5時前に目が覚めて、これが夏ならば起きて畑に水まきをするのだが、今はまだ外は暗い
それに、この数日は雨続きで、昨日から今日にかけての雨降りは半端なく、草花なりものにとっては最高の環境、我らにしても手抜きできる
困るのは寒いこと
たしか2週間前までは30度だ35度だと毎日が不快で、一晩中エアコン冷房の世話になっていたのに、今日は石油ストーブかエアコン暖房が欲しい
それでも室温は19度だから、ほんとうはまだまだ暖房の季節ではないのだが、一週間そこそこで気温が10度から15度も下がってしまったのだから、体感としては一気に冬の入り口に来たように感じる。
まだまだ冬に向かって20度も下がっていくのだから、体が慣れるまでは震えて暮らすことになりそうだ。
「断捨離」とは身の回りの物を捨てて、自分の身辺をすっきりさせることで、子や孫が自分の死後、残したものの処分に困らない環境にしておくことを言う
「リセット」は自分の今までの人生を捨てて、一から新しい人間関係、生活環境、生きざまを変えて新たに生きることを言う。
この二つは似て異なるもの
「リセット」は「断捨離」に比べて捨てるものの大きさが半端ない
私のリセットは、仕事関係の95%は断捨離した、知人友人の断捨離も50%以上
もっと身軽な人であれば、あるいは思い切りが良い人間ならば、友人どころか家族や生活の足場さえも捨てて消え去る
もともと身軽に暮らしている人なら、「リセット」も簡単だろう
今の生活に、ある程度以上の満足感があればリセットなどしないだろう
一方、私の一番古い友Rなどは田舎に家があろうが、母が一人暮らしであろうが都会でわが道を行ったまま、30年前からとうとう行方知れずだ。
奴は毎日がリセットチャンスだ、家も定職もなく家族もなく年金もなく、今はどんな暮らしをしているのか? もう死んだかもしれない。
毎日がリセットでも、居場所が変わるだけではリセットにはなるまい
自分の心持を180度変えるのがリセットする最大のメリットなのに、その部分だけがどうにも変わらないから、生活の場が変わっても、いつまでたっても、何も変わらない、それはリセットの失敗だ。
人生が楽しい物なのか、苦しい物なのか、自分をふりかえれば5分5分か
リセットした今はようやく平穏7割苦3割に転換した
それでも人生の先は誰にもわからない、わからないうちにおさらばできれば、それが良い、でも長生きをして変わりゆく世をいつまでも見ていたい気もする
父は長生きしたけれど、周りから友が居なくなっていく寂しさを味わった
息をしているだけの長生きなら意味がない
生涯現役で動ける生活こそ最大の喜び、それには毎日意識した体作りが必要だ。