今日は午前中にインフルエンザ予防接種をしてきた
コロナ予防にインフル予防、すっかり注射慣れして一昨年までとは大違いだ
これからも三度目のコロナ接種と肺炎球菌が残っている、なんでも来い!の気分だ
毎朝、魚問屋へ行く、そこには魚屋、料理屋、居酒屋、寿司屋などが買いに来る
その中にいつでもしかめっ面でやってくる小料理屋の親父が居る
私より10何歳かは若そうだ、私とはなぜか話が合う、酒を飲みながら話せば2時間は続きそうだ
内容はだいたい政治に対する批判や不満ばかりだ、あまり前向きの話にはならない、端的に言えば憂さ晴らし
だけど憎めない男だ、顔は(言っちゃ悪いが)歳より老けている、けれど目が純粋なのだ、そういえばこの男の店は知っているが素性を知らない
借りていた店を土地付きで買ったそうだ、そこに井戸を掘りたいが水は出るだろうか?などと聞いてくる
「ところであんたはどこに住んでいるんだい、店に居るんかい?」と聞いてみたら、「N村に住んでる」という
「N村のどこだ?」「A地区だ知ってる?」
「ああ知ってる、たしか遠い親戚がある」
「A地区と言うが、もともとはB地区から出た」
「B地区なら俺の孫家もそこだ」
「Yという家から出たもんだ」と言うから驚いて「俺の孫家もYだ」
Y家は母方の親戚で、母の父の実家だ
「じゃあ親戚じゃん」「そういえばテンパーなのはおんなじだな、Y家の特徴だ」
話してみて何代か前は同じ枝だった事がわかった、そういえば孫爺さんに似ている、ほんとうに狭い町だ
どうりで奴も私も理屈っぽいところが似ているし話が合うわけだ
こんなこともあるんだな