80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

181系「あずさ」を仕立てる1(運転室屋根の整形)

2011-11-26 20:47:49 | 中央東線方面
こんばんは。
東京地方、きょうもよく晴れました。朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。

さて、わが家の181系あずさについては、だいぶ前にラインナップだけ紹介したままでした。中古で購入したカツミの旧製品4両からスタートしてTOMIXのプラ485系の改造車を継ぎ足し、現在8連に成長しているものですが、未完成車あり、タッチアップが必要なクルマありといった状態で、まだ編成として走らせることができない状態です。
そうこうしてるうちに、予約していたアクラスのEF64 0番代が入荷したとの知らせが来てしまったので、1970年代の盟友、181系「あずさ」も仕立て直すことにしました。

まずはカツミの4連のうち、クハ181の運転室屋根の整形から始めます。クハは2両あって、松本向きにしようとしているスカートの長いクルマ(まだ番号を決めていないのでこれを便宜上「A車」とします)と、新宿向きのスカートの短いクルマ(同様「B車」)があります。前オーナーはこれらを「あずさ」と共通運用だった「とき」に改造していたので、すでに運転室屋根上にあった補助ヘッドライトとウインカーランプは撤去されていました(ご存知の方も多いと思いますが、中央東線の建築限界が小さいため)。ひととおり補修はしてあるのですが、埋め跡や塗りムラがみられたので、まずこれを中心に、お顔の部分もあわせて補修していくことにしました。

これがA車の屋根上です。ヘッドライトとウィンカーランプを撤去した跡が残っています。シルバーの塗りムラもみられます。



同じクルマの前面。赤帯のフチがにじんでいるのと色合いも明るすぎるので、マスキングして入れなおします。特急マークの位置が高すぎるのも気になりますが、うまく外せるものなのかわからないのでペンディング。



こちらは「B車」の屋根です。A車よりはましですが、それでも埋め跡が目立つので整形してやります。



B車の前面。やはり赤帯を“締め直す”ことでキリッとした風貌が期待できます。



作業性を考え、車体と床板を分離してみました。これはB車です。室内灯は懐かしの蛍光管もどきの白熱電球。整流器はダイオードになっていましたが、オリジナルかどうかは不明。取付け座のようなものは見当たらないので、さすがにセレンの時代のものではなさそうです。



裏側から運転室の天井をのぞくと、案の定、ヘッドライトを取りはずしたあとはプラ板で生めてありました。



まずは細かめの金属ヤスリと耐水ペーパーで天井全体を研いでしまいます。穴埋めのプラ板がはっきりと露出しました。



エポキシパテのような気の利いたものはないので(笑)、タミヤパテを塗りこんで乾燥させます。さらにサフェをかけて何度か研げば何とかなりそうです。



こちらはA車。ヘッドライトの穴埋めはリカバーできそうですが、塗装を剥いでみると、よほど粗いヤスリで削ったのか屋根全体に細かいキズが無数についていることがわかりました。



サフェでは埋めきれそうもないので、屋根全体にタミヤパテを塗りこめてしまいました。これで研ぎ出せば何とかなるでしょう。



A車の方はボンネット上などにかすりキズのようなものもあるので、クリーム色のタッチアップもしたいところですが、へたにやってまだらになっても困るので、どこまで塗り直すかが思案どころです。


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