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戦争あれこれ

2021年10月26日 20時49分20秒 | 時代検証
ロシアと中国の軍艦が5隻ずつ計10隻で艦隊運航をしながら、津軽海峡と鹿児島県の海峡を示威行動しながら通過したという
国際法ではこれらの海峡の中央部は公海なのだという、本当は領海は沿岸から20kmだとかでそれだと海峡すべてが日本の領海となる
すると同盟国のアメリカ海軍が、核を積んだ艦船で同じ場所を通過すると非核三原則の日本国内に核を持ち込んだことになる
そうなると大問題になるから、領海の幅を4分の一ほどに狭めて航海を広くしたのだと昼のワイドショーで解説していた
ゆえに中国やロシアの海軍が通過してもアメリカ海軍同様問題が無くなる

明治時代の1904.1905年は日露戦争でロシアの軍艦が津軽海峡を自由に航行して日本及びイギリスの貨物船などを拿捕したり撃沈したりしていた
日本艦隊の主力は旅順港のロシア艦隊やバルチック艦隊に備えてこれらのゲリラ艦を捕らえることができなかった
ロシア軍艦はたった二隻で毎日のように日本沿岸で暴れまくった、それを日本軍は捕えることができなかったため商船、貨物船が多く犠牲になった

もとえ 日本もアメリカや韓国、欧州や豪州の海軍と共同訓練をするから、中露がこうした行動に出てくるのは計算済みなのだろう
だが自国の領海をこうした艦隊がわがもの顔で通過していくのは不愉快である
これが明治時代や敗戦前だったら許すことはなかっただろうし、そもそも敵対国の軍艦は寄り付かなかっただろう
我が国の世界の中の地位が見えた出来事だった

北朝鮮はミサイルを飛ばすのに夢中になっているし、中国機は台湾を脅かせているし、どうも東アジアがきな臭くなってきた
強い武器を持つと試したくなるのが戦人の気持ちだ、新刀の試し切りのようなものだ、かろうじて止めているのは核のバランス
これが崩れた時、第三次世界大戦が起こる可能性が出てくる、先に手を出した方が負けだから挑発して先に手を出させて叩くのも作戦だ
真珠湾攻撃の罠にはまったのはアメリカではなく日本だったという話も時々聞く、あれでアメリカ国民の団結と戦意高揚が一気に高まったというのだ

さすがに核保有国も本格的に核戦争がおこれば人類の滅亡だということはわかるようで、限定核という言葉が使われる
広島、長崎並なのか、それより大きいのか小さいのかは知らないが都市規模の核を使う戦争は起こるかもしれないし、わからない

中国が宇宙からの核攻撃の実験を行っているという、それはアメリカやロシアも行っていて、また戦争の仕方がレベルアップした
そんな核衛星を破壊する人工衛星もまた実用化に向けて進歩しているらしい
我が国も人工衛星や宇宙ロケットなどの開発レベルは一級品だ

第二次大戦が終わって76年間我が国は戦争をしたことがない、世界でも珍しい平和国家だ、もう戦争の仕方は忘れただろうか?
そもそも戦争に行った人間がほんのわずかになってしまった、95歳以上の人だろう
第二次大戦が終わって5年後には朝鮮戦争が始まった、ベトナム戦争がヒートアップしたのは15年後くらいからだろうか
日本ではベトナムでズタズタに破壊されたアメリカ兵の遺体のクリーニングの学生アルバイトがあったと聞いたことがある、破格のバイト代だったとか
日本は直接戦争はしなかったけれど後方支援はいろいろな面でやっていたのかもしれない、朝鮮戦争に参加した日本兵のドキュメンタリーもやっていた
傭兵の一種かもしれない、まだ日米戦争が終わって5年だから現役並みの元日本兵は大勢いただろう

15世紀前半、東南アジアで大暴れした山田長政などの傭兵はオランダ軍に属して、敵対するスペイン軍を追い払った
彼らは徳川家康の日本統一の過程で職を失った戦国武士だった、ある番組ではこうした武士団は家康の輸出品の一つだったと言っていた
勇猛果敢な日本の職業武士団は強くてスペインの要塞を次々と落としていったという
家康はこの見返りにオランダから強力な長距離大砲を輸入して大坂城を落城させたのだという
因みに、スペインは家康に対してキリスト教の日本での布教と貿易をセットにしたが、オランダは貿易のみを求めたという、それが家康に気に入られたのだ






 



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