国と自国では真剣さが違うかもと思う。その時日本はどうか?米国の場合は州ごとに対応策が異なる可能性が高いので、その効果がどうなるか注目される。■