80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

591系高速試験電車の製作(9)(低運転台Mc1車の組み立て・前編)

2019-02-19 07:26:40 | 東北方面
低運転台のMc1を作っていきます。この591系というクルマ、3両ワンセットで1両扱いとうことは前に書きましたが、この低運転台側が「前位」、高運転台側が「後位」となってるんですね。ファン目線では高運転台側を前にした方が特急電車っぽくてかっこいいと思うのですが、振り子機構が高運転台の乗務員にどのような影響を与えるかは試験してみないとわからないということで、とりあえず低運転台側を公式的に「前」としたのかなぁ?などと思ってみるわけです。



サフ吹き済みの側板に内貼りと3×3ヒノキ材を貼って補強。


こういう裾絞り(カーブ)の強い車体の場合、補強材をどのように貼りますかとの質問をよく受けますが、私の場合は特に配慮せずそのまま貼っています。ただし接着剤は多めに盛って側板とのすき間に十分行き渡るように注意します。圧着する時もカーブが戻ってしまわないようにややソフトに。

あと、補強材が斜め上向きに取り付くので床板を受ける位置がわずかに高くなります。なので補強材を貼る位置は床板の厚みより薄くしておく必要があります。このサジ加減は計算で出せなくもないですが、私は“フィーリング係数”という換算表で決めています。え、どんな表かって?それは名前からくみ取っていただくしか・・・(爆)


前面をケガきます。水平方向にはゆるいカーブ、垂直方向には「スラントノーズ」形の傾斜がつくので、その分をまたまた“フィーリング係数”で割り増しして幅と高さを大きめに切り出しています。



窓を抜き、周囲にスペーサーを貼り込みます。上に見えているのが窓枠です。ライトケースの穴も開けておきます。取付面が前述のように平面ではないため、別に組み立てて差し込む方式としました。



車体を箱にします。Mc3より圧倒的に簡単よね~♪



両先頭車が箱になって、とりあえず折り返し地点まで来た感じかな?引き続き頑張ってまいりましょう。




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コメント (2)
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