神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

バスに乗って

2023年10月18日 11時16分16秒 | 心 思い
 メジャーリーグもリーグ優勝戦が始まった
ア・リーグはレンジャーズがアストロズに連勝 先発投手の枚数が勝るレンジャーズの方が短期決戦には有利なのかもしれない
ナ・リーグはフィリーズがD・バックスに連勝しそうな勢いだ
フィリーズの知識は無いので何とも言えないが、これから調べてみたい
アストロズの巻き返しはあるのか、ナ・リーグはこのままフィリーズが押し切る感じがする。 


 今年に入って電車やバスに乗るようになった
子供の頃を思い出して何だか楽しい。
中学生になるまでは母の実家(15kmほどの隣町)へ遊びに行くのにバスで行った。
一つ一つの停留所が楽しみで、なぜ楽しかったのかわからないが、知らない土地への興味だったのかもしれない。

 免許証をとって車を運転するようになってからはバスに乗る必要もなくなったし、一つずつ停留所に停まるのもまだるく感じるようになった。
それがどうしたわけか、今またバスに乗ることが楽しくなり出している
マイカーは早くて便利だ、だが外の景色はスライドのように無機質な流れで通り過ぎていくだけ。
バスから見る景色はいつも通る道でも別世界に見える、それは気を遣う運転手ではなく責任が無い同乗者になっているからだ。
景色を目を離さずいつまでも見ていてもいいし、空想にふけってもいい、うつらと居眠りしてもいいのだ
目的があるわけでもなく、乗り越して終点まで行ったところでたかが知れている。

バスから降りればあとは徒歩しかない
バスよりも更に遅い歩みであるから、より景色がゆったりと過ぎていく
車と違い、狭い路地や小川をまたぐこともできるし、あぜ道を歩くことさえできる
県道をどんどん歩いていけば、適当にバス停が散っているから嫌になったらまたバスに乗ればよい
バスの路線と言うのは田舎であっても、都会の複雑な電車路線のように乗り換えとかもあって、知れば知るほどバスに乗るのが楽しくなる。

 世の中は、のんびりできない世界になった 
限界ある人力が壊れるまで動き続ける機械にとってかわられ、それは何が目的かと言うと定まっている1日24時間の中で、どれだけ多く生産するかと言う効率の要素が大きい。
いわゆる「人間が機械に使われる」状況になったのだ
オートメーション機器は、人間に休む暇を与えない、工場で流れるベルトコンベア、そこに乗ってくる製品のチェックは1秒たりとも人を休ませない
これが「効率だ」
そのうち労働者を管理するのもAI知能になるだろう
世の中は資本家とAI幹部と労働者だけになるかもしれない
どうせなら戦争もAI戦士に任せて、どこぞのフィルドでやってもらって勝ち負けを決めればよい。
人間同士が殺し合っても、結果は勝ち、負け、引き分けしかないのだから
AIロボットが代わりにやっても結果は同じだ。
ターミネーターのように人間とロボットの戦争になっては困るが・・・

 また話がそれてしまった
観光地では人力車が人気だ、明治時代にはじまった人力車もバスやタクシーの進出ですたれたが、今の時代に観光用として復活した。
そう言う点では斜陽化している田舎のバスも観光用にならないものか

同じように赤字路線の鉄道も廃線の危機に陥っているが、そう言う路線こそ人の少ない秘境を走っている場合が多い
鉄道会社と地元自治体との話し合いは焦点はいつも「地域住民の足」と言うところに行ってしまう
採算性が悪すぎて会社経営の危機という鉄道会社、高齢化した地元住民の足という自治体、どちらも筋は通ているが食い違いは埋まらない
黒部峡谷のトロッコ電車は季節になると電車数が多くてもけっこうな観光客数になる、あんな使い方が出来そうな気がするが。