かぶれの世界(新)

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一線を越えたポンコツジーサン

2020-09-13 22:49:23 | 日記・エッセイ・コラム
腰痛でバドミントン練習に参加できず持て余し、その後もガンガン歩き腰痛がちっとも良くならない状況と投稿した。その後も懲りず腰痛にもめげずあちこち歩き回り、今日ついに一線を越えてしまった。最寄りのスーパーまで車で行き駐車場に停め、そこから山裾を歩いた。

実家から徒歩では行けない所まで行ける。一線を越えたというのは、車で登山口まで行くのは容易なので、行動範囲が一挙に広がり歯止めが掛からなくなるからだ。故郷の寺巡りをするのとは違う。本格的な登山の為に必要な道具立てはないので、当面は山裾を歩く範囲ではあるが。

今日は2時過ぎに出かけ農協系のスーパーの駐車場に車を停め歩き始めた。散歩とは違い腰にウェストポーチ、中に水筒と缶コーヒーにチョコレートやキャンディを持参した。ショートパンツに長袖の作業着、靴はワークマンで買ったスニーカー。これで半日は十分歩ける。

ターゲットはここ大洲盆地のシンボル冨士山(とみすやま)で、標高300m余り。寅さん映画の舞台にもなった。車で何度か行ったことがあり、あちこちから山道があるはずだと想像していた。それが間違いだった。スーパーから南側に歩き山裾を西に歩き何度も道を聞いたが要領を得なかった。

年配の方じゃないと若い人達は山道があったことも知らなかった。今は車でしか行かない山になったみたいだ。かつての山道は、今は歩いて登る人もなく手入れもしなくなり、もはや私の恰好では登るのは無理だろうと言われた。

そうやって行ったり来たりして登山口を見つけたところで疲れ切って帰宅することにした。スマホを見ると12km弱歩いていた。だが、失望感より次の期待の方が大きかった。帰りにスーパーで美味しそうな厚切りのパンを買った。

長い山裾道の沿道には、介護施設や知恵遅れの人の為の施設などとか、強敵だった野球部のある中学校の移転先だとか、新しい発見が沢山あり登れなかった後悔はない。次の機会に登山口に直行して歩いて登ってみたいと思う。今のところ疲れは少し感じるが、足も腰も大丈夫だと思う。■
コメント
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