80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レイアウトの改修(駅セクション)

2016-01-12 05:56:05 | レイアウト
おはようございます。

年明けから忙しくてなかなか模型の方が進みません。空き時間に少しずつレイアウトの改修だけやっています。

新しいスペースに合わせるための改修で、前回はヤード出入庫線部分のことを少し書きましたが、基本となる駅部分の長さが決まらないと、その他の部分の寸法も決まらないため、昨日は、2枚ある駅セクションボードのうちの片方を短縮する作業を行いました。


基本的にはどちらを縮めてもいいのですが、一番初期に作ったボードで、t5.5mmという薄いベニヤとコルク道床を使っていた方を縮めることにしました。車両走行時の反響音が大きいためです。薄板であることに加え、コルクはその素材イメージほどの防振、防音効果がなく、経年で乾燥が進むとよりカチカチになってしまいます。本当はその他の部分に使った樹脂マット(素材はPVC=ポリ塩化ビニルのようです)に代えたいところですが、4線分を作り直す気力もなく、とりあえずカットのみで対応することにしました。


こちらがそのセクションボードです。左下の方に線が入っているように見える部分はフィーダーで、本当はこれを残した方がよいのですが、隣接ボードへのコネクタががっちりついている側(写真では右上)を残した方がトータルで楽になると判断し、フィーダー線の少し右手に見えている黒線の所でカットすることにしました。4線8本分のレールとベニヤ板(と補強の角材)を一気に切断するのは結構大変です。




カットの前に配線類の整理をしておきます。カット後に抜いてしまう方には隣接ボードへのコネクタはないのですが、コントロールボードと結線するためのコネクタがついています。これをまず取り外します。




一見雑な配線に見えますが、木ネジで補強材に止めてあるラグ板と結線バンドを外せばそっくり取り外すことができます。




レール部分は糸鋸で、ベニヤ部分は普通のノコギリを使い、30分くらいかけてなんとか切断できました。左側が残す方で右側が抜く方です。抜く方のボードのレールは、ちょうど10センチくらいの所にジョイナーがあったので、レールがカットできた段階でここを剥がしてしまうことで、普通のノコギリを使ってベニヤや補強材を切ることができたのはラッキーでした。




「足」は抜く方のボードから外して再利用。もう1枚の駅ボードとボルトで連結してレールの位置と高さを調整します。走行試験車はなぜか銀座線(笑)。駅の有効長は12両から8両に減りました。




駅の規模は縮小してしまいましたが、一方でお楽しみも増えました。作り直しが必要な区間にSカーブが出現します。Sカーブ自体はすでに“初鹿野ライクなセクション”の一部にも存在するのですが、あちらは複線の反対側がトンネルで、あたかも単線のようなシーンなのに対し、こちらは純粋な複線になる見込みです。距離はわずか1メートル程度で、しかも机の下という最悪の条件ですが、ちょっとした「お立ち台」が再現できればいいなと思っています。




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コメント
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