2023年度の将棋公式戦も、29日が最後。日本将棋連盟のHPにはなぜか29日の結果が出ていないが、第51回将棋大賞の予想をしよう。
まず、記録部門を記しておこう。
最多対局賞…伊藤匠七段 68局(初)
最多勝利賞…藤本渚五段 51勝(初)
勝率第一位賞…藤井聡太竜王・名人 .852(46勝8敗)(6回目)
連勝賞…佐々木大地七段 15連勝(初)
女流最多対局賞…加藤桃子女流四段 52局(2回目)
最多対局賞の伊藤七段と、最多勝利賞の藤本五段は見事。どちらも順位戦はC級在籍だったので下位からの出場で、多くの対局と勝ち数がついた。
凄まじいのが藤井竜王・名人の勝率第一位賞で、タイトル戦を8つも戦ってこの勝率は信じられない。
佐々木七段、加藤女流四段の受賞もめでたかった。
続いて個人賞。これは私の勝手な予想である。
最優秀棋士賞…藤井聡太竜王・名人
特別賞…藤井聡太竜王・名人
優秀棋士賞…伊藤匠七段
敢闘賞…佐々木大地七段
新人賞…藤本渚五段
最優秀女流棋士賞…福間香奈女流五冠
優秀女流棋士賞…西山朋佳女流三冠
東京将棋記者会賞…青野照市九段
升田幸三賞…村田顕弘六段(村田システム)
升田幸三特別賞…藤井聡太竜王・名人(第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦・対村田顕弘六段戦の76手目「△6四銀」)
名局賞…第36期竜王戦第4局 藤井聡太竜王VS伊藤匠七段
女流名局賞…第50期女流名人戦第3局 西山朋佳女流名人VS福間香奈女流四冠
最優秀棋士は当然、藤井竜王・名人。将棋ファンなら100%、将棋ファンでなくとも、藤井竜王・名人を推すだろう。
今年度は特別賞も藤井竜王・名人に差し上げたい。藤井竜王・名人の活躍度を考えれば、これでも全然足りない。
優秀棋士賞は、竜王、棋王、叡王の挑戦に名乗りを上げ、順位戦もB級2組に昇級した、伊藤七段に差し上げたい。
敢闘賞は、棋聖、王位の挑戦者になった、佐々木七段としたい。順位戦の成績がアレだったが、それを補って余りある活躍だったと思う。
新人賞は、加古川青流戦優勝、順位戦C級1組昇級、年度51勝の藤本五段。年度最高勝率の更新を最後まで競い、こちらも文句なしの活躍だった。
最優秀棋士賞は、福間女流五冠。白玲を失ったのはマズかったが、最終的に五冠を保持したことを評価した。
よって、優秀女流棋士賞は西山女流三冠となる。
東京将棋記者会賞は、今年引退となる青野九段。これは当たりそうな気がする。
升田幸三賞は、第71期王座戦で藤井竜王・名人を最後まで苦しめた、村田六段創案の「村田システム」とする。
升田幸三特別賞は、上の劣勢の将棋を、渾身の勝負手で逆転した、藤井竜王・名人の「△6四銀」とする。
名局賞は、第36期竜王戦第4局とした。藤井竜王圧巻の37手詰があった将棋で、伊藤七段がよく指したからこそ、この詰みが現れたといえる。
女流名局賞はよく分からないが、直近で最も記憶が鮮明な将棋を選んだ。
今年は、東京将棋記者会賞までは当たるのではないか。棋士、女流棋士の皆様、1年間、お疲れ様でした。熱い将棋を、ありがとうございました。
まず、記録部門を記しておこう。
最多対局賞…伊藤匠七段 68局(初)
最多勝利賞…藤本渚五段 51勝(初)
勝率第一位賞…藤井聡太竜王・名人 .852(46勝8敗)(6回目)
連勝賞…佐々木大地七段 15連勝(初)
女流最多対局賞…加藤桃子女流四段 52局(2回目)
最多対局賞の伊藤七段と、最多勝利賞の藤本五段は見事。どちらも順位戦はC級在籍だったので下位からの出場で、多くの対局と勝ち数がついた。
凄まじいのが藤井竜王・名人の勝率第一位賞で、タイトル戦を8つも戦ってこの勝率は信じられない。
佐々木七段、加藤女流四段の受賞もめでたかった。
続いて個人賞。これは私の勝手な予想である。
最優秀棋士賞…藤井聡太竜王・名人
特別賞…藤井聡太竜王・名人
優秀棋士賞…伊藤匠七段
敢闘賞…佐々木大地七段
新人賞…藤本渚五段
最優秀女流棋士賞…福間香奈女流五冠
優秀女流棋士賞…西山朋佳女流三冠
東京将棋記者会賞…青野照市九段
升田幸三賞…村田顕弘六段(村田システム)
升田幸三特別賞…藤井聡太竜王・名人(第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦・対村田顕弘六段戦の76手目「△6四銀」)
名局賞…第36期竜王戦第4局 藤井聡太竜王VS伊藤匠七段
女流名局賞…第50期女流名人戦第3局 西山朋佳女流名人VS福間香奈女流四冠
最優秀棋士は当然、藤井竜王・名人。将棋ファンなら100%、将棋ファンでなくとも、藤井竜王・名人を推すだろう。
今年度は特別賞も藤井竜王・名人に差し上げたい。藤井竜王・名人の活躍度を考えれば、これでも全然足りない。
優秀棋士賞は、竜王、棋王、叡王の挑戦に名乗りを上げ、順位戦もB級2組に昇級した、伊藤七段に差し上げたい。
敢闘賞は、棋聖、王位の挑戦者になった、佐々木七段としたい。順位戦の成績がアレだったが、それを補って余りある活躍だったと思う。
新人賞は、加古川青流戦優勝、順位戦C級1組昇級、年度51勝の藤本五段。年度最高勝率の更新を最後まで競い、こちらも文句なしの活躍だった。
最優秀棋士賞は、福間女流五冠。白玲を失ったのはマズかったが、最終的に五冠を保持したことを評価した。
よって、優秀女流棋士賞は西山女流三冠となる。
東京将棋記者会賞は、今年引退となる青野九段。これは当たりそうな気がする。
升田幸三賞は、第71期王座戦で藤井竜王・名人を最後まで苦しめた、村田六段創案の「村田システム」とする。
升田幸三特別賞は、上の劣勢の将棋を、渾身の勝負手で逆転した、藤井竜王・名人の「△6四銀」とする。
名局賞は、第36期竜王戦第4局とした。藤井竜王圧巻の37手詰があった将棋で、伊藤七段がよく指したからこそ、この詰みが現れたといえる。
女流名局賞はよく分からないが、直近で最も記憶が鮮明な将棋を選んだ。
今年は、東京将棋記者会賞までは当たるのではないか。棋士、女流棋士の皆様、1年間、お疲れ様でした。熱い将棋を、ありがとうございました。