かぶれの世界(新)

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テレビ体操

2017-08-21 21:23:51 | 健康・病気
このところ毎朝テレビ体操をやっている。半年前から6時過ぎに起きてニュースを見ながら骨盤矯正のストレッチをやっていた。2週間前に2チャンネル(教育テレビ)がテレビ体操をやっているのを目にして、思いつきでトレーナーの指示通りに体を動かしてみた。内容はラジオ体操に基本的な動作のコツを追加したものだった。

やってみると私には中々ハードだった。最後にラジオ体操をやったのは30-40年以上前だったと思う。その頃は子供の準備体操程度に思っていた。最近はバドミントン練習を週3回、ジョギング10kmを月2回、1万歩歩きをほぼ毎日、これで十分だと思っていた。ところがテレビ体操をやってみると普段使っていない体の部分があって、70才の身体には結構きつい動きの部位があることが分かった。

特に右膝が嘘みたいに弱くフラフラし、肩から首筋がカチカチに凝っていたことだ。私には心当たりがあった。バドミントン練習ゲームで前に落とされると踏込みが弱く最近取れなくなった。普通の生活でも最近駅の階段を2段飛びで駆け上がれなくなっていた。多分これだ。肩から首筋が凝るのは1日3-5時間は新聞を読みパソコンを使うせいだ。会社勤め時代も含めると何十年もやって来たが、適切な対策を取ってこなかったことになる。

2週間テレビ体操を続けた結果、首を回した時感じる違和感が少しスムーズに出来るようになった。肩の筋肉が柔らかくなるところまでは実感できてないが、今後続けて行くと改善を体感できるようになるのではと期待している。一方、膝の強化はテレビ体操だけでは不十分と思うが、どうすればいいか手探り中だ。今日は散歩中にケンケン飛びをやってみると10歩が精一杯、暫らく続けてみようと思う。

今まで起床後と就寝前に骨盤矯正のストレッチと体幹と肩甲骨の強化をやっていたのだが、朝はテレビ体操だけに切り替えた。この年(70才)でやり過ぎにならないように気を付けている。もう少し続けて私の身体にあったやり方を見つけたいと思う。■
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レッドラインの向こう側

2017-08-20 11:31:47 | ニュース
北朝鮮が立て続けにミサイル実験を実施した時、北米大陸に到達するICBM(大陸間弾道ミサイル)の実験はレッドラインを越えることになると多くの専門家は予測した。だが、トランプ大統領は何がレッドラインか明示せず曖昧なままにした。そして、その後北朝鮮は“ICBM実験”を行ったが両国は非難し合っただけだった。

レッドラインとは「越えてはならない一線」の意味し、その一線を越えると国家間では外交交渉から一段高いレベルの経済制裁や武力行使が実行されることがある。ローマ時代のシーザーにとってルビコン川がある意味その一線だった。その一線を明らかにしなかったトランプ大統領は賢い判断をしたと思う。だが、国内政治ではトランプ大統領は既にレッドラインを越えて向こう側にいると思う。

バージニア州シャーロットビルでの人種差別主義者・白人優越主義者と反対派デモ隊との騒乱で、トランプ大統領は両サイドに暴力行使の責任があると公言して全米から批判を浴びた。与党共和党や経済界・軍まで米国の屋台骨から大統領発言への異例の非難だ。非難しなければ彼等が非難されるテストだと思ったからだ。

私が90年代半ばに仕事で米国に赴任した時、最も注意したのは「人種差別」と「女性蔑視」と取られるような振る舞いを絶対にしないことだ。それは合衆国憲法より更に一段上の国是の様に私は受け取っていた。当時はこの件で間違いを犯さないことを、纏めてPC(Politically Correct)といわれ神経を使っていた。議長はchairmanとはいわずChairpersonだった。最初は滑稽で違和感があったが言葉使いに気を付けた。

日本人スタッフが会議で女性マネージャの判断の誤りを徹底的に追及して泣かせたのは、女性差別だと人事が報告して来たことがある。又、同じ部署で机を隔てた距離の女性同僚への連絡をいつもメールでしか行うのは差別だとか、黒人女性現場労働者の昇給が白人男性より遅いのは差別だとか、どう処理すべきか困ったことがある。

こんな些末な経験からでも米国で差別(Segregation)に対してはとても敏感な言葉で、そう指摘された方は重大なダメージを受けるというのが私の実体験で血となり身となった米国の遺伝子的ルールだ。驚いたことにトランプ大統領にはそういう遺伝子を受け継いでないことだ。東西両岸と南部では遺伝子が違うかもしれないが。

私の理解は多くの米国人はその遺伝子を受け継いでおり、彼等はトランプ大統領の人種差別を容認するかのような発言はレッドラインを越えたと見做したということだ。それは与野党・軍・経営者であるかどうかを問わない。彼等はレッドラインのこちら側におり、トランプ大統領は向こう側にいるからだ。■
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古希の憂い

2017-08-19 11:28:35 | 日記
昨日かつての勤務先の同僚で同郷のM氏から連絡を貰い、昔風のレトロな喫茶店でお茶を飲んだ。彼は退職後起業したネット販売会社を続けており、いい刺激になって容貌は変わらず元気そうだった。だが、老眼が進みスマホの小さい字が読めなくなったと嘆いていた。約2時間余りの間に二度トイレに立ったのを見て、私は同じ悩みの頻尿の方が気になった。

しかし、二人が一致したのは30半ばを過ぎた子供がまだ独身だということ。彼の子息は結婚する気が無いと公言しているというから、まだ結婚の意思がある私の息子より深刻だ。私は息子の為に婚活サポートをしているというと、彼は驚いたような顔をした。彼はもう諦めている様子だった。

もっと深刻に聞こえたのが一昨日久し振りに電話で話をした幼馴染の遠い親戚だ。彼女は亭主に死なれサラリーマンの長男は結婚後10年子供に恵まれず、娘は40才になるが結婚の意思がないという。私も娘の子供がなかなかできなかった、と言ったが余り慰めにはならなかったと思う。

彼女も諦めた口調で頑張れるまではお店を続けるが、「私が動けなくなったらお店をやめるしかない」と言い切った。聞くと事態は深刻のようだ。そんな時に泣きっ面に蜂で店員が辞めるらしい。「無理するな」と言ったものの近い将来に店を畳む以外に解はないようだ。

我ら3人は団塊の世代の先頭を走り今年古希を迎える。私は田舎に来る前にお祝いをして貰ったが、M氏はそんな計画もなさそうな口ぶりだった。別に田舎だけではない。実際、東京の自宅の向かいと隣の家には婚期を過ぎた独身男性(しかも昔風に言うと跡継ぎ)がいる。私はまだ恵まれている方のようだ。■
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あぶりシメサバ

2017-08-15 21:31:02 | 食・レシピ
長男家族が先月田舎に来てくれた時、地元のスーパーで買ったという「あぶりシメサバ」を息子がいかにも美味しそうに食べていた。私もサカナ全般に好きだが生臭い匂いは苦手、中でもシメサバは味は良いのだが強い臭いで敬遠する。普段は比較的臭みのない寿司しかシメサバは食べない。

息子の勧めで一口食べると生臭い臭いはあぶっても変わらないが、思ったより美味かった。酒の肴には最高だった。多分日本酒がベストだが、炭酸で割った焼酎でも結構いけた。息子は余り酒が飲めないのに何で「あぶりシメサバ」などという渋い肴が好きなんだろうと思いながら今日も一杯飲んだ。■
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田舎暮らし雑感2017(6)

2017-08-13 17:13:17 | 日記
朝食を終わりのんびりテレビを見ていると、突然玄関のドアが開いて和尚さんが入って来た。棚経だという。14日とばかり思っていた。2日前に母の新盆のための棚に先祖の位牌を仏壇から取り出し追加していたので、一応格好は付いたがお布施の準備等はしてなかった。

急いで書斎に上がりのし袋にお金を包んだ(この辺では相場は3千円で、千円札3枚を見つけホッとした)。「お布施」の漢字が直ぐに出てこず慌てた。お茶の用意も出来ず古い位牌の処分や過去帳の追加を確認すると和尚はそそくさと返って行った。お盆の3日間で100軒以上の檀家周りするのは大変だ。

和尚は玄関に入るなり、家が大きいせいか中は涼しいと言った。確かにこの2,3日朝晩涼しくなった。今朝も目が覚めた時、タオルケットをけっ飛ばして寝てたせいか少し肌寒く感じた。気持ちいい程度の肌寒さで、部屋の温度計は27度だった。気温が若干下がっただけでなく湿度が下がり乾燥して来たせいではないかと思う。

昼間の陽射しは相変わらず強いが、乾燥してきたのと関連して秋を予感させるように空が青くなってきた。夏のモヤっとした蒸し暑さから徐々に秋に向かっているように感じる。そこで思いついて昼食後にクローゼットの衣服を取り出して土用干し(陰干し)した。

15年前に退職以来殆ど着ることがなくなったサラリーマン時代の三つ揃いや、肩が強調され今の人達が着そうもないデザインの古いものもある。しかし、捨てられず東京と田舎に分けて置いてるうちにタンスの肥やしになった。もう着ることはないと分かっているのだが捨てられない。

一昨日の夕方散歩の途中、畑道を眺めている長老に会った。彼は雑草を掘り返したような小さな跡が続いているのを指さして、イノシシだと断言して言った。その隣の畑にも植えたばかりの芋を掘り返され、ツルだけ残ってほぼ全滅だという。この時期は山から下りなくてもエサがあるのではと聞くと、夏は寧ろないのだという。■
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